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【極秘】バベル幻のオリカラ偽造!なんちゃってメッキカラー簡易作成法。

バベルとフォルテとピットで挑む!川越水上公園プールトラウト攻略計画シーズン3。
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エリアトラウト界隈で巻き起こる「オリカラ争奪戦」や「オリカラ論争」。

ビーノのスタンスはというと、
「たまに欲しいのには手を出すこともあるけど、
そんなに血眼になってまで毎回参戦しない。というかお金が持たない。
第一、使うルアーの種類絞ってるから参戦も少なめ」
という感じです。

が、中にはたまたまタイミングが合って買ったのが気に入っちゃった、
しかしロストしちゃうと補充が効かない。
ってこと、ありますよね?

さて、どうしたもんか・・・という、その後のお話です。

結論としては、作っちゃうしかない。
でも、例によって忠実に再現できるような技術はない。
欲しい要素だけを取り入れて、あとは・・・適当に。
なので丸パクリじゃないよ。売ったりしないから許してね。
・・・という方針です。

今回再現したかったのは、ありそうでなかった「バベルの裏シルバー」、
それも「ピカピカのクロームメッキっぽいシルバー」です。

では、詳細行ってみよう!

バベルのお気に入りカラー。それは裏クロームメッキ。

ビーノが気に入ってしまった補充困難のカラーというのは、
バベルの裏側がクローム系のメッキになったカラーです。

この系統のカラーって、普通のスプーンでは当たり前にあるんですけど、
バベルだと意外と無いんですよね。

元ネタは上州屋新狭山店さんのイベントで入手したオリカラ。(カラー名忘れた)

そのカラーは上州屋新狭山店さんのイベントの時に購入したこちらのバベルエースです。
しもきんさんから直接手渡していただきました。

肝心な裏面が写ってなくてごめんなさい。

しかも例によってカラー名は忘れてしまいました。

買ったときは、良い色だな~とは思いましたが、
ピンクとイエローの組み合わせという点で、
定番プロパーパラーの「ピンキー」と同じなので、
釣れ方にそこまで差が出るとは思ってもみませんでした。

なので、購入したのは0.7gのと1.1gの各1枚のみ。
予備はおろか、何故か「ゼロ」(0.4g)は購入しませんでした。
(理由は覚えていませんが、たぶん当時ピンキーの「ゼロ」は持っていて、
1.1gは持っていなかったからではないかと推測)

ところがどっこい、キモになるのはどっちかというとむしろ、
裏面のクロームメッキ系のシルバーだったのです。

小菅TGでも、川水プールでも効果を実感。

クロームメッキ系シルバーの威力を確信したのは小菅TGに行った時でした。

さあ問題です。甲斐サーモンは釣れたかい?小菅トラウトガーデン初釣戦 2022.12.16

初めて行った小菅で、ファーストフィッシュがフォルテ0.9gのブルーシルバー。

2匹目が今回、話題にしているバベルエースの新狭山店オリカラでした。

その後も他のカラーで食いが止まってもこのカラーに戻すとポツポツ釣れたことがあったので、
他のカラー、特にピンキーなどの表裏とも派手なカラーとは一線を画した効果があるのが実感できました。

川越水上公園でも、水が澄んでいたりドッピーカンで渋い時、
しかし地味なペレット系カラーではアピールが弱い時に、
このカラーに変えるとなんとかアタリを絞り出せたことが何度かありました。

頼り過ぎて、1.1gの方は流水プールの対岸にホームランして、
立ち入り禁止の対岸から帰れず、サヨナラしてしまいました。

しかし、そもそも何故メッキ系シルバーがいいのか?

もちろんいつでも裏シルバーが良いわけではありません。
小菅のようなクリアウォーターや、
プールでもシーズン当初のようにやや水が澄んでいて晴天ドッピーカンで派手過ぎるカラーを嫌う時なんかには良い(時が多い)ような気がします。

じゃあなぜそういう時にメッキ系シルバーが良いかというと、
キーになる考え方が伊藤雄大先生のこの言葉。

「シルバーの持つステルス性」

シルバーが鏡のように周りの景色を映し込み、ステルス系ナチュラルカラーとして機能します。


20 シルバー – VELVET ARTS Official Website | ベルベットアーツ公式ウェブサイト

シルバーって人間の目で見るとキラキラしていて、
ゴールドと同じハイアピールカラーに見えるじゃないですか。

確かに「光る」というのはアピールにもなるんですが、水中では鏡のように周囲の景色を写し込み、意外と水になじむという面があるのです。

ビーノはバス釣りでそれを実感していて、
特にクリアウオーターの晴天時に強い印象でした。
しかしただ馴染むだけでなく一瞬強く光を反射して、またすぐ馴染んでしまうという明滅がある。
なのでジャークするとロールが強く出るラトリンログの、
クロームブラックバックオレンジベリーとかは大好きなカラーでした。

そもそもスプーンの元祖って食事のスプーンを湖に落としたら鱒が食いついたっていう話なので、普通に考えてスプーンは銀色だった可能性が高いですよね。

小魚とかが水中を泳いでいるときって、やっぱり普段水や底の色になじんでいるのに、一瞬光ることでみつけられたりしますから、馴染む→光る→馴染むの明滅がすごく理に適っていると思うんですよね。
エリアの魚が小魚を食っているかどうかはともかく。

ビーノは従来、マジックとマニキュアでルアーを塗っていた。

話はさらに脱線しますが、ビーノはバス用ルアーを自分で塗っていました。
とは言ってもスプレーやエアブラシを使って本格的にやるわけじゃなく
(自分も子供たちも呼吸器弱いのでなるべく吸い込みたくない)、
マジックと100均のマニキュアを使って簡易的に色を付けるだけです。

しかしシルバーに関してはベースがシルバーなルアーがたくさんあるので、
わざわざ手間をかけて銀色にする必要性を感じていませんでした。

缶スプレーで銀色を塗るとどうなるか?

そんなわけで、バベルを銀色に塗るべく塗料を探したのですが、
どうも銀色の塗料を塗るだけじゃピカピカのメッキ風にはならないらしいんですよね。
銀色にはなるんですけど。
車のカラーでいうとサテンシルバーみたいな感じといえばいいのでしょうか?
それはそれで良い色なんですけど、今回のコンセプトである「ステルス性」の目的からは外れます。

ホームセンターで物色して、気になったのがこのスプレー。

「メッキ調」と書いてあります。
しかし本当にメッキっぽくなるんでしょうか?
まあまあのお値段するので、不安になります。


Amazonのレビューを見てみると、賛否両論です。

・意外とメッキらしくなった。
・剥がれる。
・メッキ調じゃなくてただの銀色。

買おうか迷ってTweetしたところ、
自塗りで有名なあの方からもコメントをいただきました。

「鏡面にはなりません」

はい、やっぱそうですよね。

台所用アルミテープ登場!

次に考えたのが、塗装を落として地金を出してピカールで磨くというもの。

しかし、それだと真鍮の地金は金色系になっちゃいますよね。
アルミ製のゼロ(エース0.4g、WZ0.55g)はアルミ製だから銀色かもしれないけれど、面積小さいから磨きづらそう・・・。

ん?待てよ?アルミは銀色か・・・。

迷っているうちにふと思いついた方法が、

「塗るのがダメなら貼る」

というもの。

家の中にありそうなものを探すと、ありました。

「台所用アルミテープ」

これ、もちろんメッキには及ばないものの、わりとピカピカです。
塗料じゃなく、本物の金属なので。
これならいけるんじゃないの?

ということで、早速貼ってみました。

アルミテープの貼り方

しかし、あるもテープといえども、
バベルという小さなルアーのくぼんだ内側に
きれいに貼れるものでしょうか?
不安はあります。

・・・ということは、
ブログにしたら需要があるかもしれないってことですね??

よし、人柱になろう!!

①アルミテープを少し大きめに切る

まずはアルミテープを切ります。
バベルの片面の面積よりも、少しだけ大きめに切るのがポイントです。

②貼り付ける

バベルの裏面に貼り付けます。

大きめに切れてないですね。これ、悪い例ですよ。

③切り抜く。

はみ出したアルミテープをハサミで切ります。

④余ったテープを折り返し、よくこすりつける。

はみ出した部分を折り返して爪とかで擦りつけ、エッジに密着させます。
もちろん裏面も擦りつけます。
バベルの裏面のくぼみに沿って、鉛筆のお尻や爪先でしっかり密着させます。

⑤リング用の穴を開ける。

スプリットリングを通す穴を開けます。

写真はペン先でやっていますが、このあとコーティング時に爪楊枝を使うので爪楊枝でやった方が良いと思います。

⑥バベルエースの場合は真ん中の穴も開ける。

バベルエースの場合には真ん中にも穴を開けます。

今度は爪楊枝を使ってますね。学習しました。

➆バベルエースの場合、穴をグリグリする。

バベルエースの穴の周りをグリグリして密着させます。

爪楊枝だけで難しければ、ドライバーやキリなどを使ってもいいです。

⑧トップコートを塗る。

このままでは剥がれてしまうので、何らかのコーティングが必要です。
お手軽にできる方法として、トップコート(クリアー)を塗りました。
100均のネイルコーナーで調達可能です。

トップコートが乾いたら、穴に幕が張っていないか確認して、
もし張っていたら穴を開けておきましょうね。
エースのキモが無くなっちゃいますからね。
でももしかしたら、穴がふさがっている方が良い場合も・・・?

アルミテープを貼るとこれぐらいのメッキ風になる。

右側が上州屋新狭山店で買ったメッキカラーのオリカラ。
真ん中がアルミテープを貼った状態。
左はアルミテープを貼った上からシルバーのマニキュアを塗った状態。

真ん中のアルミ仕様も、クロームほどの鏡面じゃないですけど、十分周囲の水色を写し込みそうじゃないですか??
左端のシルバーも、これはこれで釣れそうですね。

アルミは鱗の色素「グアニン」に近い?

そういえば昔々、若かりし頃の村田基さんが言っていました。

曰く、
「魚の鱗のギラギラはグアニンという色素。
アルミの光り方がグアニンに非常に近い」

この考え方を元に、メガバスはグアニウムカラーを発売し、
バスバブルに乗って大ヒットになったのです。

その村田さんも、大好きなルアーとしてバグリー・バッシンシャッドのクロームシルバーを挙げてたりしたので、
どっちが優れてるとかじゃなくて、要は違いを知って使い分けると効果的!
(と、思い込んで釣りをすることが楽しい)
・・・ってことですね。

インチキメッキシルバーの実際の効果は・・・?

さて、このアルミテープ製インチキメッキシルバーの効果はというと…

まだ試せてません。

いやもうね。
自分がいけないんですけどね。

実家の用事とか子供の行事とかが立て込んでいて、
その後釣りに行けてないんですよ。

エリアもオープンするし、バス釣りもハードルアーの釣りがしやすいし、
1年中で一番大好きな11月だっていうのに・・・。

読者様にお願い?

ということで、自分でイイ思いをする前に記事にしちゃったんですけど、
まあいつものくだらないこだわりを詰め込んだだけの自己満足でして、
実際の効果はきっとどうせ大したことないので、

くれぐれも皆さん、
ビーノより先に川越水上公園で試さないでくださいね。

あと、リツイートとかしないで下さいね

フリじゃないからねっ!

【実釣検証】バベルエースなんちゃって裏メッキカラーの威力は?放流前日川水90分勝負!@2023.11.16川越水上公園プールフィッシング

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