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【足元防寒】ワークマンのブーツ「ケベック」と動脈カイロがキモ?釣りの防寒・足元編。

バベルとフォルテとピットで挑む!川越水上公園プールトラウト攻略計画シーズン3。
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寒いのヤダ。冬の釣りに必須な防寒について考えてみるシリーズ。

冬ですね。
暖冬とはいえ、この季節、釣り場では本格的な防寒が必須。
しかもおっさんになったせいか、年々寒さに弱くなってきてる気がします。

長年釣りをしている釣り人の人なら、それぞれ防寒のノウハウを持っていると思いますが、
常に試行錯誤を続けて人のやり方を取り入れたり自分なりにアレンジしたり、
終わりが無いのも釣りと一緒。

ということで、ビーノの現時点での防寒システムをシェアしたいと思います。

が、全体を書き尽くすとまた膨大な量になりそうなので、
シリーズ化してパーツ別にちょっとずつ書いていきたいと思います。

第1回は、永年の課題に昨年一応の結論を出した、足元編。
では、行ってみましょう。

結論!ワークマンの防寒ブーツに中敷き、靴下2重、カイロは足首に貼る!

結論を先に書きます。

  • 靴はワークマンの防寒ブーツ「ケベック」。
  • 超極厚インソールを敷く。
  • 「動脈カイロ」は足首に貼る。
  • 靴下はヒートテック+光電子の二重履き。
  • ブーツのサイズは2〜3サイズ上を買う。

防寒は足元から。

人間の身体は体温という熱を発していますが、この熱は大半が下から逃げるらしいですね。
(と、どっかに書いてあった。数字は忘れました。)

足元から体温を奪われると、いわゆる底冷えという状態になって、非常に寒く感じます。

なので、防寒服も大事ですが、特にアウトドアの防寒において足元をどう守るかがとても重要になるのです。

ワークマンの防寒ブーツ「ケベック」なんと¥1900。安い!

世の中に優れた防寒ブーツは多数あると思いますが、昨年からビーノが履いているのがこれ。

後ろから見るとこれ。

ワークマンの防寒ブーツ、「ケベック」です。

FC362 防寒ブーツ ケベック | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)

毎年マイナーチェンジしているらしいので現在の物とは若干仕様が違うかもしれませんが、
基本は変わらないかと思います。

ビーノのはこれかな??
  ↓
FC112 防寒ブーツ ケベック | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)

基本的なスペックは4cm防水とか撥水加工とかあるんですけど、
そんなのはアテにしてはいけません。
このブーツのキモは、ズバリ「安いこと」。

聞いて驚け、たったの¥1,900なんです。

防寒ブーツって、トレッキングシューズとかと違って、さすがに普段履き兼用にはしないじゃないですか。雪国の人以外は。

ていうことは、そんなにお金かけたくないじゃないですか。
消耗品でいいくらいの感覚で買えるのがうれしいと思うのです。
兼業主夫としては。

超極厚フェルトインソール。底冷え対策に効果大。

ワークマンの防寒ブーツを履けば足元は完璧、冷え知らず!

・・・なんてことはありません。甘いです。これだけじゃ普通に冷えます。

いいですか、熱の大半は下から逃げるのです。
ていうか実際に冷えます。

そこで、防寒ブーツの中に、これを仕込みます。

「超極厚フェルトインソール」

インソールなら何でもいいわけじゃありません。
超極厚限定ですよ。是非上のリンクからチェックして下さい。

ビーノが最初にこれを見つけたのは、防寒ブーツ用ではなく、フロボで使うウェーダー用でした。

最近こそ釣りはトラウトが多いですが、ビーノは元はバサーです。
ここ8年ぐらいは川でフロボを出して釣りをすることが多かったです。
(交通費が安いから)

真冬でもフロボで釣りするんですが、フロボって船底に全く空気層が無くて、
他のボート以上に足場のすぐ下が船体を隔てて直、冷たい水なんですよ。
なので、超底冷えするんです。

しかも。
フロボの上げ下ろしの際、足場が悪いのでビーノはヒップウエーダーを履いているのですが、
これがまた冷たいんですよ。
ウエーダーの長靴部分ってゴムじゃないですか。
ゴムって暑い時は超熱くなるし、寒い時は超冷たいんですよね。
(ネオプレーン製とかの高いやつは別ですよ。ゴムとPVCでできた安いやつの話です)

つまり、超冷たいゴムのウエーダーと足元、直・水のフロボなので、超冷え冷えなんです。

なのでせめてインソールだけでも厚いのを敷いて足元を断熱しようと。
そういうわけですね。

そういうわけでホームセンターや作業着屋さん数軒を回って見つけてきたのがこのインソール。

並のインソールとは厚さが違いますからね。

フロボにウェーダーの場合はホントに底冷えするので、この超極厚インソールを2枚敷いていました。
フロボの上げ下ろしでハードに使うとへたるしね。
管釣りやレンタルボートの場合は1枚でいいと思いますが、超寒がりの場合は2枚敷きも有りです。
ただし後で詳しく書きますがブーツのサイズに注意です。

「動脈カイロ」は足首を覆うように貼る。もちろんレギュラーサイズ。

寒さ対策として使い捨てカイロを使ってる方は多いと思いますが、
どの位置に貼っていますでしょうか?

ミニタイプを爪先に入れている人が多いんじゃないでしょうか?

それだと、確かに1番冷える指先を直接温められる気がしますが、デメリットもあります。

  • 足先がゴワゴワして歩きづらい。
  • ミニサイズしか貼れないので発熱量が足りない。
  • カイロの発熱に必要な酸素が不足しがち(な気がする)。
  • 指先や足底にスペースがなくなる分、血行を阻害しやすい。

血行というのは足元の防寒で忘れがちですが重要なポイントだと思います。
どれぐらい重要かというと、結構重要です。けっこう・・・。

カイロの話に戻ると、足先ではなくちょっと上の、
血管が脈打つところに貼るのが効果的です。
だから「動脈カイロ」

末梢の指先を直接局所的に温めるのではなく、
中枢寄り(血液の上流)の動脈が体表面に近いところを温めることで、
指先に常に温かい血液を供給する
という理屈です。

ビーノの場合は、レギュラーサイズを使い、足首を後ろから覆うように貼ります。
こんな感じです。

位置はくるぶしの近く、特に内果(内くるぶし)の下側を触ってみると、
ドクドクと脈打つ血管がありますね。
つまり動脈が体表に近いところを通っているので、ここを温めるのが効果的です。

なので内くるぶし(内果)のところだけに貼っても良いのですが、なんか収まりが悪いのと、
外くるぶし(外果)の下にも動脈はあるので、この形がちょうど良いんではないかと。
内果だけに。…憶えましたね。

靴下2重履き。ヒートテックと光電子。

さて、貼るカイロは直接肌に貼ってはいけません。低温やけどの原因になります。

ちなみにドライアイスとかを触って低温やけど〜とかいう人がいますがあれは低温やけどとはいいません。あれは熱傷ではなく凍傷です。凍傷は低温なのは当たり前なんやけど〜。

もとい、貼るカイロは必ず肌着の上から貼るということで、ヒートテックの靴下の上から貼ります。

何故ヒートテックかというと、暖かい割に安く、入手しやすいから。

貼るカイロは剥がすときにどうしても肌着の繊維を一緒に剥がしちゃうじゃないですか。
なので、防寒用のちゃんとした靴下に貼るのはもったいないのです。
ヒートテックぐらいなら、ドケチなコスパにうるさいビーノでも消耗品として割り切れるので。

このヒートテックをはじめとした発熱系繊維の肌着、大人気の冬の定番商品ですが、ビーノはあまり好きじゃありません。
詳しくは肌着編で書きますが、例外が靴下です。
靴下は冬のアウトドアではよっぽどのことがない限り暑くなりすぎることはないのと、
釣りレベルの運動量では汗冷えの心配もしなくていいからです。

フリーノット光電子。オーバーサイズの靴下をカイロの上に履く。

さて、ここまででもまぁまぁあったかいと思いますが、真冬の場合、さらに1枚、オーバーソックスを重ねます。大きめサイズの暖か系ソックスなら何でも良いのですが、ビーノの場合はフリーノット光電子の靴下を履いています。

ここまで履くと普段履きの靴では入らないので、現場に着いてから履くことになります。

忘れないように、手袋やネックウォーマーや予備のカイロと一緒に予めエコバッグとかに詰めています。

カイロは貼ってから暖かくなるまで時間がかかるので、朝起きて着替えたら開封して貼って来た方が良いですね。

防寒ブーツはサイズ選びがキモ。2〜3サイズ上を選ぶ。

これが足元の防寒、最大のキモです。

ブーツは2〜3サイズ上を選びましょう。

よく「大きめを買いましょう」とは言われますが、具体的に言わないと参考にならないじゃないですか。ここまでの防寒対策を詰め込むと、1サイズ上ではとても足りないです。

また、「厚めの靴下を履いて試着しましょう」とも言われますが、
貼るカイロも貼ってインソールも持参して試着するのはまず無理です。
インソールは靴が決まらないとカットできないですしね。

ビーノの場合、普段の靴が25.5cm。ナオトインティライミさんと一緒です。

ワークマンのブーツを試着するとMでも余裕がありましたが、買ったのはL L。
それでも靴下2重、足首にカイロ、極厚インソールを入れるとピッタリになります。

末梢の防寒に超重要なのが「血流を妨げないこと」なので、ピッタリサイズよりも余裕があった方がいいと考えると、本当は3サイズ上の3 Lがベストだったと思います。

もしインソールを2重にするなら、4サイズ上でも良いかもしれません。

ここでワークマンの防寒ブーツのメリットが生きてきます。

サイズ展開が豊富だから、オーバーサイズが選びやすい。
ライアンナップとしては4Lまであるようです。
(足そのものが大きい人はごめんなさい。インソールや靴下で調整してください。)

そして、安いからこそ、思い切った大きめサイズが買えるのです。
万単位するようなまともなアウトドアブランドのブーツだったら、
「ハイキングにも使いたい」「普段履きにもしたい」とか、
欲が出て汎用性のあるサイズを買いたくなっちゃうじゃないですか?

(ビーノだけ?)

安いから、釣り専用にできるし、何ならベストフィットするまで買い替えも可能なのが最高のメリットだと思うのです。

逆に言えば、いくらでもお金が使える人なら、
別にワークマンじゃなくてもモンベルでもノースフェイスでもダイワでもラパラでも、
好きなの選べば問題ない訳です。

履いたことないけどこれとか良さそうじゃないですか?防水だし。

追記:スポーツ用品店に置いてあったので試着してみました。

いや、足入れてみただけで違いが分かりますよ。
ソールがめっちゃしっかりしていて、
これならたくさん歩いても釣りしてても疲れないな、ってすぐ分かります。

値段10倍出せる人は是非買ってください。
出せない人には、ワークマンです。

ブーツの上からスノーガードをかぶせる。

おまけですが、防寒には体温で暖まった空気を逃がさないことも重要で、それは足元にも言えます。

なので、防寒ブーツと動脈カイロと靴下とインソールで足元を固めたら、
あとはオーバーパンツとの間に隙間を作らないこと。

防寒オーバーパンツの裾にスノーガードが付いていれば、ブーツの上からしっかり被せてあげましょう。無ければ、パンツの裾のゴムで押さえて、空気が漏れる隙間を無くしましょう。
よく言われますね。ゴムは最初から使いましょう。
きも・・・寒くなってからではなくて。

ワークマンの防寒ブーツの弱点、雨に弱い。

デメリットを挙げるなら、雨に対してはあまり強くないこと。

といっても底から4cm防水、上は撥水加工なので、標準的な機能は備えています。
雪とか小雨ぐらいは対応できます。でもしっかり雨だと、染みてしまいます。

その場合はゴアテックス等の防水素材を使用したブーツが必要になる訳ですが、
そうすると2万円前後はするので、冬専用にオーバーサイズを買うのは厳しくなりますね。
(ビーノの場合。お金のある人は是非購入して経済を回して下さい)

なので、冬場の雨の時はこの足元防寒対策は使えないという弱点があるのです。
雪なら問題ないので、山間の標高の高い釣り場ならだいたい使用可能。
川水や朝霞、彩の国など平地のエリアで天気の悪い時が問題ですね。
そういう時は念のため行き帰りは防水のトレッキングブーツで行きましょう。

あともう一つ、ガチの寒冷地用として使うには滑り止め機能は弱いです。
そういう地域で長距離歩くなら、スパイク付きのスノトレを選びましょう。
管釣りやレンタルボートぐらいであれば問題ないと思います。

さらに追記です。
使い込んでみて分かってきましたが、やっぱり安いだけあって、ソールは薄いです。
ソールが薄いということは、長い距離を歩いたり、長時間立って釣りをしていると、
しっかりしたソールのブーツと比べると、やっぱり疲労感に差が出ます。

ビーノの場合ライフスタイル的に川水3時間券とかの短時間釣行が多いので、そんなに気にならなかったんですけれど、最近妻の精神状態が比較的安定していて早朝出撃許可がもらいやすいので、半日から丸1日やれる日がちらほら出てくると、背筋がバキバキに張ることがあって。
その原因は自分の体感の筋力がそれだけ落ちているってことなんですけど、
長時間やれる人で装備にお金がかけられるなら、
やっぱりノースフェイスとかモンベルのちゃんとした防寒ブーツ買った方が幸せになれると思いますよ。

まとめ。全ての対策を実施するために、オーパーサイズのブーツがキモ。

まとめです。

冬の釣りで水に濡れない前提の釣り、
例えば管釣り、オカッパリやレンタルボートのバス釣り、ボートワカサギあたりであれば、
ワークマンの防寒ブーツ「ケベック」はコスパ最強です。

また、底冷え防止のために、「極厚フェルトインソール」がオススメです。

カイロは「動脈カイロ」方式で、足首を覆うように貼ります。
特に内くるぶしの下の脈打つところをカバーしましょう。

靴下はサイズ的に可能なら2重履きがオススメ。
消耗を考えてヒートテックの上にカイロを貼り、その上に遠赤入りのフリーノット光電子がオススメ。

そして大切なのは、これらの対策を行うためには、ブーツのサイズに余裕がある必要があります。
最低2サイズ、できれば3サイズ上を買うのがオススメです。

ですがぶっちゃけ、お金がある人は防水防寒の一流メーカー製ブーツを買った方がいいかもよ。

ダイワ製ならノースフェイスよりは安いし。

という、身も蓋もないオチでした。




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