釣り好き兼業主夫で2児の父ちゃんであるビーノが、
首都圏から一番近い離島の一つである伊豆大島で、
夏休みの家族旅行&ファミリーフィッシングを満喫する野望をかなえるこのシリーズ。
行ってみて困ったポイントごとにまとめていますが、
今回のテーマは
「現地の足」
具体的には、路線バスとレンタカーについて、体験から分かったことをシェアしたいと思います。
では、いってみよう!
自車持ち込み不能。現地の足が不可欠。
離島である伊豆大島で観光&ファミリーフィッシングを楽しむにあたって、
もっとも考えておかなければいけないのが、島内の交通手段。
伊豆大島に行く船は客船のみでカーフェリーが無いので、
現地での足はバスかレンタカーが必須です。
しかしどちらも若干癖があり、首都圏の感覚でいると思う通りには行きません。
東京都内なのに、異文化圏なのです。
だから面白いんですけど。
ということで、島内の交通手段についてビーノがぶち当たった壁と、
調べた結果についてシェアしたいと思います。
路線バス、レンタカー、レンタル自転車?
フェリーで自家用車を持ち込むことが出来ない伊豆大島では、
島内の交通手段として路線バスかレンタカーが必須です。
他にもタクシーやレンタサイクルという手もありますが、
家族連れで坂が多く荷物も多いことを考えると使い勝手は良くないと思います。
ということで、それぞれの注意点をざっくり詳しく見ていきます。
路線バスの落とし穴!SuicaやPASMOは使えない!
大島の路線バスといったら「大島バス」です。
・・・・そのまんまや。
この大島バスですが、島内の貴重な公共交通手段なのですが、重大な注意点があります。
それは、
SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーが使えない!
・・・ということ。
これを知らないで行ってしまうと、かなりヤヴァイことになります。
だって、今時の人って、財布に現金あんまり入れて歩かないじゃないですか。
基本、ほとんどの支払いをコード決済かカードで払っちゃうから、
スマホとクレジットカードがあれば、
現金はせいぜい千円札1~2枚と小銭ぐらいで事足りちゃうんですよね。
さすがに離島の観光にそれで行くことはないと思いますが、
もし現金が必要になったら、コンビニに行ってATMでおろしてくればいいって思いますよね。
それも危険なんです。
なんと、島内にはコンビニが無いんです。
いいですか?
コンビニが24時間開いてないんじゃないですよ?
コンビニ自体が1店舗もないのです。
配送ルートの関係なんでしょうか?知らんけど。
なので、お金を下ろせないです。
・・・というわけじゃありません。
本来お金を下ろす時にどこに行けばいいんでしたっけ?
・・・間違えました。
そう、銀行や郵便局ですね。
銀行や郵便局は島内にもあるので、安心してください。
履いてますから~!
・・・じゃなくて。
ただし、本土の感覚だと、ATMぐらい駅構内、島なら港の中とかにあっても良いと思うじゃないですか。
意外と無いのですよ。
ちょっと離れた役場の近くとかにあったりします。
そもそも交通手段がないっていう話をしているのに、銀行まで10分も15分も歩いてられますか?
しかも普通の営業カレンダー通りですからね。土日にかかってたりすると、リアルにピンチですから、マジで気をつけましょうね。特に自分。
大島バスでPayPayが使えるようになった!
2024年最新情報です!
大島バスでPayPayが使えるようになったそうです。
詳しくはこちらのリンクをクリックしてみて下さい。
↓
kokuchi250.pdf (oshima-bus.com)
・・・全然詳しくないんですけど。
さすが大島です。
しかし使えることは間違いないです。
まさか下車時にQRコード読み込んで主導で金額入力して・・・とかじゃないとは思うんですけど。
とにかく小銭持っていないと移動できない問題からは解放されるかな?
しかし子供連れの場合、スマホ持ってない小学生とかはどうなるんだろう??
早朝、岡田港に着いたら、元町港へバスで移動。
東京竹芝発の大型客船夜行便は、早朝5:00に大島に着きます。
なので、到着してからどう動くのか、考えておかないとしばらく身動きが取れなくなてしまいます。
そして大島独特のルールがここでも発動します。
「到着港が季節や天候で左右される」
つまり、元町港か岡田港、どちらの港に着くのか、当日まで分からないのです。
港の近くに宿を取っておいたとしても、到着港が違えば徒歩で宿まで行くことはほぼ不可能です。
(大人のみでトレッキングするつもりならアリですが、
家族旅行兼ファミリーフィッシングで子連れで大荷物を持っている想定ですので)
レンタカー利用であれば港まで配車してくれる場合もありますし、
そもそも両方の港の前に支店のある業者さんもありますが、
諸事情でレンタカーが借りられていない場合。
まずは路線バスで移動する必要があります。
※ 諸事情についてはレンタカーの項をご参照ください。
幸い、大島バスは到着便に合わせた時刻に港間の早朝便を運航してくれています。
時刻表はこちら。
20240529_jikoku.pdf (oshima-bus.com)
今回は元町港近くに宿をとっていたのですが到着は岡田港だったので、
岡田から元町にバスで移動しました。
しかし到着は早朝。
着いていきなり宿に入る訳にはいけません。かと言って早朝からやっている飲食店も無く、朝から子連れでポツンと屋外にただたたずんでいるのも…。
そんな時に頼りになるのが、こちら
「御神火温泉」
元町にあるいわゆる日帰り温泉施設ですが、大型客船の到着に合わせて早朝からやっているのです。
そして有難いことに、モーニングセットが食べられます。
まぁ選択肢はありませんが、休憩所を使わせてもらっているのです、贅沢は言えません。
レンタカーが便利!しかし注意点も!
早朝到着時のドタバタだけでも、伊豆大島の現地の足としてはバスよりもレンタカーが便利なのは想像できますよね。
しかし実際に借りてみようとして初めて直面した落とし穴がいくつもあったので、ここでシェアしたいと思います。皆さんが同じ穴に落ちないように!
レンタカーの落とし穴①予約が取れない?とにかく早く予約すべし!
①とにかく早く予約すべし!
伊豆大島ではレンタカーの台数が意外と少なく、観光のハイシーズンだと足りなくなります。
「宿より先にレンタカーの予約がいっぱいになる」
らしいです。
ビーノも何軒も当たってなかなか取れずに苦労しました。
なので、旅行の日程が決まったら、宿や船・飛行機の手配も大事ですがすぐにレンタカーも押さえた方が良いです。
宿で紹介してもらった伊豆大島のレンタカー屋さんをシェアします。
中には穴場のお店もあるので、大手で取れなかった時はダメ元で電話してみると良いと思います。
大島の中では、メジャーなお店
まずは全国チェーンのトヨタレンタカーや地元で有名な老舗の業者さん。
このあたりは各サイトで紹介されているので安心感はありますが、
何でもそうですけど予約は大手から埋まっていきます。
トヨタレンタカー 04992-2-2844
大島町のレンタカー予約【公式】トヨタレンタカーの店舗一覧 (toyota.co.jp)
伊豆大島レンタカー 04992-2-2691
伊豆大島レンタカー (biglobe.ne.jp)
JSレンタカー 04992-7-5255
JSオートレンタカー 伊豆大島で1番お得なレンタカー (jsautorentacar.com)
戸井商店 070-2158-4093 ←山頂レンタサイクルもこのお店です。
伊豆大島 レンタカー・レンタサイクル戸井商店 貸自転車とレンタカーのお店 (amebaownd.com)
モービルレンタカー 04992-2-5454
モービルレンタカー大島店 | 伊豆大島・八丈島のモービルレンタカー (mobil-rentacar.com)
穴場的なレンタカー屋さん
次にあまりメジャーではない穴場的なお店です。
大手観光サイトでは紹介されていなかったり、ホームページを持っていなかったり、
本業は別のことをしていて、代理店としてレンタカーを兼業しているというお店もあります。
大手が満車でも予約が取れる場合があるので当たってみると良いと思います。
元町レンタカー 04992-2-3172 090-3218-8508
小坂レンタカー 04992-4-0231 090-2473-7748
57レンタカー 080-4097-5557
57レンタカー | 大島レンタカー (armage-r57.jp)
最後の57レンタカーさんが、今回ビーノ一家がお世話になった業者さんです。
このお店、実は焼肉屋さんです。
しかもラーメン屋さんと店舗をシェアしています。
なので、契約手続きと返却の時にはラーメン&焼き肉屋さんの仕込み中の店内にお邪魔しました。
本土では考えられないシチュエーションですよね。
何故そんなお店がレンタカー業者をしているかというと、八丈島に本社があるレンタカー会社が、
大島に支店を出したいというので声を掛けられて代理店を始めたそうです。
ですが、店主の方はとても親切で実直な方なので、洗練されたマニュアル通りのサービスは望めませんが、
島の雰囲気を感じたい人には向いているかと思います。
レンタカーの落とし穴②釣りに使用禁止!釣り具積載禁止?釣り専用車がある?
レンタカーを借りる時に注意しなければいけない落とし穴その②が、
基本的に
「釣りに使うのは禁止」
の業者が多いこと。
ええぇ~~ッ!!
・・・ですよね。釣り人としては。
さらに、「釣具の積載そのものが禁止」とか、
「釣り竿を持ってきたお客様には貸出しできません」とか、
業者によって細かい規定があるようです。
理由としては、釣り餌の臭いがついてしまって、次のお客さんに貸せなくなってしまうからということです。もし万一釣りに使用して臭いがついてしまった場合、休業補償として十数万円請求されるそうです。
言われてみればごもっともなんですけど、釣り人としては・・・
え?詰んでるじゃん?
と、思いますよね。
ただし、釣りの臭いがついても構わない「釣り専用車」を用意している業者さんもあります。
また、ビーノが借りた業者さんは、釣り専用車は用意していないものの、
「餌や魚の臭いがつかなければ行き帰りに釣り竿を積んでくるぐらいはOK」だそうです。
とにかくトラブル防止のためには事前の確認がマストです。
港の近くに泊り、釣りは徒歩でする。レンタカーは観光に使うという選択。
なので、これらを踏まえて家族旅行兼ファミリーフィッシングを企てている釣り好きパパにとって、
考えられる対策は、以下の3つではないでしょうか。
① 釣り専用車を借りる。
② 餌、コマセを使わずルアーのみ。クーラーボックス等は厳重管理する。
③ 港のすぐそばに宿を取り、釣りは徒歩で行く。レンタカーは島内観光のみに使用する。
今回ビーノがとった戦略が、③でした。
業者によって許容範囲が違うので、いずれも電話かメールで事前に確認しましょう。
昨年とは規定が変わっていたということもあり得るので、
行ってからお互いに困らないように事前のコミュニケーションが大事ですね。
そもそも家族旅行で車に釣り具まで乗せられる?
ところで家族旅行ということは3~4人以上の乗車が前提だと思うのですが。
伊豆大島で借りられるレンタカーは、軽自動車がメインになります。
というか、島内で走っている車は、圧倒的に軽が多いです。
この理由はいくつか考えられますが、
- 島内周回道路から一歩路地に入ると道幅の狭いクネクネした坂道が多く、
小回りの利く軽が有利なこと。 - 本土からの交通にカーフェリーが無く、貨物扱いで車の運搬コストがかかること。
- 常に外海の濃い塩分を含んだ潮風にさらされており、本土に比べて耐用年数が短いこと。
等が挙げられるのではないでしょうか。
・・・そんなことはどうでもいいですか、はい。
何が言いたいかというと、
軽自動車に家族4人フル乗車して宿泊&海水浴グッズを載せたら、
釣り具やクーラーボックスまで載せるスペース無いんじゃないの?
ってことです。
もちろんワゴン車ならその限りではないんですけどね。
なのでやっぱり、釣り専用車を借りるのでなければ、
割り切ってレンタカーは観光のみに使用し、釣りは徒歩で行く。
そのためにも釣り場(港)から徒歩圏に宿をとる。
荷物満載の行き帰りはレンタカーには期待せず、
自力でバスに乗るか、宿またはレンタカー業者さんに港まで送ってもらう。
というのがオススメではないかと。
※伊豆大島は風向きによって出帆港が元町港か岡田港で変わるため、
港近くに宿を取っていても行き帰りの港までの足を考えておく必要があります。
ビーノ一家は行きは路線バス、帰りはレンタカー屋さんに車で岡田港まで送ってもらいました。
57レンタカーさんの送迎車はステップワゴンなので家族4人+運転の店主、荷物全部積んでも余裕でした。
まとめ。レンタカーは「釣り専用車を借りる」か「釣りは徒歩で行く」の2択
ということで、
レンタカーの落とし穴と対策について確認してきました。
- レンタカーは、予約が早く埋まるので早めに動く。
- 穴場の業者さん要チェック。57レンタカーさんお勧め。
- 釣りに使うなら釣り専用車。
- もしくはレンタカーは観光のみに使用し、釣りは徒歩で行く。
- そのためにもなるべく港から近い宿をとる。
そんなところでしょうか。
昨年、このシリーズを書いているうちに夏休みが終わってしまい、
需要のある夏休み前に公開しようと1年弱温めておいたのですが。
気がついたらもう夏休みですね。レンタカー取るにはちょっと遅い。
何事も、温めすぎには御用心ですね。
赤外線センサーとインバーター連続運転、加熱制御プログラムだそうです。
高価なオーブンレンジ買っても意外とオーブン機能使わなかったりするし、
(オーブン使っちゃうと冷めるまでしばらくレンジ機能使えなくなるのが痛いから)
単機能の電子レンジでハイパワーでセンサーの優れたものがあればいいのにって前から思ってました。
あれ、何の記事でしたっけ??
伊豆大島で夢のファミリーフィッシングの野望!家族旅行との両立は可能なのか?①伊豆大島の魅力編。
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