結論?未だ出せず。永年の悩み、手先の防寒問題。
冬の釣り永遠のテーマであり、釣りブロガーなら必ず書きたくなる(ビーノ比)、
「釣りの防寒」。
前回嬉しい反響をいただきました足元編に味をしめて。
【足元防寒】ワークマンのブーツ「ケベック」と動脈カイロがキモ?釣りの防寒・足元編。
・・・という訳ではなく。
当初から「書き切れないからシリーズ化します」と宣言しておいたので、
書かなきゃならない状態に追い込まれてというか自分で追い込んでいるのですが。
流れからいくと、足元の次は手ですよね。
ところがこの手の防寒、永年試行錯誤していて、未だ納得いく方法を確立していないんですよ。
なので、これまでの紆余曲折を軽く踏まえつつ、現時点で試していることをシェアします。

ビーノのこれまでの手袋遍歴。
かつてはビーノも人並みに釣り用の指先カットグローブとか使っていたこともあります。
上州屋で買ったなんかよく分からないメーカーの3本指カットグローブや、
モンベルのネオプレーンの超暖かそうな指先が出せるコンバーチブル式?グローブ。
そして今は亡きPOPEYEの5本指グローブ。
当時評判がよかったノリーズのグローブを注文したら行き違いで在庫がなくなり買えなかったこともあり。
ホームセンターの作業用手袋の指を自分でカットしたりもしました。
でもこれらみんな、一長一短あって納得いかなかったんですよね。
くだわり=くだらないこだわりなので。

指先コンバーチブル手袋は繊細な操作に向かない。
モンベルのネオプレーン製で分厚い手袋。名前は忘れました。写真もありません。

結構あったかかったんですけど、釣りに使うには掌部分が分厚くて、
微妙なアタリを取るとか難しい感じでした。
しかも、指先は確かに出せるんですけど、
第一関節より先ぐらいまでのホントの指先しか出せないので、
ライン結ぶ時に輪っかを関節に引っかけて・・・とか無理でした。
さらに、指先部分をめくった後にマジックテープがついていて、ラインとかガッツリ絡まるので、どう考えても釣りには向かない代物でした。

ビーノはけっこうモンベラーでモンベル製品は信頼しているんですけど、
全てが良いわけじゃない、というか目的に合ったものじゃなきゃダメだというのを学んだ商品でした。
指先カットグローブは指先の感覚が研ぎ澄まされて超冷たい。
POPEYEの5本指グローブは結構好きで、この中では一番使った方です。

なんか、変形してますね。
着用イメージはこんな感じです。


5本とも指がカットされているので、
指の長さを気にせず掌にぴったりサイズを選ぶことができるため、
フィット感は一番よかったと思います。
たぶん20年以上前の製品ですが、今でも手元にあります。
ということは、買った頃はビーノも若かったんですね。
あれから25年。
ビーノもすっかり中高年の皆さんになり、
やせ形のせいか見た目はそこまでおっさんぽくはないけれど、
中身はすっかり年齢相応に歳を取っており、末端が冷えるんですよ。

そして、指先カット手袋して釣りしてると異常に指先が冷たく感じるのって、ビーノだけですか??
指先出してるんだから冷たいの当たり前でしょっていうのは机上の空論。
今言ってるのはそういう話ではなく、素手の時よりも冷たく感じるってことです。

多分これって、掌など手袋に入っている冷えていない部分との対比で、
指先部分が冷たいことにより意識が行ってしまい、
より冷たさを感じてしまうということなのではないかと。
心理学で何か言い方があったような気がしますが、よく忘れました。

最初に浮かんだ例が、目が見えない人の指先などの感覚が鋭くなるという話だったんですけど、
調べてみると全然メカニズムが違いますね。
「目が見えなくなると触覚が鋭敏になる」メカニズムを解明 (jst.go.jp)
ホームセンターで1000円ぐらいで買ってきた作業用手袋を3本カットしてみたりもしました。
これもなかなか悪くなかったのですが、厳寒期には同じように指先が超冷たく感じてしまい、
耐えられませんでした。


カットした部分がほつれっぱなしですね。
これ、縫っていないのは折り返しを作るとどうしても指に当たってグリップに影響が出るから、わざとそのままにしているんです。
¥1000だから、限界を超えたら毎年買い換えればいいという作戦です。
当時は某ショップのジャーキング道場に入門して修行の真っ最中で、
微妙なグリップ感にこだわっていたのです。
それには、ポパイの5本カットグローブでは掌が分厚すぎたんです。
結局買い換えないまま何年も使っていたのは、ビーノらしいというか…。

指先カット手袋+ディスポ手袋。破れるし細糸は扱いにくい。
これは確か日本バスプロ界のレジェンド、
今江克隆プロが紹介していた方法だったんじゃないかと思いますが、
「指先カット手袋は指先が冷たくなるので、下にディスポーザブル手袋をする」
という方法です。


これやってみると、最初は悪くないような気がするのですが、
やっぱりラインを結ぶなどの細かい作業はやりづらい。
バスのハードベイト用で20lbラインなら問題ないんですけど、
エリアトラウト用の3lb以下、0.2号とかの細糸を扱うのは無理でした。
(アラフィフのビーノには。若い頃ならできた…のか?)
じゃあライン結ぶ時だけ脱げばいいかというと、
脱いだ時にディスポの手袋がめくれて裏返るので再装着が超めんどくさいんですよ。
魚釣ると穴開くし。
魚釣ったりライン結び直すたびに手袋変えればいい・・・って、
そんなコストかけてられませんって、庶民には。
風で飛ばされたらゴミになるし。

動脈カイロを最大限活かしてみる。
流行りの最新防寒アイテムも気になるんですけど、
すぐに手に入るわけじゃないし。
こういうものは、試着出来ないと躊躇しちゃうんですよね~。
だって、苦労して入手してもフィット感が合わなくて使わないなんて嫌じゃないですか。
なので、そんな貧乏性の釣り好き兼業主夫ビーノが贈る防寒法!
今すぐ入手可能な素材で動脈カイロをいろいろ試しているので紹介します。

動脈カイロとは?
冬場、屋外や寒い場所で活動する人にとっては必需品といっていい、使い捨てカイロ。
鉄が酸化するときに出る熱を活用する、シンプルで確実な方法ですね。
まさに活動と酸化ですね。

流して下さい。
この使い捨てカイロ、いつからか肌着などに貼って使う「貼るカイロ」が主流になってきました。
ビーノが「動脈カイロ」と呼んでいるのは、
この貼るカイロを暖めたい部分(末梢)に貼って直接局所的に温めるのではなく、
中枢寄り(血液の上流)の動脈が体表面に近いところを温めることで、
指先に常に温かい血液を供給するという理屈です。
【足元防寒】ワークマンのブーツ「ケベック」と動脈カイロがキモ?釣りの防寒・足元編。
手首の橈骨動脈を温めたい。
動脈カイロは動脈が体表面に近い、
つまり血管が脈打つところに貼るのが効果的です。
手首の場合は橈骨動脈といって、手首の内側、親指側にドクドクと脈打つ血管がありますね。
脈をとる時に押さえるところです。
指先を温めるために一番近い動脈であるこの橈骨動脈を真上から温めたいのですが、
これが意外と難しいのです。
その理由を何点か挙げることで対策を考えたいと思います。

貼るカイロは何かに貼る必要がある。
当たり前ですが、貼るカイロは何かに貼らないと固定できません。
肌に直接貼ると低温やけどになりますからね。
そのため、ちょうど狙った位置に貼る対象がないと意味がなくなってしまいます。
動脈から離れた動脈カイロは、ただのカイロなのです。

手袋は手首までカバーしていない。
手袋に貼ることも考えましたが、釣り用手袋は、ふつう、手首までしかありません。
橈骨動脈の一番体表に近いところは、惜しくもそのちょこっと下というか、中枢側にあります。
カイロを貼れないことはないけれど、ガッツリはみ出してしまいます。
袖口は届かない上に、動く。
じゃあ服の袖に貼ったらいいと思いますよね。
もちろんやってみました。
肌着やミッドレイヤ-の袖に貼ろうとすると、
ちょっと短いというか、今度は中枢に寄り過ぎなのです。
上着の袖なら長さは足りますが、遊びが多くて狙った位置から動いてしまうし、
そもそも動脈との間に肌着やミッドレイヤーの袖が邪魔して遠くなってしまいます。
動脈カイロを活かすにはダイソーの手首用サポーター
さて、現在ビーノが実行している手の防寒法が、
ダイソーの手首サポーターに貼るカイロを貼る方法。
防風性、保温性は最新の防寒グローブに劣りますが、
最小限のコストと最強の入手性で動脈カイロが機能するので紹介します。

貼るカイロ以外に必要なアイテムはダイソーで購入可能。
まずは親指が出せるタイプの手首用サポーター。

遠赤外線で暖かい。のかな?
実際に装着するとこんな感じです。


そして、橈骨動脈の上に貼るカイロを貼った上から、

円筒形のサポーターで押さえます。

こうすることでカイロの密着効果が上がるとともに、不快なズレが無くなります。

これでバッチリ。
実際の釣り場では、この上に上着の袖を被せます。


中間着(ミッドレイヤー)の袖も被せてもいいですが、
だいたいそこまで長くないことが多いので、上着だけでも。
カフスで押さえることでカイロがしっかり密着します。
これ意外と重要だと思います。
動脈云々以前に、まずは常時身体に接触していることが大事ですからね。
ちなみにアウターシェルはモンベルのパウダーホップパーカー(旧モデル)です。
追記:手首用の動脈カイロは貼るカイロのミニサイズ。
足首に貼るカイロはレギュラーサイズを推奨しましたが、手首に貼るカイロのサイズはどちらがいいのでしょうか?
当然、レギュラーサイズの方が発熱量が多く、持続時間も長い。
一方、ミニの方が軽く、自然な動きを妨げないのではないか。
検証してみました。
結果。
こちらがミニサイズ。これでも結構大きく感じますね。


次がレギュラーサイズ。

もう、見るからに無理がありますよね。
関節の自然な動きを妨げないかって??いや既にこの状態で妨げてるでしょ。
中に入ってるのって、ほぼ砂鉄ですからね。
ほとんどギプスでしょ。
本当は片手にミニ、片手のレギュラーを貼って半日釣りをして検証するつもりだったのですが、
もうこの時点でゲームセットです。
これした状態でロッドの繊細な操作なんて、無理です。
キャスティングもアクションもフッキングも、手首動かさずにやらなきゃですよ。
ということで、動脈カイロには、貼るカイロのミニサイズを使いましょう。
動脈カイロ×手首サポーターのメリットと使用感。
手首サポーターのメリットをまとめます。
①橈骨動脈の真上に固定できる。
②体表面に密着させられる。
③好みの手甲グローブと併用できる。
③コスパと入手性最高。
なんといってもダイソーで入手できますからね。
実際の釣りでテストした結果を一言でいうと、
「そんなには冷たくない」
指先カットグローブと比べれば、
指先の感覚だけが鋭敏になって異常に冷たく感じて耐えられない、
ということはありませんでした。
かといって、超ポカポカで全然冷たくな〜い!
・・・ってほどでもありませんでした。
まぁ寒さ冷たさの感覚って非常に個人差が大きいんですけど。
結論としては、
「いちおう使える。
指先カットグローブよりはかなり良い。
しかしどんな寒い真冬の釣り場でも、これなら平気と言えるほどの確信は無い。
たぶんまだ改良の余地あり」
ということになります。
手首サポーターの改良ポイントはどこか?
動脈カイロ×手首サポーターの改良のポイントは何処にあるのか?
考察していきます。
手感度の低下はさほど気にならない。
親指が出るタイプの手首サポーターをした場合、1番気になるのが、
「アタリが分かるかどうか」ではないでしょうか。
試した結果、特に手感度が落ちる感じは無かったように思います。
確かに掌の一部、頭脳線あたりまで布地があるので、
掌で握った場合の感度は落ちると思うんですが、
そもそも繊細なバイトを取るにはぎゅっと握り込んじゃうとダメとか、
ロッドを指に乗せるように軽く握る方が良いとか言われるじゃないですか。

むしろサポーターをしていた方が握り込み防止になって良いんじゃないかと、ビーノレベルでは。

第3関節は露出する
防寒の面ではどうかというと、
一見、手の甲がカバーされているように見えますが、
よく見ると指の付け根の第3関節が露出しているという弱点があります。

冬は手荒れの季節。
仕事でも家事でも頻繁に手洗いするので
冬場は第3関節あたりがあかぎれになるという、
医療従事者で兼業主夫のビーノのような人には、
もう数cmだけカバーして欲しい。
結論としては、
第3関節付近が寒くて我慢できないなら、
手甲グローブを買った方がいいと思います。
腕時計は外しておく。
腕時計は見れなくなるので外してポケットに入れておくか、ストラップにでも下げておきましょう。
細かいことですが、ビーノのように帰りの時間を気にして釣りをする人にとっては地味に重要事項です。
まとめ。手甲グローブ+手首サポーター×動脈カイロがベスト?
ダイソーの手首サポーターに貼るカイロ仕様でも
動脈カイロの効果は感じられます。
まずはこれだけでも防寒効果はあるので試してみる価値はあると思います。
現在愛用の手袋があって、指先の冷えを改善したい場合は、
併用を検討しても良いのではないかと思います。
失敗しても投資額は¥220+カイロ代で済みますから。
しかしもう一つ、昨年あたりから管釣り界隈で流行り始めていて気になるアイテムがあります。
それが、手甲式グローブ。
それについての考察は長くなるので別に書きます。
懲りずに手甲編もご覧ください。
何かしら役に立つんじゃないかと、少しは、ちょっとぐらい・・・。
まあ、害はないでしょう。たぶん。そんなに。

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