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帽子のアジャスターが切れた!諦める前に。依頼先とDIYでの直し方。

こだわり釣りアイテム
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帽子のアジャスターは交換できる!

お気に入りの帽子ってありますか?
釣り人ならきっとありますよね。

その帽子についてのお話です。

キャップタイプの帽子の場合、フィット感を調整する
アジャスター
がついているものが多いですよね。

バックルタイプの物もありますが、プラスチックのパーツが左右に縫い付けてあって、
出っ張りと穴を合わせてパチパチ留めるタイプが現在の主流。

でもこれ、劣化して割れるというか切れることがあるんです。

キレてしまったら、どんなにお気に入りの帽子でも、捨てるしかない?

いや、直せるんです。

ということで、サクッと治す方法をシェアします。

なんか、アイコン忙しいですね・・・。

溺愛するDeeeP Stream キャップのアジャスターが切れた!

ビーノにはお気に入りの帽子があります。

それは、老舗釣りブログ「Deeep Stream」のKenDさん特製のDeeep Stream キャップ。

詳しくはこちらの記事で。

お気に入りポイントはたくさんあるのですが、
特徴なのはツバの長さ。

この長さのツバを持っていて、なおかつデザインの気に入った帽子って、
なかなか無いので、手放せないんですよ。

あれ?前の記事で3つ持ってるって言ってなかったっけ?

と気付いた方は、このブログの愛読者様です。
本当にありがとうございます。

そう、確かに3つ持ってるには持ってるのですが、
ビーノが溺愛しているのは最初のモデルで、
2つ目3つ目は、実は若干サイズが大きく、耳に当たるのです。

ビーノは名前の通り顔が長いので多少大きくても耳に当たったりしないのでは?
と思ったのですが、違ったのです。

どうやらビーノの顔の長さは中顔面から下顔面に原因があるらしく、
頭部側は長くないらしいのです。

黄金比マスクとかいうので調べたらそうらしいです。

・・・という話は重要ではなくて、言いたかったのは、

「お気に入りのキャップのアジャスターが切れてしまったどうしよう」


・・・ってことでした。

キャップのアジャスターは交換できるのか?調べてみた。

このDeeep Stream キャップ、ビーノにとって代わりの利かない大切な帽子だということはお判りいただけたと思います。
あくまでビーノ個人にとってであって、メルカリで高く売れるとかではないので、
くれぐれも盗んだりカツアゲしたりしないで下さいね。

もとい、帽子を買い替えるのをケチっているからとかではないことはご理解いただけたと思います。
(ケチなのはその通りだけど)

ということで、帽子のアジャスターが直せるのかどうかを調べることにしました。

プロに依頼する方法

直す方法として、まずはプロに依頼して直してもらうことができないか、調べてみました。

① 帽子ラボ

色々検索して見つけたのが、こちらのお店。

「帽子ラボ」さんです。

帽子のオーダーメイドや修理・カスタムの専門店だそうです。
Yahoo!ショッピングでネット通販も対応しています。

ビーノはどちらかというと楽天経済圏の住人なのですが、
Yahoo!には時々、楽天にもAmazonにもないニッチな商品やサービスがあったりするので、
意外と見逃せないですね。

ロッドビルディング用品の
リュウセイフィッシングワークスさんとか、ヤバいです。

おっとまた脱線しました。
帽子ラボさんの話ですね。

その帽子ラボさんの帽子修理メニューに、
「アジャスター交換」という記述がありました。

ビンゴ!
これぞビーノが探していたサービスですよ。

価格は・・・¥1100。・・・安い!

この価格、いくら庶民でドケチなビーノでも、お気に入りの帽子のために躊躇なく払える金額です。
だって、ルアー1個買うのだって、今時、新品のプラグだったら¥1700~¥2000とかしますからね。

国産プラグはもちろんのこと、数年前は安かった輸入品のルアーも今は同じぐらいします。
ビーノの好きなラパラとかラトリンログなんか、コロナ前は¥1000ぐらいで買えていたのに。
インフレと円安の影響ですよね。

その分収入が増えてくれれば問題は無いのですが、
ビーノの仕事は病院勤務のリハビリ職。
給料が上がるには医療保険の診療報酬や介護保険の介護報酬が上がらないと難しく、
それは世論が許さないでしょう。

分け前がもらえるのは最後の方ですね。

今、医療職の成り手がどんどん減っています。
給料上がらず米もルアーも上がるんだから当然ですよね・・・。

往復送料を負担できるなら帽子ラボに頼むべし。

ともあれ、プラグ1個よりも安い値段でプロが直してくれるなら、決して高くないと思います。
何といっても、無理して自分で直そうとして
お気に入りの帽子を再起不能にするリスクを負う必要が無いのです。
最も重要なのは最悪の事態を避けることです。

はい、この記事終了。

あとはお店に送って完成品の写真を撮って、

「わあ、こんなにきれいに直って、新品そっくりさん!マジおすすめです!」

って、アフィリエイト貼って終了です。


需要有るか分からないけど、困っている人がいれば地味に役立つ記事になるでしょう。

ところが、よく見るとあったのです、躊躇する理由が。

それは・・・

往復の送料がかかること。

お店からの返送料が¥850だそうなので、こちらからも同じ値段で送れたとしても往復¥1700ぐらい。

とすると、修理代は¥1100と割安でも、往復送料込みだと最低¥2800、
もしかすると¥3000以上になってしまうかも・・・。

サービス自体は良心的な価格だと思うし、プロに任せる安心感、
口コミ評価を見ても決してやらせではない、生の声で高評価がたくさんあり、
血が通った職人肌のサービスなんだというのが伝わってくるので、
きっといいお店なんだと思うのです。
こういうお店はぜひ応援したいところです。

なので、ビーノほどドケチじゃない普通レベルの人は、
是非利用されたらいいと思います。

② 洋服リフォーム屋さんに依頼する

帽子のリフォーム専門店が遠くて送料がかかるのであれば、近くに依頼できるお店はないのか??

AIに訊いたところ、洋服リフォーム屋さんで対応してくれるところがあるようです。

ビーノは7~8年前にモンベルのULサーマラップパーカーという薄手の上着の袖口から風がスースー入ってきて寒いので袖口にリブを付けてもらったことがあります。
たしかヤオコー川越山田店に入っているテナントのお店でした。

あそこのお店ならやってくれるかも・・・と思ったのですが、
普通の洋服のリフォームとは違ってメニュー表とかには無いので、
行って現物を見てもらわないと対応できるかどうか分からないかもしれない。
行ってみて断られたら面倒だし、送料がかからないメリットがあるけれど完成したら取りに行く手間もあるし。

正直、めんどくさいです。

生活圏内に「ついで」に行けるお店がある方は、一度問い合わせてみても良いのではないでしょうか。

③ 自分で直す

出たよ、結局そうなるか・・・のDIYパターン。

もうね、「めんどくさいから自分でやっちゃう」って、なんかダメな理由な気がしますが。
ブログ記事にするためにやっている、訳では決してないのです。
よいこのおじさんは真似してみて下さい。
ただし最初はダメになってもいい帽子でやることをお勧めします・・・。

キャップアジャスターDIY修理 実践編

ということで、DIYで修理に挑戦してみることに。

アジャスターDIY修理に必要なもの

帽子アジャスターの交換に必要なものを調べてみました。

① 交換用アジャスター

当たり前ですが、まずは交換するアジャスターそのものが無いと始まりません。

どこで調達するかというと、こんなニッチな商品を売っているのはネット通販か百均ぐらいですね。
百均でざっと探したところ無さそうだったので早々に諦めてネットで注文しました。

この販売サイトによると、パチパチ留める方式は「スナップバック式」というらしいです。
他に「レール式」や「バックル式」も売っているようです。

しかし、よく分からないものに手を出すと失敗しがちなので(ビーノの場合)、
カスタマイズしたくなる気持ちをぐっとこらえて、
まずは元々付いていたのと同じ方式を選択。

色は修理の難易度と関係なさそうなので変えてみるのもアリだと思いますが、
今回は純正と同じ白にしました。

理由は、切れていない側はそのまま活用すれば縫う労力が半分で済むから。


・・・だったのですが、考えてみたら内側を濃色、外側を白とか、
敢えて左右で色違いにするのもアリかもしれませんね。

やらかしちゃうリスクもありますけど。

② 針と糸

普通に裁縫用の針と糸です。
なるべく太めで頑丈な針と、その針に見合う糸が良いです。
糸の色は帽子の後ろ側と同色がいいでしょう。

ここでは敢えてコントラストの強い色の糸を使ってステッチを飾りに、とかは考えない方がいいと思います。理由は、固いプラスチックのアジャスターを貫通させて縫って行くので、
想像以上に狙った通りに縫えず、行ったり来たりしがちです。

なので、裁縫得意だから大丈夫!っていう人以外はできるだけ目立たない同色の糸がベストです。

ちなみにミシンがある方はミシンで縫った方が楽だろうと思うじゃないですか。
ところが、アジャスターの販売ページにはだいたい、
「ミシンで縫うには工業用のパワーのあるミシンと丈夫な針が必要」
と書いてあります。

つまり、
「普通の家庭用のミシンでは針が折れたり曲がったりするからやらないでね」

・・・っていうことですね。
これは意外でした。
ミシンの針って丈夫そうに見えるけど、そうでもないのか・・・。

ビーノは小中学生の頃の親友が「指をミシンの針で縫ってしまい、
今も針の欠片が骨に入っている」という、
どこまでホントか分からない恐怖の話を聞かされて育ったので、
ミシンを無理な使い方をしようとは、絶対思いません。

③ 目打ち・千枚通し

じゃあ手縫い用の針と糸ならすいすい縫えるのかっていうと、
そんなはずないじゃないですか。

じゃあどうするのかというと、予め下穴を開けておけということらしいですね。

何で開けるかというと、裁縫用具としては「目打ち」というものがあるそうですが、
まあ千枚通しでも何ならアイスピックとかでもいいらしいです。
木工用のキリでは太すぎます。

ちょっと思いついて石膏ボードの下地探し用の針で刺してみました。

結果はというと・・・

針が細すぎて、穴が小さすぎ。針が通りませんでした。

なので、ここは素直に目打ちだか千枚通しだかを使って(なければ買って)
穴を開けた方が良さそうです。

しかし問題は下穴を開けても布地の下に隠れて見えないので、

文字通り
ブラインド状態で針の穴を通す
という、超高難度な神業テクが求められるのです。

④裁縫バサミ・糸抜きリッパ-

切れた古いアジャスターを縫い付けてある糸を外すのに使います。

これは無くても問題ないとは思いますが、妻の裁縫箱に入っていたので使ってみたら便利だったので、
あるなら使ってみましょう。

なければわざわざポチらなくても良いと思います。
だって、¥2800超えるならプロに頼む方が確実ですからね。

実際にやってみた

DIY修理、実際にやってみました。

① 切れたアジャスターを外す

まず、裁縫バサミ・糸抜きリッパ-を駆使して、切れた側のアジャスターを取り外します。

交換用の新しいアジャスターの片方を縫い付ける・・・その前に。
やっておくべきことがあります。

それは・・・

切れていない方のアジャスターに一度ハメてみること。

なぜって?
サイズ調整のため?

まあそれもあるんですけど。
それよりももっと大きな失敗を避けるために欠かせない手続きなのです。

帽子の左右に、オス同士とかメス同士のアジャスターがついちゃったら、
ヤバいじゃないですか。

いや、べつに良いんですよ、多様性の時代ですからね。
オス同士メス同士で仲良くしたって、構わないのです。
ただ、帽子のアジャスターの場合は、ちょっと都合が悪いのです。
あしからず。

② 下穴を開ける

縫い付ける方のアジャスターに、目打ちだか千枚通しだかで下穴を開けておきます。


下穴は、あまりアジャスターの端ギリギリにならない位置で、テキトーに数多く開けときます。

だって、布地越しにブラインドで針の穴を通すんですよ??

いくら下穴を開けといたって、
ピッタリ行く訳ないじゃないですか。
ということは、次善の策として、的は多い方が良い。
外れても、どっかに当たるだろ的な。

③ 縫う。

かつてビーノが好きだったアーティストにNUU(ヌウ)という歌手がいました。

あんまり知られてませんが、「心止まる日まで」という歌は今でも最高のラブソングだと思っています。

YouTubeにもApple Musicにもないと思ったら、AmazonにCDがありました。

中古で¥1

¥1払ってみても良いという方は下のリンクから買ってみて下さい。
  ↓
https://amzn.to/3RUpgYV

アフィリエイト入るのかな・・・

NUUさん、まだ活動してるのかな・・・と思ったら。
公式サイト、更新されてました。

新しい曲はApple Musicにもあるみたいですね。

下のリンクからCDで買うと・・・・
   ↓
https://amzn.to/4jQiEqQ

2万円するみたいです。

そうそう、縫う話でした。

実際に塗っていくと、予想通りの事態が。

下穴開けていても、針が下穴に通っているのかいないのかイマイチ分かりません。
全く通っていないこともないと思うのですが、
それでもプラスチックのアジャスターを貫通するのはなかなか力が要ります。
そして、針がひん曲がるという。

そういえば、同じハリでも、縫いバリは曲がるけど、釣りバリは伸びるんですね。
時々思うんですけど、釣りのハリは「鈎」であって、「針」じゃないと思うんですよ。

真っすぐな縫い針は「Needle」で、
釣りバリは曲がっているから「Hook」なわけで、つまり「鈎」なんですよ。
「鈎」も「Hook]も「曲がっているもの」「引っ掛けるもの」的なニュアンスがあるわけで、
そうすると釣りバリは決して「針」じゃないですよね。

あ、またくだらないこだわりが出た。

とにかく針を曲げながらもなんとか手縫いで縫いましたよ、と。

この場合、曲がったハリは・・・「鈎」になる??

④ 完成。

何とか力業で縫い終わり、左右のアジャスターが無事に留まりました。

切った糸の端がほつれてきそうだったので、瞬間接着剤で止めました。

被った時に硬くて痛いかと思いましたが、特に支障はなかったです。

まとめ。冷静に考えればプロに頼むべし。しかし自分で直した方が安い。

キャップのアジャスターは自分で修理ができました。

不器用というかおっちょこちょいなビーノでも可能でした。

これでプロに依頼する必要なんか・・・

必要・・・微妙にありますね。

プロに頼むとべらぼうに高いならもちろん自分でやった方が良いんですが、
送料込みで¥3000前後という価格は、悩ましいラインです。
新しいキャップを買うのと大差ない金額です。
代わりの利かないお気に入りのキャップなのであれば、払っても良いんじゃないでしょうか。

ビーノは、もし次回切れたら・・・?

やっぱり、自分で直しちゃうんだろうなぁ。
だって、めんどくさいけど、数百円で、3個入りでしたから。
あと2回は使えるんですよ、無料で
いや、片側ずつ交互に切れたとしたら、あと5回直せる可能性があるのですよ、無料で

よく言うじゃないですか。
タダほど安いものは無いって。

ところで、ビーノが数回被って諦めた、大きめサイズの「DeeeP Stream キャップ」。

完全に新品じゃないので微妙ですが、
タダだったら欲しい人っているのでしょうか?
送料がかかっちゃうけれど・・・。

いねーよな??

使い方間違ってる・・・。

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