悶絶＆ラッシュ！長閑な癒しスポットの裏には魔性が潜むのか？浅川国際マス釣り場2022.11.17

たまにはプール以外にも行きたい。しかし時間とお金はかけられない。

11月は大好きなシーズンです。
単純に過ごしやすいし、天候は安定しているし、
エリアはプールもオープンするし山の方もまだ雪はなくて行きやすいし、
バス釣りもジャークベイトやバズベイトやクランキングが効くし、
初めてラトリンログで釣ったのも確か11月だったし、
日が短くなってきて日中の限られた時間でも変化のある釣りが楽しめるし、
結婚式の記念日も11月だし、
彼女（今の妻）と仲良くなった（婉曲表現）のも11月だったし。

何が言いたいのか忘れました。

いい季節だから、たまにはホームの川越水上公園以外にも出かけてみたいな～と思ったのです。
川でフロボもいいんですけど、何となく重労働する元気がなかったので・・・。

しかしいつものことですが子供たちを送り出してから迎えに行くまでの日中限定。
そして月イチでは我慢できないので予算的にもあまり交通費はかけたくない。

そこでこのところ、行ける範囲の釣り場について時間と交通費がどれぐらいかかるのか調べていました。
まとめたらアップしようと思っていたんですが、iPoneの表計算ソフトでやっちゃったら落とし方が分からない。😅

中略。

そして候補に挙がった浅川国際マス釣り場さん。

都内で距離的には近いのに、山あいで環境良さそう。水はどクリア。魚影は濃い。雰囲気良い。
交通的にも、下道でも行けて川越から1時間20分ぐらい。圏央道使えば約1時間で行けて、料金は片道￥1000ぐらい。ここ、良いんじゃない？

しかし調べてみると駐車場が10台って書いてある。
さて、朝イチじゃなくて中途半端な時間から行って、入れるんだろうか？
入れなくて引き返してくるのは嫌だな。

と思ってTwitterでつぶやいてみたところ、フォロワーの　りょう＠おやぷんさんから、早速お返事をいただきました。
「今まで停めれなかった～ってことないんで大丈夫だと思いますよ。もし満車でもどうにかしてくれますw」

力強い後押しをいただきました。「どうにかしてくれます」が気になりますが、これは行くっきゃない。

ミッションを済ませてから、下道で行ってみた。

google mapで調べると、川越のビーノの自宅から高速使用で約1時間。下道だと1時間20分ちょい。
試しに下道で行ってみることに。

その前に今日は重大なミッションが一つあり。
ボウズの算数のノートが切れており、今日中に買っておくように妻から厳命されているのです。
このミッションを夕方に残しておいて、忘れたら大変。
次の釣行に影響が…いやもとい、ボウズの勉強に影響が出ます。
熟慮の末、
出発前にミッションを済ませる
→昼飯は車内で済ませる
→12時着、午後券でできるだけ長く釣りをして帰りは高速で直行する。
というプランに。

結果、スプーン2枚分節約できましたが、やっぱり16号で混雑箇所があったので1時間40分ほどかかりました。
結局12時40分ごろ着。

次回来るときは、早朝なら下道、昼間なら高速を使うと思います。

駐車場は大丈夫でした。

駐車スペースは確かに広くはないものの、まだ４～５台置けそうなキャパがあり、
平日であれば中途半端な時間に行っても停められないことはなさそうでした。
また、釣り座の後ろに業務用の車両が置いてあるようなスペースがあるので、
「何とかしてくれる」というのはその辺のスペースを活用して何とかしてくれるのかも知れないな、と想像がつきました。

毎度思うんですが、もっと写真撮っておけばよかった。
こういうところ、ブロガーとしてまだ詰めが甘いですね。😥

受付の前には子猫がおり、ニャーンと鳴いて迎えてくれました。
管釣りって猫がいるところが多いですね。
と思ったら、野良猫だそうです。
ルアーがついたまま魚を持って行っちゃうことがあったりするそうで。
病気を持っているかも知れないから噛まれないように気を付けてねとのことでした。

毎度思うんですが、猫の写真も撮っておけばよかった。
こういうところ、ブロガーとしてまだまだ詰めが甘いですね。😥😥

話は戻って、人の好さそうなお父さんが対応してくれて、初めて来たというといろいろ説明してくれました。
レギュレーションは「シングルフック、バーブレス」「ワーム類禁止」
「ほかの管釣りは行ってるの？なら大丈夫だよ」とおおらかな説明。
「フェザーは禁止じゃないんですか？」と、書いてなかったので一応聞いてみると、
「フェザーも、フェザーによるんだけど、まあいいですよ」と。
積極的には勧めてないけど禁止でもなさそうな、あいまいな答え。
なるほど、あえてグレーにしといてくれるのね。
このあいまいさはやさしさでできていると解釈しました。
（あくまでもビーノの勝手な深読みで、公式ではないです）
じゃあなるべく他のルアー使って、釣れない時の最終手段にしますね。

・・・この時点では、使う気なかったんですよ。

こぢんまりとした癒しスポット。まるでオアシス。

なんか、日本の正しい田舎。カントリーサイド、オアシス。
ここ、都内、八王子市ですよ。
こんな近くにこんな癒しスポットがあるなんて・・・。

写真じゃ分からないですけど、水、むっちゃ綺麗。
魚、いっぱい泳いでる。
そして結構な数のアルビノさんが・・・
アルビノ率、たかっ。
こりゃ癒されるわ～。

実釣開始。2投目でヒット！フォルテ0.9カラシ！

まずはやっぱり、今季のテーマであるフォルテから。
ちなみに0.9ｇです。
なぜなら水質や釣り場の規模が…とかではなく、0.9しか持っていないから。

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先発はカラシ。

2投目で早速、ヒット！これは幸先がいい！

このところだいたい、フォルテで1匹以上釣れているかな？
今季の目標、「巻きスプーン（実質フォルテ）でもボウズにならない」に近づいている🦆。

この調子でローテーションしていけば、軽く「つ抜け」できそうですね！

しかし後が続かない。カラーローテーションも不発。

当初は順調にチェイスがあったのですが、間もなくカラシに反応がなくなります。

これは想定内。
超クリアだから見切られるのも早いんでしょう。

こんな時こそカラーローテーション。

ジャングルグリーン、オリーブ等弱めの色に落としますが・・・・・・・ダメ。
アピールを上げてゴールドオレンジブラウンにしても無反応。
弱明滅カラシにすると、ちょこっとチェイス、しかしすぐに追わなくなる。
逆にハイアピールにしてKOF、無反応。
困った時のマイルド蛍光ピンク、これも無反応。

一周して最初に釣れたカラシに戻すも、無反応。
一番弱そうなココアも。
雄大先生が困った時に投げろというシルバーも無反応。

…フォルテ無理。

そういえば、レジ横にピットが置いてあったなぁ。

バベルも不発。

となったら、頼みはバベル。

フォルテの合間にも、目先を変える意味でちょいちょい投げて行ったのですが。
アタリ？ラインアタック？ぐらいのわずかな反応はあるものの、明らかに食ったようなバイトは得られず。
カラーやウエイトや、動かし方をモロモロ試すも、見には来るけど食ってくれません。
特にアルビノさんは見に来てるのが良く見えるんですけどね。
反応見えるから楽しいんですけど…

…意外と厳しい。

禁断の必殺フェザージグ・アラベスク発動！

こうなったら、あれですよ。
積極的には勧めないけれど禁止ではない、アレに頼るしかないじゃないですか。
久しぶりに禁断のフェザー、アラベスク投入！
オニベスクだったかな？シッポの付いているタイプ。
まあ細かいことは。
確かこれ、ワンダーフィールド川越店があった頃に、入って左奥の柱のところにあったやつですよ。
結構前のなんだなぁ。

するとすぐにアタリが…
っていうか、水がクリアだから反応してるのがよく見えます。
またアタリ…しかし、掛からない…
ていうか、見ていると、フックの無いところ、シッポのところだけくわえて引っ張ってません？

そりゃあ掛からんわ～！

最終兵器・自作フェザー投入！

30分経って、45分経って…最初の1匹しか釣れていません。
まさかここまで追いつめられるとは…

そこでさらに奥の手を発動します。
それは、「自作フェザー」。

川越水上公園がフェザー禁止になってしまったので実戦で使ったことないんですけど、
これをアラベスクより上位の奥の手とするのには理由があります。

それは、モデルとなった「他人の自作フェザー」がすごい威力だったこと。
３年くらい前？子供連れでMAVで苦戦していたところ、
隣にいた方が釣り方を教えて下さり、自作フェザーも数個下さり、
おまけにアタリを取りやすいからといって蛍光グリーンのラインまで巻いて下さったんです。
そうしたら見違えるほどに釣れるようになりました。

その日だけでなく、地元川越水上公園でも（当時はフェザー禁止になる前でした）、
アラベスクやG7で釣れなくても、これなら釣れる。
ボウズでもちゃんと釣れました。
フェザーのおかげで面目を保ったファザー、なんちゃって。

その後、頂いたフェザーがボロボロになってきたので、教えていただいた素材を探し、
フックやヘッドなどは自分なりにいろいろ試行錯誤してビーノ版を作成したんですが。
教えて下さった方の許可を得ていないので、それをここに公開しちゃっていいものかどうか、迷うんですね。お名前をうかがっておけばよかったなと。
まあ今回はやめておきます。

そして今回の浅国。その最終兵器を投入すると…

1投目から…ヒット！フッキング成功！よっしゃ、ちゃんと掛かってる！飲まれたりしませんよ。

写っているのを見るだけで素材がわかる人もいるかもしれませんが、そこはそれ。
その人にはもともと作る能力があったってことだと思いますので。

というか、あの時のご本人、もし見ていらしたらブログのお問い合わせかTwitterのDMでお知らせくださると嬉しいです！

フェザーをヒントに、バベルが機能し始める・・・

なぜオニベスクで釣れなかったのかというと、
フックの無いところをつまんでいたから。

なぜ自作フェザーで釣れたかというと、フックのところまで咥えられたから。
他にもあるでしょうが、そこの差が一番大きいと思います。

3匹か4匹釣って、確実に釣れるのは分かりました。
しかし、こればかりやっていても進歩がありません。
第一、自作フェザーは釣れない時の最終兵器、切り札であって、大量殺戮兵器ではありません。
どんなゲームでも切り札を最後まで握っていたら負けと決まっているのです。

そこで、ルアーをバベルに変更。
最初にフォルテに反応があったことからブルブルの波動は嫌っていないと判断し、エースではなくWZ。カラーは目立ち過ぎず地味過ぎず、適度な存在感のある中間色。
地味よりで明滅のある「キンバク」をセレクトしました。

フェザーの動きをイメージして動かすと…

来ました！

アルビノさんも！

カラー名は忘れましたがオオツカ川越水上公園店で買った、有頂天カラーだったかな？紺系で裏レッドグローのやつ。これで何匹か釣れました。

初のGJフィッシュ！からのGJラッシュ！

そして、しばらくはバベルでポツポツと釣れたのですが、
バベルでもアタリが遠のいていき、気がついたら全く反応がなくなっていました。
日が陰って寒くなってきたからでしょうか？
見切られたのでしょうか？
何かわからないんですが、ここのマスさん、反応のあるなしが極端に出ません？
そして釣れていると思ったら急にぱたりと無反応になり、それ以降全く釣れなくなります。
今日だけかな？いつもそういう傾向があるのかな？

次の1手として考えたのが、イーグルプレーヤー・グリグリジャーク。
流行りものなのでどこがそんなにいいのか試してみようと1個だけ買ったのですが、
FF川越でちょこっと試しただけなので、まだ釣ったことはありません。

ジャークという名前はついているけれど、どうやらジャークして使うのではなく巻いて止めて使うらしい。というくらいは予習して買いました。
昔、芦ノ湖とかのブラウン狙いでラパラF13とかのグリグリメソッドというのが流行ったことがありましたが、それの現代版かなと解釈しました。
（当時は雑誌で読んだだけで、芦ノ湖や本栖湖に行けたわけではありません。頭でっかちのクソガキ釣りマニアでした）。

投げて、巻いて、浮かせると、なるほど強いキックバックが・・・

これがハマりました！GJ初フィッシュ！

浮かせると、水面に出る直前に横から飛んできてひったくるバイトが連発！

4連続ヒットも！

着水から持って行くパターンも！

アルビノさんも！

この流れで10匹以上釣れました。
ロッドはゼロヴァージ・60ISS。
思った通り、巻きもできるミノーに最適でした。

この釣り、超楽しい！人気が出るわけだわ。
しかも浅国さんでやると、水はきれいだし魚影は濃いし水深は朝めだしアルビノは多いしで、
魚の動きが見えるから超楽しいんです。

笑顔のアイコン欲しいなぁ。

GJは逆バベルなのか？？

なぜこんなにハマったのか考えると、もちろん本当のところは分からないですが、
普通のミノーのジャーキングのクイックな動きではなく、基本は直線的なクランキングの動き。
そして、横の動きよりもキックバックを含む縦の動き。
さらに、水面という限界点に達する直前に、逃がすまいとする本能が働くんじゃないでしょうか。
バベルが着底前後で釣れるように、それを上下逆にしたような動きをしているのが効いたんじゃないかと。

人間でいうなら、限定とかオリカラとか、ポイントアップとかで区切られると、
ダラダラチェイスからついついバイトに持ち込まれてしまうという、アレと同じですね。

GJのデメリット？トゥルーチューン超シビアじゃないですか？

ですけど、これトゥルーチューンがものすごいシビアじゃないですか？
右に曲がるからアイをちょこっと左にしてあげたら、けっこう左に行っちゃうし…の繰り返しで、
決まるまでかなりかかりました。そして数匹釣ったらまた狂うからやり直し。
すぐ狂うのはたぶんリリースがヘタクソなのも影響あるような気がしますが。
トラウト用のミノーってこんなにシビアなのかしらん。

そして反応がなくなる・・・

そうこうしているうちに、馬鹿みたいに釣れていたGJにもパタッと反応がなくなりました。

浅国さん、いつもこうなんでしょうか？今日だけ？
釣り方とタイミングで、当たればラッシュ。でも長くは続かず、悶絶時間もある。
放流でとかじゃなく、自然と釣れ始めて、自然と釣れなくなるんですよ。
しかも水がクリアだから、反応のあるなしが丸見え。

なんかこれ、・・・超～おもしれ～↗🤪（ルフィの声で）

結果と考察。

23匹で終了。

13:00～16：00の実釣3時間。

3時間券でよかったのかもしれませんが、まあいいでしょう。

時速でいうと、7.7匹。ビーノにしてはかなりよいペースでした。
しかも内容が、実質初めてのGJで連発があったり、
答えを探してはラッシュと悶絶があったりで、非常～に濃い釣りができました。
しかも、クリアウォーターで目視しながら。
楽しいうえに、考える要素が多くて、スキルアップにもつながる。

しかも抜群のロケーション。
普段プールの人工的な環境の中で釣りをしている身としては、
こういう里山や雑木林のような優しい二次的自然の中で遊ばせてもらえるのは、
本当に癒されます。
混雑してないし・・・。

大変楽しませていただきました。またお邪魔したいです。

しかし、陽が陰ってくるとさむいですね。手先がかじかんできました。
ソフトシェルの下にフリースを着ていたのですが、冷えました。
そろそろ本格的な防寒と手袋が要りますね。
ビーノの愛用はホームセンターで買ったネオプレーンの安い手袋の指をカットしただけのやつ。
管釣り界隈で流行りの手甲型ハンドウォーマー、ビーノも買おうかな。

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帰り道は高速。

帰りは夕方の渋滞にかかるとアウトなので素直に圏央道使用。
渋滞なしで1時間ちょっと。
グーグルマップだと￥1060になってましたが実際は￥1260だったような？

帰ると17：30、既に真っ暗。いったん家に帰らずに直でボウズのお迎えに。
先に算数のノート買っといてよかった。

夕飯は煮物とキンメダイと、焼豚サラダと明太子。
父ちゃんキンメ釣ってきたんですね。
浅国さん、水深割と浅かったと思ったんですが。

しまった、ドレッシング買い忘れた！
えーい、蒲焼のたれでいいや！

課題と反省点

個人的な備忘録として、細かい課題や反省点をアウトプットしておきます。

①リリーサーとフォーセップを一緒にしてはダメ。

この前放流時にフォルテを飲まれたとき、フォーセップがすぐに出せなくて魚を傷めてしまった反省から、リリーサーに一緒にくっつけちゃったんですが。
リリーサーがイマイチ持ちづらいのと、それ以上にマグネットがフォーセップにくっついちゃってうまく元に戻らないんですね。フォーセップがマグネットの間に挟まっちゃったりしてめんどくさい。
フォーセップ、ステンレス製なんですけど磁石につく、安いステンレスなんですね。
別々にせねば。

②柄のあるランディングネットが必要。

これは、朝霞でもFF川越でも感じていたのですが。
ビーノの愛用のランディングネットは柄の短い（というか、ネットから直、グリップが生えている）タイプ。
プールだと水面までゼロ距離だし、フロボでバス釣りの時も足場が水面より低いうえに船内が狭いのでコンパクトさ優先でちょうどいいんですが、水面まで２０ｃｍでもあると届きにくいんですよね。

柄のあるネットが欲しい。買うか、改造するか。

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③やっぱりバベルにはファインテール。

やっぱりシビアな時こそ、ISSよりもファインテールS5102L。
このフッキングレスポンスは頼りになります。

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④ＧＪは練習する価値あり。

グリグリジャークは、ジャークじゃないんですね。
かといってクランキングミノーともちょっと違う。
こりゃ数色ほしくなりますね。
思うツボだわ・・・。

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今度こそまとめ。

それにしても濃い釣りを堪能できました。
クリアウォーターで反応が見える、反応のあるルアーや釣り方が次々に変わり、
悶絶とラッシュがはっきりしているから、正解か不正解かの明確なゲームができる。
っていうか、癒されながらスキルアップができる。
そして平日ならば人が密集することはなく、きれいな水と風景に癒されながら釣りをすることができる。
とても良い釣り場ですね。
また来たいと思います。

あ、ブログ書いている時点で、まだドレッシング買えてない・・・。