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友釣りの外道の話。

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鮎の友釣りをしていて、持って帰りたい外道の場合と、いらない外道の場合。
たかが友釣りといえども、いろんな外道が来るので、それはそれで面白い。

まず鮎の友釣りで持って帰りたくない外道。コイ、ウグイなど。両者とも大物が出る。
コイの場合、大きすぎてオトリを持っていかれる。だから近くに来ると掛かるんじゃねぇぞと心に思っている。
ウグイの場合、水中にいる時わからず、鮎かと思うような掛かり方をしてくる。
最初のひとノシは鮎と同じように走るが、2~3度目は鮎のように走らず、ただただ、重いだけに近くなってくる。
これの40センチ近いのを釣ると、ハリ外しするためにタモも使ったりすると大変な迷惑である。
と言うのは、魚臭くてしょうがない。
鮎みたいに香りの良い魚だったら問題ないが、ウグイだけは勘弁願いたい。

釣って持ち帰りたくなるような魚は、滅多に釣れない。
ウナギ、ナマズなどがいるが、一般に友釣りをやっていてくる外道としては、イワナ、ヤマメ(アマゴ)、ニジマスなどである。
イワナは骨酒がおいしいし、ヤマメは塩焼きがうまい。
ニジマスはクエスチョンマークだが、まぁいいだろう。
50センチほどのニジマスが掛かったときのことだが、掛かると下流に向かって一気に走ろうとする。そこで流心に入り上流に追い払う。上流の水の流れがゆるいところに行くと、ニジマスが鮎を背負ったまま何度もジャンプする。鮎の掛けバリにはカエシがなく、糸を緩めると、緩めた瞬間に外れてしまう。
このジャンプするニジマスを、竿を折られず、糸を外されず取り込むのはスリルがある。
しかも50センチのニジマスを0.25号のラインで釣った。なかなか面白いものである。

下道で面白いところは、ズガニである。上海蟹の親戚だ。
こいつがオトリに食らいついてじわーっと上がってくる。のんびりしているとハサミを緩めて逃げられちゃう。
これを引き抜いてタモに納め持って帰るとうまい味噌汁にありつける。


だから、外道といっても面白い魚たちがいて、それはそれで楽しめる。

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