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「釣り行けない症候群」の怪!休みのたびに体が動かなくなる不思議現象について。2025年5~6月

悶絶釣り日記。
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久しぶりにバスの顔を拝んできました。

6月某日、午後から近所の川に行ってちょこっとバス釣りをしました。

ビーノは、某ショップの影響で、(バス釣りにおいて)
ハードルアーオンリーの釣りを10年近くやっていたのですが、
ここ3年ぐらいかな?ワームのライトリグもボチボチ解禁しております。

管釣りでバベルをやるようになった影響でしょうか。

まあ、ブランクがあるので今時のテクは全然知らないんですけどね。

それでも解禁後に買ったスイングインパクト3インチダウンショットリグで、
流心付近にアップストリームで投げて、
ドリフトのようなズル引きのような?いい加減な引き方をしていると・・・


なんか動かないので、
シンカーが石ころに挟まったかな?と思って軽く煽ってみたら、

動くし。

巻いてきたら、走るからアワセ入れましたが・・・

見事にフッキングミスしました。

残念。水面下に見えた姿は20センチぐらいの小バスちゃんでした。

エリアトラウトでバベルとか使ってたらこのアワセで掛かってるはずなんですが。
やっぱりバスだともっとガッツリアワセないと掛かりませんね・・・。
何しろバス釣るの去年の夏以来、10か月ぶりぐらいだから・・・。

その後同じ釣り方で、今度はコン!と来た当たりにしっかりアワセを入れて巻いてくると、
走りまくりましたが手元まで寄せて来れました。

これも目測約20センチの小バスちゃん。
基本、バーブレスフック使用でオートリリースです。

理由なんて訊かないでよね。♪

そして、ファイト中に別のバスが見に来ました。
35ぐらいのまともなサイズ!
それ、釣りたい!!

が、飽きられたのか、その後はノーバイト。

となったら今度は、ジャーキング練習。
ラトリンログARBのフロリダカラーで、ジャーキングを始めると・・・

なんと、1投目からバスが沸いてついてきます。

次のキャストでも・・・似たような小バスですが、2匹ついてきました。

が、食う気配はありません。
ていうか、バスがいるレンジはルアーよりも数十センチ下。

そこから食い上げてきてアタック!・・・するような気配はまるで無し。

こういう時は経験上、同じことを繰り返してもまず食いません。
何かが合っていないのです。

レンジが浅いのか。
スピードが追い付けないのか。
動きのキレが足りないのか、逆に動き過ぎているのか。
カラーが合っていないのか。

ただ、はっきりしているのは、
ログの水押しは嫌われていない
嫌われている時は、絶対にこんなに湧いてきたりしませんからね。


カラーについても、曇天ローライトでクリアウオーターの日中、
これまで何度かハマったことのある条件なので、
フロリダカラーは少なくとも大外しはしていないはず。

いちばん考えられる要素は、レンジかな。

ジャークベイト用のボックスを持って来ていれば、
ミディアムリップのADRBかそのサスペンドモデルのASDRBにチェンジするところですが、
オカッパリ用バッグに入っているログはこのARB1本のみ。

手持ちの駒でより深いレンジに届きそうなジャークベイトを探して、迷走が始まります。

ラパラCD5、カウントダウンエリートの7cmぐらいのやつ…CDは違うみたいで無反応。
止められるのがいいかとビーフリーズ78SP…水押しが弱いのか無反応。
レンジ入れられるハンクルシャッドMR…潜るけど水押しの質が違うのか無反応。

オカッパリ用バッグに入る厳選した中に、
何でこんなルアー持って来てるのか自分でもよく分からないものもあります。

ダウンショットに戻してセンコー…無反応。

諦めて撤退しました。


でも、良いのです。

超久々にバスの顔見られたし(小バスだけど)。
ログでも反応得られたし(食う気配なかったけど)。

それに何より、バス釣りらしきことをしてこれたということが重要なのです。

釣具屋に寄ってみたけれど。

買ったものはというと・・・

シンカー1袋のみ。

いや、欲しいもの、ないわけじゃないんですけどね。
決断できない症候群がいよいよ重症化してきたなと、我ながらあきれる次第でして。

帰ってから後悔したのは、1/8ozも買っときゃよかったなと。

後悔のスケールすらもちっさい・・・。

釣りに行ける日が無かったわけじゃない。でも、何故か行けなかった。

話は少し遡る・・・。(ワンピース風)

ここからが本題です。

前置き長っ!

今回、ほんのちょびっとではありましたが、久しぶりの釣りでした。

忙しくて釣りに行けない。行く暇が全然無かった。

…って訳では全然なかったのです。

年度が変わってから休みはそれなりに有って、
娘の受験や入学手続きも終わって、
実家の母の諸々の用事も一段落して、
夫婦交代でなるべく土日に希望休を入れて付き添っていたボウズの剣道も寂しいことに辞めてしまって、
自由になる休みが以前よりむしろ増えたように思います。

しかも、何の因果か分かりませんが近頃、

妻が優しくて


(いや元々根は優しい人なのですが、
近頃何故かビーノに対して優しくて…墓穴)

おっかなびっくり早朝出撃の許可をお願いしても、
機嫌が悪くなったりせずに
「行ってらっしゃい。どこ行くの?釣れるといいね」と、

快く送り出してくれる
ようになったのです。

イラストはイメージです。😅


何という、釣り人の奥さんの鏡じゃないですか。
なかなかいないですよ、こんな奥さん。

惚れてまうがな~

自分の奥さんだけど・・・。

もはや休日のルーティンワーク?フロボを積んでは下ろす謎の行動。

そんな恵まれた環境要因にもかかわらず。

近頃のビーノのヘタレっぷりはひどいのです。

何がどんなふうにひどいのかというと。

とにかく釣りに行く決断ができないのです。

朝になってから釣り行くかどうしようか考えていると絶対決断できないのが分かっているので、
前夜のうちに車にフロボと艤装一式を積み込んで、もう行かざるを得ない状況にしておくのですが。

まず、早朝4時とかに目覚まし掛けるじゃないですか。

時刻は違いますが。

布団から出られないじゃないですか。

スマホ開いて天気予報確認したりして、どうしようかな~と悩み始めてる間に寝落ちするじゃないですか。

いつも起きる時間にもう一度目覚まし鳴るじゃないですか。

妻や子供たちは起きないじゃないですか。

子供たちは学校だし妻は仕事だから、起こすじゃないですか。

そしたら食べるものがないとかわいそうだから、朝ごはん用意するじゃないですか。

そうすると、せっかくだから自分の朝飯も食べるじゃないですか。

それから歯磨きとか髭剃りしたり日焼け止め塗ったり、神棚に水やったり、
昨夜の食洗器の中身出してしまったり、
夕飯作る前に台所片付いてないの嫌だから皿とか片付けるじゃないですか。
妻はやらないから。

それでもって子供たちと妻を送り出して、

曜日によってはゴミ出しするじゃないですか。
妻はやらないから。

場合によってはカラスがゴミを荒らしているので、闘うじゃないですか。

それから家に帰って、タックルとか飲み物積んで、

出かける前にトイレに行って、ソファに座ってようやく一息つくじゃないですか。

そしたらもう立ち上がれないのです。

あとはもう、行き帰りの時間とフロボの搬入撤収、
残された釣り可能な時間と労力を天秤に掛けつつ、
どうしようかなーと悩み悶えながらうだうだと数時間。

遺された時間とMP(メンタルパワー)は刻一刻と目減りしていき、体は動かない。

こうなると、できることといったらスマホでSNSを見たり小腹が減ってお菓子を食べたり、
スマホを見たりお菓子を食べたりスマホを見たりお菓子を食べたり・・・。

Screenshot
Screenshot
Screenshot
Screenshot

11時間って何よ?ってツッコミと、
これを撮ってるのってどうゆうメンタル?
って客観的に見下ろしているもう1人の自分がいる…。

どうせ釣りに行かないならさっさと決断してブログ書いたり本を読んだり買い物に行ったり、
買ったままで見れていないももクロのライブBlu-rayを見たりすればいいのに、
それすらも決断できないのです。

まさに休日のデフレスパイラルにハマってしまうのです。

結局、学童のお迎え時間が気になり始めてどう考えても釣りに行けない午後3時ぐらいになって、
メンタル消耗しきった状態でヘロヘロと動き出して車に積んだタックルとフロボと艤装一式を下ろして、

今日も釣りに行けなかった自分を責めつつ、
夕飯の買い出しと学童のお迎えだけは親の義務としてやらねばと、
ようやく外に出る訳です。

この、前夜にフロボを積んで休日の午後に下ろす謎の行動。

ここ7回ぐらい、1人で過ごす休日になると必ず繰り返す、もはや休日の日課になってしまいました。

これが、「釣り行けない症候群」の症状なのです。

要因分析。面白くなくてもするのだ。

いったいぜんたい、なぜこんな事態になってしまったのか。

こんなこと書いても読む人は1mmも面白くないでしょうが、
世の中広いので中には同じような症状で悩んでいる他人もいないとも限らないし、
もしかするとその人の目に止まって何らかの役に立たないとも限らないし。
役に立たなかったとしても特に誰かを傷つけたりはしないと思うので、
まあ書いておこうかと思います。

① 決断できない。

とにかく決断できないのです。

それも、休日の過ごし方が決断できません。

仕事は、できない訳じゃないのです。
抜けはあるけど、まあ役には立ってると思う、それなりに。

あと、家で料理をしたり買い出しをしたり、
子供の迎えに行ったり、
兼業主夫としての役割は果たしているのです。

なので、何もできなくなっちゃっている訳じゃなくて、
休日の自由になる時間が、何をしたらいいか、プランニングができないし、
プランニングができたとしても、遂行できないのです。

いざ出発しようとすると、一歩踏み出す決断ができない。
身体が動かないのです。

動かなくて、とりあえず座ってしまうと、スマホを見始めて、
そこから延々、どうしようか悩みながら時間を溶かしてしまう、
休日のデフレスパイラルが始まってしまうのです。

② そもそも鬱傾向がある。

ビーノもドシロートではないので分かります。

これって立派な鬱状態なんですよね。

ていうか自分、こういう状態になったの初めてじゃなくって、

そもそも小学校高学年から小児喘息で学校休みがちで不登校だったのも
今から考えると立派な小児鬱だったし、


中3の時、一念発起して1年間呼吸困難になっても1日も休まずに学校行って、
高校は何食わぬ顔で一般人のように通って学年1位取って現役でそこそこいい大学入ったけれど、
大学2年で一人でインド行った後に何かが切れてしまったようにまた鬱になって、
家の畳にめり込むように動けない時期があって留年したりして。

画像はイメージです。😅

でも、バイトで介護の仕事をする中でルーティンで仕事に行きながら人と関わりながら、
徐々に自分のメンタルのコンディションをコントロールできるようになって、
そのまま就職して、後にリハビリの学校に通ってSTになったという、

若かりし頃からの、あしびきの山鳥の尾のしだり尾のような、
なが~~~~い歴史があるのですよ。

要は、鬱になりやすい素地は持っているし、その自覚もあるってことです。
胸張って言うことじゃないけれど。

③ フロボは労力が大変、リスクも伴う。

決断できない原因というか阻害要因の一つに、
フロボを出すのはなかなか労力がかかる
という現実があります。

フロボを出せる場所って意外と制限がありまして。
どこでも出せるわけではないのです。

ビーノがフロボを出している場所は、とある川なのですが、
現在ビーノが知る下ろせる場所は2箇所。

1か所はおよそ7~8mは有ろうかという土手を、
フロボやエレキやバッテリーを担ぎ下ろしたり担ぎ上げる必要があります。

もう1か所は先人が手作りで整備し永年の苦労で行政に認めてもらったらしい簡易スロープがあるのですが、
ビーノのフロボは当然ながらトレーラーボートではないので、
その有難いスロープを人力で下ろしたり上げたりするのもなかなかの重労働なのです。

さらにどちらも、雨のあとはぬかるみがひどくなるので不用意に入るとスタックの危険があったり、
流れが強くなっているとエレキのパワーでは帰ってこれなくなったり、
それなりに神経を使うのです。

そんな負担があるとしても、早朝から昼過ぎまで半日以上釣りができるなら報われますが、
短時間しかできないと「めんどくさいな~」という思いが勝って腰が重くなってしまします。

ていうか、準備と撤収に各30分、釣り場までの往復に各45分、
車への積み込みは前夜にしておくとしても自宅での片付けに10~15分。

合計で3時間はかかるので、自由になる時間がせめて6時間ぐらいはないと厳しいのです。

④ 手軽な管釣りに慣れてしまった。

ここ数年、晩秋から春先は管釣り優先で、フロボは出していません。

バスと管釣り両方やる釣り人にとって、
冬場は管釣りメインでバス釣りしなくなるのってある意味自然な行動パターンではあると思うのですが。

ビーノは数年前まで、真冬でもフロボでバス釣りしていました。

バスの自己記録は、1月に釣った50cm。

「天気晴朗なれども波高し」を地で行くような、
北風吹きすさぶ日でした。

とはいえ、厳冬期の川で結果が出るのは稀なことです。
(ビーノの腕では)

魚の反応が一度もなくても、毎回毎回川に浮かび続け季節の移ろいを感じ続けることが、
来るべき春につながると信じて・・・

ひとことでいえば、ドMな釣りをしていました。

それが、管釣りにハマると、どうしても管釣りを優先しちゃうんですよね。

だって、まず手軽じゃないですか。
ホーム川越水上公園は車なら10分で行けるし、料金がかかるとは言っても2千円前後。

何よりも労力が違いすぎます。
何しろ、超重たいフロボを積んだり下ろしたり、
土手を担ぎ下ろしたり担ぎ上げたりしなくでも済むんですよ。

おまけに、準備撤収にかかる時間が無いので、その分釣りができるじゃないですか。
たとえ片道1時間半かかる小菅トラウトガーデンや宮城アングラーズヴィレッジだったとしても、
トータルでは地元でフロボと同じぐらいの時間、釣りができるのです。

もう一つ大事なことは、

エリアトラウトなら、毎回ほぼ確実に魚に触れるのです。
(ビーノの腕でも)。

素手で触るという意味じゃないですよ。
滅多にボウズにはならないということです。

もっとも、ボウズになった時のダメージはバス釣りよりデカいのですが・・・。

⑤ 予約が要らない。

管釣りの場合、予約が必要なところもあります。
小菅TGとかアングラーズベース赤城山とかですね。

フロボはマイボートなので、予約が要りません。
好きな時にボートを出せます。

それってフロボのメリットなのでは?と思うじゃないですか。

その通りです、ただしメンタルが健全な場合は。

逆に「釣り行けない症候群」になってしまうと、このメリットが逆転してデメリットになってしまいます。

「予約という縛りが無いから、釣り行くのやめても誰にも迷惑をかけない。
・・・だから釣りに行く決断ができない」

という、意味不明の思考パターンが成立してしまうのです。
まさに認知の歪みです。

こういう場合は、逆に予約が必要な方が、
「一度予約したからには、行かないと先方に迷惑をかける。
だから予約したら行く、そこに決断は必要ない」
という無敵の思考バイパスを獲得することができるのです。

なので、小菅さんとか、ABAさんとか、予約が必要なエリアの方が却って行きやすいのです。
または水上公園のような近くて安くて気楽に行けるところか、どっちかなんですよ。

バス釣りでこれに相当する釣り場を探すとすると、
予約が要るのはレンタルボートになりますね。
近いところだと、相模湖あたり。
実は時間的にはフロボと同じぐらいで行けて、MAVより近いです。
高速料金とボート代がかかるので、手軽とは言い難いですが。

若い頃は休みのたびに河口湖とか西湖とか霞とか牛久とか神流湖とかに行ってた時期もあったんですが。
家族を持つとそうも言ってられなくなりますね。
一日行けるならともかく、短時間だとコスパが悪すぎます。

管釣りの水上公園に匹敵するお手軽で行くならば、
近場の川とか水路でやるしかないです。

水路は田んぼに水を引いている時期しか水が無かったり、
全くバスが入っていなくてコイとオイカワとせいぜいナマズぐらいしかいない場合もあるのですが、
ビーノがジャーキングにハマっていた頃は
あえてバスがいない水路でジャーキング練習をやっていた時期がありました。
逆に本流はうちの近所だと流れが急で浅いのでジャーキング練習には不向きですが、
時期によっては小型のスモールが釣れることがあります。

そして記事の冒頭に戻ると、この本流で小バスと遊びに来たわけなのです。

(ようやくつながった!)

これなら、水上公園以上の手軽さで(お金がかからないので)、
隙間時間でできるじゃないですか。

なので、たとえ休日のデフレスパイラルに飲み込まれて昼過ぎまでグデグデしてしまったとしても、
2時間もあればちょい釣りができるじゃないですか。

そりゃあ、フロボ出せればその方が楽しいですよ。
投げられる場所も広がるし、ゲーム性が高くなるし、使えるルアーの幅も広がるし、
でかいのが食ってくる可能性もあるし。
(鯉やアメキャや雷魚もいますが)

でも、ここ数回の実績でそれが難しいことが分かているんだから。

ここはひとつ、可能な範囲でお手軽な釣りに行く方が確実だと思うのですよ。
ていうか、メンタルが回復して釣りに行ける行動パターンが回復するまでのリハビリ、
スモールステップですよ。

ということで、近所の川でオカッパリをするという選択肢が浮上してきたわけなのです。

オカッパリといっても、ビーノの近所には川はあるものの、
車が止められて水辺までアプローチできる場所はかなり限られていて、
意外と限定された釣り座で管釣りのようにあまり動かずに釣りをすることが多く、
ゲーム性でいったらフロボを出した方が数段上です。
釣れる魚のサイズもアベレージ20cmあるなしと数段小さい。

でも、いいのです。
この際、手軽に竿を出せることが重要で、その後のことは飽きたら考えればいい。
リハビリのためのステップなのだから。

ということで、どうにか近所の川に出かけて竿を出せた結果が、冒頭の魚なのです。

歓喜のレッドペッパーフィッシュと悲劇。

それでもこのお手軽釣行に割り切ってからは、どうにか竿を出すことが何度かできて、
ちょっとずつですが釣り場に足を運ぶことができるようになってきたような気がしないでもないです。

この日も、朝から動けずにいたものの、
昼過ぎから庭に出てちょっとした工作をはじめたところ、


だんだんと雲行きが怪しくなってきました。

雲行きが怪しいということは、天気が下り坂。

これは、工作なんかしてる場合ではありません。
釣りに行くっきゃないですね。

最初、ダウンショットで探り始めていたところ、
流心から対岸にかけて水面を逃げるように跳ねていくオイカワらしき小魚と、
次いで対岸近くでガバッ!とボイル。
フィッシュイーター、おそらくスモールの捕食です。

水面でベイトフィッシュを追うバスに強いのは、トップ。

フロボで浮いている時はビーノの場合、
こういうシチュエーションではPOP-Rが第一選択肢になるのですが、
ポッパーの利点は「距離的スロー」、短い距離で止めて誘えること。
川幅いっぱいどこでチェイスしてバイトしてくるか分からない状況では、効率が良くない。

それよりも速いスピードで広範囲を探り、リアクションで食わせてしまう駒の方が良いと考え、
取り出したのは国産ペンシルベイトの名作、レッドペッパー。

ビーノのフェイバリットはJr.サイズですが、釣れる魚のサイズに合わせてベイビーを選択しました。

ピンスポ狙いではなく、流れに対して角度を変えながらいろいろなところに投げて、
往年の「小魚逃走アクション」でピピピピッ!と引いてくると、
「ボコッ!」と出てくれました!

小さいけれど、レッドペッパーフィッシュ!!

これはうれしい魚です。

レッドペッパーはビーノがウン十年前の中学生の頃、
「トップは釣れる」ということを教えてくれた2つの名作のうちの一つなのです。

ちなみにもう一つは田辺哲男デザインのマイケルというポッパーでした。

マイケルはメーカーのTIFAごと消滅してしまいましたが、
レッドペッパーはウン十年経った今でも現役で使われ続けているのはうれしい限りです。

そのレッドペッパーで釣れたので、これはやっぱりうれしい魚でした。

当時は5フィート6インチのケイロンのバッシングスピンで、ナイロン8lbとかで投げてました。
今は6フィート4インチのオリムピックのヴィゴーレ(10年ぐらい前の製品ですが)に、
ラインはPEの0.6号ですから、そりゃ当時より飛びますよね。

そう、道具の進歩に対して感覚がアップデートできていないオールドバサーに、
この後、悲劇が襲うことになります。

もうわかりましたね。

調子こいて対岸に向かってフルキャストしたところ、
飛距離抜群のレッドペッパーははるか40m先の対岸に見事に突き刺さり、
あっさりと帰らぬルアーとなったのです。

まさに釣れた後あるあるなのですが、教訓。

対岸に向かってオーバーヘッドで直角に投げたらダメですね。

当時ビーノにトップを教えてくれたレッドペッパーJrじゃなくって良かった・・・。

この子も失くさないうちに、フック外して殿堂入りさせよっと・・・。

さて。

これで釣れたからって簡単に治るとは思えない、「釣り行けない症候群」。

そんなに困っっているならとっとと医者に行って抗うつ剤でも貰ってこい!
・・・とか言われそうですが、
なかなかその決断もできないのですよね・・・。

んじゃまあ、重い腰を上げて医者に行けるようになるために、
まずはリハビリとして釣りに行くかな・・・。

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