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Quarternote♩で釣るコツはアンダンテ?製作者zaccoさんのLesson1、2。@アングラーズベース赤城山2025.2.3

バベルとフォルテとピットとデイジーで挑む!川越水上公園プールトラウト攻略計画シーズン4。
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Quarter note♩マスターに、俺は…なれるのか?

念願のzaccoさんとの対面を果たし、

初場所アングラーズベース赤城山への潜入に成功し、

何ならももクロ鮭バッグを見せびらかすことにも成功したビーノは、

いよいよこの日最大のミッションに取り掛かることに。

それは、開発者であり製作者である、つまりこの分野における第一人者であるzaccoさんに、今まさにブレイク寸前のボトムスティックルアー、Quarter note♩の使い方を直伝してもらおうという虫のいい話。

zaccoさんのホームであり、Quarternote♩の聖地ともいえる、
ここABAさんでその真髄をマスターすることができれば、
小菅の甲斐サーモンも攻略にも、絶対的な武器になるはず。

・・・川水はともかくとして。

皆んなが知りたい後半、行ってみよう。

前半まだの方はこちら。

「ガチエンジョイ勢」zaccoさんとメッチャエンジョイしてきた話。@アングラーズベース赤城山2025.2.3

いよいよQuarter note♩レッスン🎼開始

日が上がって来たところで、zaccoさんによるQuarter note♩のレクチャータイムに入ります。
いや、この際だからLessonと呼びましょう。
Quarter note♩だもの。

なんといっても開発者自ら教えて下さる訳ですから、こんな贅沢な話はありません。

講習に先立って、Quarter note♩の製品版をまたいただいてしまいました。

比較写真を撮っておけばよかってのですが、
以前いただいたものはアイが縦だったのに対して製品版は横アイになっています。
往年のウエポンジグを思い出してしまうのはおっさんバサーだけでしょう。

そしてカラーは夏菜子ちゃんレッド。
争いや傷つくことを恐れずに前を向く、力みなぎる時の情熱の赤です。

夏菜子のパーソナリティが実は全くイケイケの赤とはかけ離れているからこそ沁みる歌詞なんですよ。

そもそもQuarternote♩とは

ちょこっとおさらいですが、

Quarter note♩とは、簡単ハンドメイドルアー製作者でお金をあまりかけずに釣りを楽しむスタイルを発信しているzacco methodのzaccoさんが開発制作された、

ボトムスティックタイプお助けルアーです。

その名の通り四分音符♩の型をしたポップなフォルムの中に、

  • 投げやすい
  • ボトムを取りやすい
  • 根掛かりしづらい
  • レンジキープが不要
  • ゆらゆら揺れて魚を誘う
  • 見やすい
  • よく釣れる
  • 楽しい!

という、初心者でも釣りやすい機能を論理的に構成してポップでかわいいフォルムに詰め込んだ、ニュータイプのお助けルアーなのです。

なんか、アライくんとか、ズイールのルアーに通じるものがありません?

可愛いボディに釣れる要素をギュッと詰め込んだオールタイムモンスター アライくん Arai-kun / ズイール Zeal
かつてバスフィッシングを口実に女の子をデートに誘うのがトレンド?だった時期があります。 あのキムタクがTVでキャスティングスキルを披露したりして、なんかよく分かんないけどバスフィッシングっておしゃれだよね的なイメージが広がり始めた頃のオハナ

Quarternote♩ Lesson!zaccoさんの解説&実演!

そしていよいよ、zaccoさんのQuarter note♩レッスンが始まります。

🎼Lesson1:コツは「とにかくゆっくり」

zaccoさんのQuarter note♩レッスンのポイントは明瞭簡潔。

「とにかくゆっくり」

要約すれば、この一言です。

そして実演。
インレット絡みに投げて、ボトムを取って、
言葉通りにゆーっくり引いてきます

「フックが上にあって根掛かりしづらいから、ボトムを取ってゆーっくり引いてこれるんですよ」

「ゆーっくり引いても、根掛からないから誰でも釣れるんです」

なるほど。

実はQuarter note♩には取説がついていて、
ゆっくり引いてくるというのはちゃんとそこに書いてあるし、
zaccoさん発信の動画でも説明されているのですが。

聴くと見るとでは大違い。

実際にzaccoさんが釣るのを見てみると、

ゆーっくりのレベルが本当にゆーっくりでした。

zaccoさん、有言実行! 

すると〜

zaccoさん、解説通りに大物ゲット!さすがです!

カラーはレッドでした。

フットボールジグじゃなく、ワームのズル引きのイメージ。

zaccoさんのレクチャーを聞いてビーノなりの考察を加えると。

これまでビーノはQuarter note♩をフットボールジグだと思って使っていました。

へッドの形、簡単にボトムを取れるボトムルアー、といったところからそう考えていたのだと思います。
その結果、使い方はボトムバンプやデジ巻きをしたり一貫性がなく、
ズル引きでもやや早めになっていた気がします。

そもそもバス釣りでもフットボールジグでそんなにたくさん釣ってないですからね。

実際にzaccoさんの使い方を見てみると、ビーノのイメージよりも、3倍ぐらいゆっくり。
そして、余計なアクションは加えない。
ボトムの変化を拾い、水流を受けて勝手に揺らめく動きだけで十分に魚を誘うようです。

どっちかというと、フットボールジグよりワームのテキサスリグのズル引きのイメージ。
いや、シンカーより上にフックがあって水流を受けて揺らめく感じは、
リーダーレスダウンショット=ジカリグに近いのかも知れません。
まぁビーノは直リグってやったことないんですけどね。
直リグが流行った頃にはラトリンログをはじめアメリカンルアーにハマって
ワームをほとんど使わなくなってたので。

とはいえ、当たるが掛からない!

zaccoさんのアドバイスを受けて、ゆーっくりズル引きを徹底します。

すると、これまでとは打って変わってアタリが出るようになりました。

が……………。

掛からない!

何度アタっても、全くかかりません。む、難しい!

🎼Lesson2:「とにかく向こうアワセ」

そこへzaccoさんのもう一つのアドバイス、Lesson2です。

「とにかく向こうアワセ」

「ツンとかトン!とか、点でアタってもアワセたら、だいたいすっぽ抜けます。
ツン!がツーっ?になって、持っていったらようやく巻き合わせして下さい。
とにかくゆっくり、とにかく向こうアワセです!」

なるほど。ヒラメ40みたいなアワセですね。
川水の魚だとツーまで持って行ってくれない気がしますが。
いやでも、そういえば川水で釣れたとき、風でライン弛んでて、
張ってる間にいつの間にか食ってたような朧げな記憶が…(記憶の再構成の可能性あり)

とすると、タックルセッティングも違ってきます。
ボトムルアーということで、ロッドはバベル用のファインテールS5102ULをPEラインで使っていたのですが、もっとマイルドなロッドの方が良さげかもしれません。

ということで、ファインテールよりはマイルドで巻きのスプーンクランク用のゼロヴァージ60ISS-ULよりはハリのある、ビーノ的にはミノートップ用のゼロヴァージ60ISSに付け替えてみました。

本来ならラインもPEではなくエステルか、
もしくは比重の高いフロロが最適かもしれませんね。

専用タックルを用意するならばですが。

ついにヒット!

ザ「ビーノさん、こっち釣れますよ。どうぞ」

zaccoさんが朝イチに来て確保されたインレット横の釣り座を譲って下さり、
ご厚意に甘えて入らせていただきます。

いやもう、この際プライドとか無いです。
せっかく釣らせてくれようとしてるんだから、有り難く全力で甘えちゃいましょう。

そして、ついに。

ツーっと持っていったアタリに、じっくりタメてから、グ~ッと巻き合わせ…

すると・・・グググ……ッ!

乗った!

ついにガッツリと、重量感のある手応えが来ました。

自己記録級大物ヒット!!走る走る!!

グイグイ走ります。

ドラグを締めますが、沖に向かってむっちゃ走ります。

どれぐらい走るかというと、
イワナセンターでミノーにスレ掛かりしたジャガーに池中走りまくられた時並です。

もしかしてスレ?

ちゃんとバイトの感触があったから、スレじゃないと思うんですが。

スレじゃないとしたら、相当デカいですよ?

走る上に、重い。
インレットの流れに乗られたり、
その先にある鉄パイプでアングルを組んであるところに絡まれたらアウトです。

ドラグを締めてファイトするも・・・それでもラインが出て行きます。

タックルはゼロヴァージ60ISSに、
ラインはアーマードF(アジメバル)0.2号、リーダーはフロロ3lb。
リールはカルディアLT2000、ドラグにはベアリング追加してシロクマグリスを入れてあります。
非力なタックルではありません。

が、止められない。
引っ張って寄せても、一向に浮いてこないので魚の姿が目視できません。

仕方ない、もうちょっとだけドラグ締めようか…?

・・・ぷちっ。

あ・・・

ゼロ・・・グラビティ・・・

抵抗を失って風になびくオレンジ色のPEライン(アーマードFアジメバル)だけがふわりと戻ってきました。

呆然自失・・・

まるで、リンゴが落ちるのを見たニュートンが万有引力を発見することなくビタミンBを発見した世界線に迷い込んでしまったかのような衝撃と浮遊感……

この瞬間、全てが崩れ去ってしまったのですよ。

だって、まず単純に、大物が釣れるところだったのをバラしたじゃないですか。
おそらく55以上、もしかすると60クラスの引きだったんですよ。

鯉とかナマズとかアメキャとかはデカいの釣ってますけど、
あとイトウは釣ったことありますけど、
多分ここだとニジマスなので、
ニジマスのロクマルクラスだったら自己記録大幅更新。

そのメモリアルフィッシュを、
zaccoさんのQuarternote♩で、
案内してくれるzaccoさんの目の前で釣れたら、

最高じゃないですか。

しかも最推しの夏菜子レッドで。

しかもそのヒットルアーの夏菜子レッドもロストして、

さらにリーダー付きで大物の口に遺してしまったんですよ。

ある意味リーダー夏菜子ちゃんロスってことですよ。

夏菜子の内省とリーダー論、東京03とのラジオ対談より。

自分的にも痛いし魚にもzaccoさんにも、
あとリーダー夏菜子ちゃんにも申し訳が立たない!!
夏菜子ちゃんは全く気にしてないと思うけど!!

さらにビーノは、朝方の40クラスを強欲リリースしているわけですよ。
まさに、今みたいな大物をキャッチしてお持ち帰りするための布石だったわけで。
それをせっかく掛けたのに、みすみすバラすなんて・・・。

さらにこのABAさんでは、キープしないと写真が撮れないというルールがあるじゃないですか。

「ガチエンジョイ勢」zaccoさんとめっちゃエンジョイしてきた話。@アングラーズベース赤城山2025.2.3

そう、朝の強欲リリースした魚はリリースしたが故に写真すら撮っておらず
今回バラしたためにブログ的には撮れ高ゼロになってしまうんです。
小鱒ちゃんは除いて。

振り出しに戻る…

こ。これはまさに・・・釣りにおける音楽記号の…

ダ・カーポだ~っ!

※ 本当は「曲頭に戻る」です・・・。

Quarter note♩で何匹か追加。

反省としては、
せっかく空いているのだからドラグを締めたりせずにもっとじっくり寄せればよかった。

あとはリーダーの結節ですね。
最近、横着して電車結びの6回&4回回しにしていたのですが、
やっぱり柏木ノット改、通称しもきんノットの方が強いです。
電車結びは早くていいのですが、現場で強風の時とか以外は、
できる限り強度を優先すべきですね。

当たり前のことなんですが・・・。

あまりの絵に描いたような残念な展開に、
気の毒に思ったzaccoさんが、もう1本Quarter note♩を下さいました。

重ね重ねかたじけない!

その後ビーノはインレット横を離れてABAさん一周の旅に。

どうやら池の奥の方はシャローエリアになっているようです。

インレット側が浅くてアウトレット側が深いのが普通かと思ってましたが、そうとも限らないんですね。

そして、池全体を元気に回遊している魚がたくさんいます。

何故そんなことが言い切れるのかというと、
スレがかりのルアーを背ビレ辺りにくっつけた個体が何匹か泳いでいるからです。
ある意味タグフィッシュですね。

何本かレギュラーサイズを釣り、何度かのバラシを経て。

インレット付近のzaccoさんの元に帰ってきました。

ビーノも池を回遊してきた訳です。

釣りをしながら池の中を見ていると、はっきりとは見えなかったですが、口元に赤くて細長いモノをぶら下げたヤツが泳いでいるのが見えました。

さっきバラしたアイツでしょうか?だとしたらちゃんと口で食ってたことになります。大きさは多分、60は無いけど55前後かな?釣り上げた人はQuarter note♩釣れるんで、是非使ってみて下さい。そして御一報と写真をいただけると嬉しいです!(キープする場合)

そしてドラマは訪れた・・・?

そして、もうそろそろ帰りの時間が気になり始めた午後3時(たぶん)。

絵に描いたようなドラマが訪れました。

zaccoさんのアドバイス通りに、インレットの水流をを横切るように投げて、
Lesson1に従って非常〜にゆっくりと歩くように引いてくると、アタリ。

Lesson2に従って、アタリがあっても、アワセない。
「とにかく向こうアワセ」を忠実に守ります。

すると・・・

ツツ~~・・・・・・ッ!グググッ!

巻き合わせ………乗った!!

今度も引きますが、さっきバラした魚ほどの重量感はありません。

しかし、何という絵に描いたようなドラマチックな展開!ファイトしながら自分に酔ってしまいます。

zaccoさんが出してくれたネットに滑り込ませて、無事ランディング成功!

しかもヒレピン具合が半端ないです。道理で走るわけだ!

思わずzaccoさんとグータッチ!

グータッチといえばゾロリですよ。
夢は心のつばさとオムライス~かいけつゾロリから約束のステージへつなげる思い、夏菜子愛の飛翔!!

なんか今回夏菜子愛強すぎですね。

早速検量に向かいます。

検量所のスケールに合わせると、
48cm!

なかなかのサイズです。

写真を撮ってくれたのですが・・・

ここでもビーノは痛恨のミス。

自分のスマホで撮るの忘れた!!

その後の姿がこちら。

さらにその後の姿がこちら。

しかし、この日の夕飯は前日作っておいたおでんと、シンプルな肉野菜炒め。

え?サーモン?乗ってますよ、ちょこっとだけ。

このために3枚下ろしの真ん中も捨てずに入れてもらうように頼んだのです。

このスキミが食えるのは釣り人の特権ですよね〜。

本日の釣果14匹。満足感は∞。

今回の釣果、14匹です。

管釣りで朝からやって14匹は、決して多い数ではありません。

が、何だろう、むっちゃ充実してました!!

楽しかったり悔しかったり、初場所の緊張感だったり、
Quarternote♩のレッスンでちょっとずつ使いこなせるようになってくる手応えだったり、
デカいの釣ったりバラしたり、
広々とした釣り場で思い切り投げて癒されたり、

なんかめっちゃ満足な釣りができました。

満足感はそう、無限大~!

大切なもの見つけたら そこが君だけの宝島。
目の前にある いつもの道が かがやきはじめて・・・いたわけですよ。

いろいろとアテンドして下さったzaccoさんに大大大感謝はもちろんなんですが、一歩踏み出してみた自分をほめてやりたいです。

人の親切の恩恵を授かるには、自分が動いてその場にいかなきゃ始まらないですからね。あと、他人の厚意を素直に受け取れる自分じゃないと、しあわせって感じられないですよね。

そうだ、久しぶりにゾロリーヌ風オムライス作ろう。
冷蔵庫にソーセージがあったはずだ。

まとめ。Quarternote♩はアンダンテ。フッキングはアダージョ?

今回zaccoさんのレッスンを受けて分かったQuarter note♩のポイントをまとめます。

というか、zaccoさんが既に簡潔にまとめてくれています。

「とにかくゆっくり、とにかく向こうアワセ」

これに尽きます。

どれぐらいゆっくりかを文字にするのは非常に難しいなぁ、
と頭を悩ませていたら、いいこと思いつきました。

Quarter note♩にちなんで音楽記号で表せば良いんですね。動画とか無かった昔の人が知恵を絞った素晴らしい遺産ですから、活用しましょう。

非常にゆっくりな感じの表現は何か調べると、
「ラルゴ」「アンダンテ」「アダージョ」など、いろいろあって、
しかも単純なスピードの違いではなくて、それぞれニュアンスが違うみたいなんですよね。

「ラルゴ」だと「ゆったり、堂々と」これは違いますね。

「アンダンテ」非常にゆっくりと、歩くように。

ズル引きのニュアンスはすご〜くゆっくりと、しかし一定にボトムを取りながら進んでいくので、コレかな?

「アダージョ」これも「非常にゆっくり」という意味らしいです。

フルートをやっている妻にこの2つの違いを訊いたのですが、よく分かりませんでした。
感覚的なものなんでしょうね。

アダージョは語感的にアンダンテよりも動かなそうな、ずるずるっとしたニュアンスがありそうな気がします。

そういえば、昔姉が読んでいた別冊少女コミックに音楽記号を題名にする漫画家の連作があって、
「あだーじょ」ってあった気がする。
話の内容は全く憶えてませんが、恋愛漫画だったはずなのと音楽記号の意味からして、
焦らず少しずつ愛を育てていこうね💏的な話だったんでしょうか?

ということは、「アダージョ」は、zaccoさんのいう「とにかく向こうアワセ」に近いニュアンスのような…いや、無理がありすぎるかな…。

zaccoさんの分かりやすい解説動画。

そうそう、本家本元、zaccoさんの動画も置いときますね。

ん?

ちょっと待ってよ?

もしかして、これ見たら…

ビーノの記事要らないじゃん!

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