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夏菜子の内省とリーダー論、東京03とのラジオ対談より。

モノノフのたわごと
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夏菜子の発する一瞬の言葉には深い内省の裏付けがあった!知ってたけどね。

夏菜子って普段お馬鹿で天然なのに、大事な時はいつも良いこと言うよね~。

ってことは、モノノフなら皆知ってますよね。
その適当天然トンデモリーダーのスーパープレーは、決して霊感が炸裂した訳じゃなくって、
普段から深く深くいろんなことを考えている結果なんだと、
ツヨクツヨク確信させてくれたお話。

まあ分かっていたことですけれど、我らが推しのご本尊様の口から語られるようになったんだなあと。
嬉しかったので、需要があるか分からないけれど勝手に君にシェアしますね。

夏菜子がサトシに語った深いリーダー論とは?

先日7月6日、我らがももクロのリーダーで不肖ビーノの唯一絶対の推しである百田夏菜子さん(🦑以下敬称略)が、「東京03の好きにさせるかッ!」というラジオ番組にゲストの出演し、ホストの東京03(主に飯塚悟志さん:🦑以下サトシ)とリーダー論について話していました。

それはそれは深い深い話で、夏菜子推しは勿論のこと、モノノフなら絶対聴いておいて損はない内容でした。聴き逃し配信が1週間(7月13日午後8:55まで)らしいので、間に合うならビーノのブログは後にして😭、まずは聴いてみて下さい。

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる
NHKラジオ らじる★らじる で配信している聴き逃し対象番組の一覧ページです。

🦑いかがだったでしょうか?聴けましたか?

これは神回なので1週間と言わずずっと聴けるようにどうにかして欲しいですね。
皆さんNHKに要望出しましょう!

聴けた人も聴けなかった人も、この記事を読んで共感してくれるところがあると嬉しいです。

適当天然とんでもリーダーというアイコン。太陽の申し子には異論無し。

夏菜子というと、モノノフ間に認知されているイメージとしては、こんな感じでしょうか。

  • 太陽の申し子。人を笑顔にする天才。女長嶋茂雄。ミスターももクロ。
  • 頭の回転は早いが、お勉強は苦手。
  • 天然。精神年齢5歳と言われるほど、純粋でちょっとお馬鹿。
    あまり深く考えずその場で発する言葉が面白い。
  • 時々、大事なところでとんでもなく人の心を打つ発言をする(お馬鹿なのに)。
  • 今は押しも押されぬももクロの絶対的リーダーでセンターだけど、
    当初はかなりへなちょこだったらしい。知らんけど。

歌やダンスのパフォーマンスの部分はとりあえず置いといて、キャラクターの部分ですね。
(ここでいうキャラとは作られた虚像という意味ではなく、素の人間性の部分も演じている役割の部分もまるっと含めて言っています)

はい、どれも異論はないです。
それらに加えてずっと見ていると分かってくるのが、
夏菜子の魅力を支えているのが「振り幅」「二面性」であるということ。

口に出す出さないは別として、夏菜子推しはみんな夏菜子の振り幅にヤられていると思っています。
それをうまく表現したのが、最近の自己紹介ソング、「ダンシングタンク」の
「リーダーというアイコン?普段は赤とか着ません。黒とかグレーかな。
意外ですか?まーそうですか」
からの〜

「太陽降臨〜〜〜‼️」

だと思うんですよね。

むしろ以前は「太陽」の部分ばかりを前面に出していたのを、最近は
「黒とかグレーかな」の静の部分も表に出して来たような印象があります。
モノノフはみんな知ってましたけどね。

当初の夏菜子は引っ込み思案でへなちょこだった。

モノノフの間では承知の事実として歴史の時間に習いますが、
結成当初の夏菜子はかなりへなちょこで、とてもリーダーらしくはなかったらしいです。

ビーノがももクロに興味を持つようになったのは、5人になり「Z」がついて以降なので、
へなちょこな夏菜子はインディーズ時代の音源を集めたアルバム「入口のない出口」と、
「はじめてのももクロ」などの振り返り映像、
「ももクロ春の一大事2011中野サンプラザ大会」などの円盤、
そして各種インタビューや紙媒体の情報で後から知ったことになります。

特に中野の円盤。
あかりん脱退のシーンは何度も回想されてますが、このライブ見てない人はぜひ一度、
一部二部通してトータルで観ておく価値があると思います。
実はビーノが娘と一緒にはじめて観て沼に堕ちたライブ作品がこの中野の円盤でした。

精神的支柱だったあかりんが抜けて必死になって頑張る夏菜子をはじめ5人の姿が、ビーノにとってのももクロの原風景でした。あかりんには申し訳ないけれど、精神的支柱である彼女が抜けないままでいたら、自分はここまでももクロにハマらなかっただろうし夏菜子推しにもならなかった気がします。

杏果脱退から桃響導夢で固まった覚悟

そんなへなちょこだった夏菜子がリーダーとして覚悟が固まったのはいつかという問いへの答えは、
何と10周年ライブの桃響導夢2日目、蝶野さんの前に出て目をつぶった瞬間だったということでした。

杏果が抜けたのが1月の幕張ライブ。
ビーノは必死のやりくりと周囲の協力のおかげで、幕張の会場にいました。
まだ小さく純粋だった、杏果推しの娘のために。

このライブの話はまた別に書きたいと思います。

あの時夏菜子は、「今はまだ、ついて来いなんて言えないですけど…」と言い淀みました。

その姿は何事にも前向きに全力で立ち向かってきた全力少女、
「キングオブライブ」ももいろクローバーZのリーダー像としてはあまりにも弱々しく、
しかしどこまでも率直でした。

そしてラジオで明らかになったのはここから。

夏菜子はこの時期、「一旦立ち止まろう」と思った。
そのまま走り続けたら大切な何かを置き忘れたまま走って行ってしまう、
いったん立ち止まらなきゃと思ったと。
そして、あらゆる選択肢を考え、メモしてシミュレーションしていた。
その中には、「続けていかない」という選択も全然なくはなかったというのです。
そしてこの選択をしたら悲しませてしまう人がいるとか、
いろんな人の人生に影響があるかとか、
そんなことも細かくスマホにメモして整理する作業をしていたと。
しかし、そのスマホをスられて失くしてしまい、
考えても無駄だとやめてしまった
そうです。

そっちも百田さんらしいというか、まさに二面性、振り幅ですよ。

サトシの夏菜子リスペクトとリーダー像

印象的だったのが、サトシから夏菜子へのリスペクト。
「理想のリーダー像は百田夏菜子さん」と何度も言い、
どう聴いても社交辞令ではなく本気なんですよ。
「いちばん頼りなく見えるのに、大事なところでいいこと言うんだよ~」とか、
それはもう、本気なんですよ。

夏菜子の考えるリーダー論とグループ像

優等生タイプのしおりんにリーダーを任せたいと思わない理由については、

「リーダーっていうものに縛られちゃうと、それ(彼女のいいところ)ができなくなる」

そして今回いちばん鷲掴みされたのが、この一連のフレーズ。

「リーダーが発したことでメンバーの自由とか人生が縛られないようにはいつも気を付けています」

「それぞれの自由が交わるラインがグループとしての理想の形」

「それぞれがどんな人生を選択したとしても、それが一番になるような、どうにでも変形できるようなグループでいたい」

どうですか。とてつもなく内省的じゃないですか。

ごめんなさい、巻き戻し再生ができなくて、文字起こしが正確じゃないかもしれません。

でも、言わんとしていることは伝わりますよね?彼女(達)をずっと見てきた人には。

思い起こされるのは、もう随分前になるけれど、映画「幕が上がる」の高橋さおり役。
この役に関して、本広監督だったか別の誰かだったか忘れたけれど、制作側の誰かが、「他の4人は本人のキャラクターと被るところがあるけれど、夏菜子のさおり役だけは本人と全然違う役柄を与えられている」という趣旨のことを言っていました。

どうでしょう?僕は当時、そんなことないと思いましたね。
今から思い起こせば、ここでいう「本人のキャラクター」という言葉の意味付けにもよるんでしょう。
もしこの「キャラクター」が演じられた虚像のことであれば、そうなのかも知れませんが、
水面下に持っている人間性まで含めた概念であれば、違うんじゃないかと。

いずれにしても夏菜子の内省的な部分を引き出した素晴らしい配役と演出。
必然の結果だったと言えると思います。

そして、あの役を演じた影響が、自分の内省的な面を表に出して行くようなベクトルとして彼女に働いたんではないかと。

東京03も同じアイドル

番組終盤は、お互いをリスペクトしている発言のオンパレード。

「ももクロの皆さんから与えられた影響って、僕の中でものすごくデカいんで」

「ザ・バラエティの場で作ってもらった」「ベースがサトシ」

「もう、チームじゃん」

「僕はもう戦友だと思ってます」

「ちょっと同じグループな感じもあるじゃないですか」
「ほぼほぼ一緒」

そして
「同じアイドルだし」という夏菜子の発言に対し、
「それは嘘でイジってる」と否定するサトシ。
それに対する夏菜子の反論が凄かった。

「いや、アイドルです。人に笑顔を届けるって目標なので
それをこんなにやっている。仲間意識、戦友ですよ。」

ああ、「人に笑顔を届けるのがアイドルだ」という自らの定義が、
こういうディスカッションの中ですぐに出てくるくらい、
血肉となって身についているんだなぁと。

結局のところ何が言いたいかというとですね〜。

これからも一生推せる」

この人はね、40になっても50になっても、
もっと上の、今の吉永小百合さんぐらいの歳になっても、
(吉永さんがご自分のことを「モノノフ」と言われた時のように)
ずっと人を笑顔にし続ける人だと思うんですよ。

それがステージに立って歌って踊る、
「いわゆるアイドルグループ」という形じゃなくなったとしても、
自由な形でももクロはあり続けるんだろうなと。
そしてそこには、いくつになっても深い深い内省に裏付けられた言葉の力と天真爛漫な発言の大きな振り幅で老若男女のハートを鷲づかみにする、この人の笑顔があるんだろうなと。

いや、良いんですよ。

無理して跳ばなくても良いし、休んでもいい。
結婚しても産休育休取っても、
なんなら辞めてもいいんですよ、やめたら泣くけど。

メンバーや周りの人生だけでなく、御自分の人生も自由に選んで欲しい。

そしてその選択の結果、幸せな笑顔を見せてくれたら、
それが我々にとっての最高のアイドル像であり、リーダー像になるのだから。

夏菜子愛に共感してくれる方は下の記事も読んで下さい。
魂込めて書いたのにPV数何と40そここそ・・・。
    ↓
夢は心のつばさとオムライス~かいけつゾロリから約束のステージへつなげる思い、夏菜子愛の飛翔!!

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