ようやくフロボ出せました!
ようやくフロボ出せました。

どれぐらいようやくなのか、何で(アイコンが)泣いてるのか、
意味分からん方も多いででしょうが、良いのです。
ビーノの心の内を知りたいというおやさしい方はこちらの過去記事をお読みください。
とにかくしばらくぶりにフロボを出して、釣りをしてくることができた。
年齢不詳のアラフィフ釣り好き兼業主夫の、
小さいけれど大きな一歩の記録をなるべく簡単に書き残そうと思います。
なるべくね・・・。

前夜は不眠。それでも出発できた。
暑かった2025年の夏。
8月は例年子供優先で釣りはお休みなのですが、
今年は9月になっても暑すぎて釣りに行く気力体力が湧いてきませんでした。
原因は暑さだけじゃないとは思うんですけどね。
いろいろストレスもあって、無理するときじゃないと判断して、無理はしませんでした。
しかし、お彼岸過ぎてようやく涼しくなり始めたこともあって少し動けるようになり、
10月中に2回はフロボを出そうと決めていました。
何故って、11月になると川越水上公園プールトラウトもオープンするし、
どうしても手軽で確実に魚に出会えるエリアトラウトがメインになっちゃうじゃないですか。
エリアトラウトが悪いわけではないのです。
ただ、一度もフロボを出さないままトラウトシーズンになだれ込んでしまうと、
心の中で葛藤が続いてしまうと思うのですよ。
つまり、
「俺はフロボを出さずに楽してプールに流れているんんじゃないだろうか」とか、
(今季流水プールはやらないらしいけど)
「もうバス釣りが好きじゃなくなっちゃったんだろうか」とか、
「人生残り少ないんだしフロボなんて今のうちに手放した方が良いんじゃないだろうか」とか。
(註:この場合の「人生」とは生物としての寿命の残存期間のことではなく、
自力で安全にフロボを上げ下ろしできるフロボ人生の残存期間のこと)
そういう思いを抱えながらエリアトラウトシーズンに入っても、心から楽しめないじゃないですか。
(特に悶絶タイムになると。)
相変わらずのマイナス発想ですが。

そうならないためにも、想いを残さずやり切ってから次のシーズンを迎えたいじゃないですか。
ゴールが奪えないまでも、シュートまで行くことで次につながるのです。

軽い筋トレと近所の小バス釣りが効いた?
それでも、勝算が無い戦いに挑んで無闇に散るほど、ビーノは勇者ではありません。
ていうか、この期に及んで再度失敗体験を積み上げるのはダメージがデカすぎます。
今回挑戦することにしたのは、
今ならいけるのではないかという手応えをつかんだからです。
それは、一つは軽い筋トレを再開したこと。
「鬱には軽い運動が効く」
これは真理だと思います。
鬱はどうだか知りませんが、「認知症予防には軽い運動が効く」というのはエビデンスがあるとリハビリの世界では言われています。

これは、脳トレとかRO(見当識トレーニング)とかよりも強力なエビデンスだと言われていたような気がします。ソースは忘れました。

ええと、軽い運動の話でした。
実は昨年ビーノは1年間、割としっかりめに筋トレをしていました。
といってもジムに通うとかではなく、自宅でちょこっと、自重で腕立て腹筋スクワットをするくらいなんですけどね。

それでも各2セット、1ヶ月に10~15回はやっていました。
もちろん健康のためでもあるんですが、
「ちょっとイケオジを目指してみようか」的な謎モチベもありまして。

それが今年に入ってからなぜか、全くと言っていいほど、全くやらなくなってしまって。
休みの日はスマホばっかりいじって、ダラダラ過ごすばかり。

こうなってくると、やり始めのきっかけのハードルが高くなってしまうんですね。

そこでこの秋、ちょっとだけ元気が出てきたビーノが採用したスペシャルメニューが、
「10回だけ腕立てをする」
というもの。
コロナ禍初年にSNSで流行った、
「#10 push up」
というムーブメントを憶えていますか?
タイムラインに流れてきたら、とりあえず10回腕立てして投稿して次に回すという。
これね、10回だからいいんですよ。
30回とか50回とかじゃなく。
かといって1回でもなく。
だいたいの人が無理なくできるから良かったんだと思うんです。
これを今回、メンタルが少し改善したタイミングでやってみた。
SNSとかに上げたりしないで、ひとりででしたけど。
もう一つは、近所で小バス釣り。

何回か、小バスに遊んでもらいました。
楽しかったです。
これはもう、サイズとかゲーム性とかそういうのは置いといて。
とにかく生き物の反応が得られるって、本当大切なことなんだなあと。
まとめると、軽い筋トレと、小バス釣り。
無理して頑張らない、でも「ちょっと何かやった」という実績を少しずつ積み上げて行くのがポイントだったんじゃないかと。
スモールステップってことですね。
でもこれって、いつでも誰でも効果的な訳じゃないですからね。
たまたまちょっと動けるようになってきたからうまくハマったのです。
人に勧めたらいいってもんじゃないので、悪しからず。

1年振りの現地は草茫茫。下ろすのは不可能。かに見えた。
1年振り以上振り?の、かつて慣れ親しんだフロボ下ろし場に着いてみると・・・

草茫茫。大草原です。
WWWWWWWWWW
WWWWWWWWWW
WWWWWWWWWW
WWWWWWWWWW
・・・って感じです。
もう何十回もフロボを下ろした場所なのですが、
正確にどこがそのルートだったのか分からないくらいです。
ここだったかな?というところに踏み込んで下をのぞき込んでみましたが・・・

「分け入っても分け入っても青い草www」
衝撃のあまり有名な自由律の俳句が頭の中にこだましますが、どうしても末尾に草が生えてしまいます。
そしてこの作者が種田山頭火だったか尾崎放哉だったか分からなくて気になってしまいますが、
藪の中にスズメバチがホバリングしているのでどっちにしても
分け入ったらアウトです。
蜂に刺されても独りです。

別のルート発見!何とか出撃!
スズメバチにビビッて退散し、下流にあるもう一つの下ろし場に行こうかと思いつつ周辺を探索すると、
人が通ったらしき道を発見。

途中にアップダウンがあって法面を横に歩かなければいけないのでフロボを担いで上り下りするのには若干キツそうではあるのですが、水辺にはフロボを組み立てられそうなスペースもあります。

これは、あとあとのための検証としても、下ろしてみるしかないでしょう。
しかし、ここでもう一つ問題が。
ビーノは足場の悪い場所でフロボを出すために、太ももまであるヒップウエーダーというものを履いているのですが、このヒップウエーダーは落っこちないようにするためにはベルトかどこかにストラップを引っかけて止める必要があるのです。ガーターベルトから機能性だけ残してセクシー要素を100%抜いたようなものといえば伝わるでしょうか?
問題というのは、この前の誕生日プレゼントとして妻にもらったモンベルのサウスリムパンツというカーゴパンツには、ベルトを通すベルトループが無いのです。
どうにかしようとは思っているのですが、とりあえず今回は何とかなるだろうということでそのまま来てしまったので、だらしなく垂れ下がっていて、何ともみっともなくかつ歩きづらいのです。

まあこれについてはまたどこかで書きます。
・・・カクカク詐欺です。

浮いてるだけで癒される・・・久しぶりにハードルアーを投げまくる。
ともかく、何とか久しぶりに、1年以上ぶりにフロボを浮かべることができました。
いつ以来だったんでしょう・・・多分この時以来かな?
出すまでの心理的身体的地政学的な障壁は小さくなかったものの、
出してしまえばやっぱりマイボートでの釣りは癒されます。
もうこの際、釣れる釣れないはどうでもいいのです。
ということで、ローライトということもあり、好きなハードルアーを投げまくります。
一番大好きなシャッドラップをはじめ、カバー周りにはスピナベ、
ディープのブレイクにはラパラのDT-16、
巻いても巻いても反応が無いのでバンク際にベイトがいれば止められるトップでPOP-Rやクレージーシャッド、
トップに出ないのでラトリンログARB、よりスローにバグリースピンテール・・・
なーんにも反応無し。

まあ、いいのです。いつものことなのです。
地形が、水の流れが変わっている。
釣りしているうちに徐々に気付いたのが、以前通っていた時と比べて、
地形や水の流れが変わっているような気がするんですよ。
なんか、いつもはこっち側が水通しが良いはずなのによどんでいて、
反対側を見ると軽く水面が波立つくらい流れがあったり。
衝撃だったのが、かつて真冬の強風の日に50cmを釣った、
このエリアでは貴重なワンドの入り口と出口の岬が両方とも失くなっていて、
もはやワンドではなくなっていたこと。

もう真冬のプロテクトパターンは成立しないのか・・・。

コイと小魚はいるんだけど。
生命感が無いわけではないのです。
安定の鯉は、大中小たくさんいます。
鯉だけだとバスを探すヒントにはならないけれど、
ベイトになるような小魚も10cm以上のオイカワから2cm以下の何かの稚魚まで、様々います。
数は少ないけれど、バンクに追い込まれているらしき跳ね方をする小魚もおり、
おそらく捕食しているスモールもいるのですが、反応無し。
水温低下が原因かなぁ?

この日の天気は曇りたまーに小雨のローライトで、
微風もあり、パーカーの上にカッパのを羽織ってもいいくらい。
10月としては普通ですが、昨日は暑かったので、相対的には急激な気温低下があったとも言えます。
雨は少々なので、水温はそこまで急には下がっていないと思うんですが。
何せ久しぶりなもので、どれぐらい下がっているのか見当がつかないですね。
そして夏のオカッパリ小バス釣りで活躍していたスイングインパクトのダウンショットも投入。
・・・あら?ハードルアーじゃないし。まあいいか。
手は尽くした。諦めて撤収作業しながら戻る。
最終兵器のスイングインパクトダウンショットにも反応なく、手も足も出ずに正午頃。
今日はフロボを出せたこと自体に満足して、使ったルアーをしまいつつフロボ下ろし場に戻ります。
今日はやたらカモに会うような気がするかも。🦆

初めての場所なのでどうやって着岸するかアプローチを考えていると、
ふと対岸側の水通しが良さそうなのが気になりました。
近づいてみると、ちょっとしたオーバーハングの下にベイトフィッシュが跳ねています。
水通しのいい対岸に、ダウンショットを投入。
残っているタックルはスイングインパクトのダウンショットのみなので、
カバー際に入れやすいようにシンカーをずらしてショートリーダーにして投入。
オーバーハングは不発。ボートが流されるのに合わせて、
ちょっと下流のツルノゲイトウの際に入れて止めておくと、流されていたリグがふと止まります。

なんとアタリ。15cm級の小バスちゃん。
なんと、ピピピっと反応があり、合わせると走ります。
軽い!
走るけど、軽いです。テンションが抜けないように巻いていくと・・・
上がってきた魚を見て、思わず口をついて出たのは、
「ちっさ!」

写真だと5cmぐらいに見えますけど、実際は13cmぐらいはあったと思います。
いや、本当ですって。ログARBよりは大きかったですもん。


なんとアタリ。まともなサイズか?
まさかの極小今季初フロボフィッシュに笑っちゃいながらも、
近くのレイダウンがらみの護岸際に同じスイングインパクトを投入。
同じようにゆっくり止めを入れながらズル引きしてくると・・・
また、動きがピタッと止まります。一呼吸入れて巻き合わせると・・・
今度はそれなりに重量感のある引き。
さっきのチビよりは走り回らないけれどないけれど、潜ってツッコんで行こうとする動き。
まともなサイズっぽい!

まさかのラージ!
ロッドをしっかり曲げながら寄せてくると・・・

まさかまさかのナイスミドルな久しぶりのラージマウスちゃん、推定33くらいです。
れにちゃんよりちょっとお年上くらいかな?
近頃はスモールに押されて姿を見ることが少なくなってきた、久々のラージ。
ビーノはやっぱり、ラージが好きだわ~。
顔つきかな??なんかわからないけれど、かわいげがあるんですよ。

それにしても、フロボが出せただけで今日のミッションは成功だというのに、
久しぶりのフロボフィッシュ、しかもまともなサイズのラージまで釣れちゃうなんて、
想定外の結果でした。
いや、喜んでるんです。
喜び方を忘れてしまってるんですよ、きっと・・・。

ランディで初フロボだった。
ところで、今の愛車に乗り換えてからようやく初めてのフロボ釣行ができました。
思えば、フロボを積むことを前提に車選びを進めて来たにしては、
実際にフロボを載せて釣行したのは購入10か月後になってしまったわけです。
何度も積み込んではいたんですけどね・・・。
次回は別の下ろし場で。
今回のミッションは想定以上の成果を上げて終了。
しかし次回、同じルートからフロボを下ろしたいかというと、うーんちょっときついかも。
ということで、次はもう一つの下ろし場に行ってみたいと思います。
ていうか、今回早めに上がってそっちも偵察してこようかと思っていたのですが、
腹が減り過ぎて撤収しました。
ていうか、そもそも食料が足りてなかったんですよ。
ファミマにいつもの鶏つくね串が売ってなかったので。
おにぎりばっかり3つも4つも買っても(糖質ばっかりで)しょうがないので・・・。
かといってSOY JOYとかクリーム玄米ブランもコンビニで買うと高いから、
予め常備しておくべきなんですよね…。
腹が減ったらTOPでとり天。
帰り道。
無茶苦茶腹が減ったので、夕飯の買い出しついでに
TOPで鶏天を買って車内でムシャムシャ食べちゃいました。

TOPの鶏天は絶品です。
胸肉なんですけどジューシーで脂っぽくなくて、安くてうまくて高タンパクです。
冷めても美味しいので、おにぎりとかパンとか炭水化物系ばかり食べるよりもお勧めです。
TOPの鶏天、憶えておいて損はないかも。🦆

TOPでは釣れなかったけど!!

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