Zacco method研究所のzaccoさんが開発・製作されているインディーズ系ボトムスティックルアー、
Quarter Note♩
(くおーたーのーと)
知る人ぞ知るこの独自の最強ボトムルアーをパクって海賊版を作成し、
さらに不遜にもアレンジを加えて改良版?劣化版??別バージョン???
を作ってみようと企てた話をしたいと思います。
まずは構想編、行ってみよう!

※ zaccoさんのご了解はいただいております。
Quarter note♩はよく釣れる
謙遜やキャラ付けではなく、決して釣りが上手くない釣り好き兼業主夫のビーノの、
決して大したことない経験から言わせてもらいますが。
このQuarter note♩、ボトムルアーとしてある意味最強ではないかと思っています。
また、よく釣れるだけでなく、形も機能もコンセプトも、
似ているものが何もない独自の存在であることが素晴らしいと思うのです。

どう最強でどう独自かの詳細は長くなるので割愛します。
詳細はこちらの記事に書いてあるので。
ご存じない方はお読みください。
・・・なので。

Quarter note♩をパクり…製作してみたい。
まず、このQuarter note♩を作ってみようと思いました。
理由はいくつかあります。
- よく釣れる
- 楽しい
- 理詰めで納得の機能
- 他に似ているルアーが無い
などなど。
そして、有難いことに縁あって製作者のzaccoさんにいくつかいただいているのですが、
市販品ではないので補充するには自分で作るしかないのです。
そして、Zaccomethodではルアーの制作方法を全て無償公開されており、
パクってコピー品を製作することを、許可どころかむしろ推奨されているのです。
詳しくはこちら。
↓
zacco method研究所🇯🇵|note
この世知辛い世の中にあって、何という太っ腹!

で、あるならば。
コピーを作ることは製作者zaccoさんの権利を侵害するよりもむしろリスペクトの表現であり、
Zacco methodとQuarter note♩の地位向上にわずかなりとも寄与する方向に働くのではないかと。
そして、せっかく作るのであれば、完コピするのもアリですが、
自分なりのアレンジも加えてみたいなと思うのです。
Quarter note♩の弱点、フッキングを改善したい。
アレンジを加えて改良を図りたいポイントは、これに尽きます。
「フッキングの改善」
このルアー、魚がボトムに関心を向けている状況であればかなりの割合で魚に反応させることができる非常に優秀なルアーではあるのですが、つついてきてもフッキングしないことが非常に多いのです。
頭を咥えたトラウトがいた。
決定的だったのは11月に小菅トラウトガーデンに行った時のこと。
ご存じの通り小菅TGは浅くて透明度が高く、ボトムまで丸見えのことが多いので、
Quarternote♩のようなボトムルアーでも魚が寄ってきてつついたり咥える様子が観察できるのです。
寄ってきて、つついて、食わずにUターン・・・という場面を何度も目撃し、
ああこれが合わせてもフッキングしない「ツンツン」あたりの正体なんだな~と観察しながら、
食え食え、食ってくれ・・・と念じていると・・・・
パクッ!!
食いました!
音符の頭のところを!!
反転して持って行きました!!
当然、フッキングしません!!
だって、鈎が無いんだもん、ヘッドには!!

バイト時のターゲットをフック付近にしたい。
この件を経験して、いろいろ考えました。
よくよく考えたら、頭のところを食べたくなるの、自然なことじゃないでしょうか?
だって、細長い棒の端っこより、丸い球の部分の方が目立つし、なんかメインっぽいし、
第一ペレットに近いじゃないですか。

「ルアーを本物の餌に似せることで得られるものは何もない」
これは、約100年前の、ヘドン社の初代社長で数々の伝説的なルアーを残したジェームズヘドンの有名な言葉です。
Quarternote♩もあえて餌とは似ても似つかない音符型であることが楽しさの要因の一つではあるので、
そこをペレットに寄せるってどうなのよ?
という考えも頭を過ぎります。
が、そうじゃありません。
なにも形をペレットに似せようとしているのではなく、
フック付近に食いつかせるために魚の視線をどうやったら誘導できるか、
機能を突き詰めることで形がついてくるという機能ファーストの考え方なので、
ジェームスヘドンの精神とも何ら矛盾しないのです。
・・・しらんけど。

ということで、どうにかしてバイトをフック付近に誘導したい。
そのために考えられる手段をいくつか妄想してみたのです。
思いついたのが、こちら。
- ブラックテール
- グロー
- ヘッドを上にする
ブラックテールは、よくマジックジャーク系のミノーなどに採用されていますが、
バイトマーカーの役割があると言われていますよね。
なので、GJと同じように細長いフォルムであり、
水面ではなくボトムを基準に縦の動きをするクオーターノートにも効果があるのではないか。

しかし、これ実は既にやっております。
手持ちのQuarternote♩のお尻に黒いマニキュアを塗ったり、
zaccoさんにも提案して採用していただいたりして、既に使っているのですが、
効果のほどはというと・・・

「釣れない訳じゃないけど、体感できるほどの差は今のところない」
というのが正直なところです。

ではグローはどうかというと、まだやっていません。
Quarternote♩はボトムルアーなので、光量の少ない水底で使うことも多く、
グローカラーとは相性が良いのではないでしょうか?
なので、お尻というかフック付近にグローを仕込んだカラーも作って試してみたいと思っています。
が、それだけでは単なるカラーのアレンジ。
今回は形態そのものにアレンジを加えてみたいと考えています。

形態のアイデア
形のアイデアは2通りありました。
- 八分音符型
- リバース(ステムダウン)型
① 八分音符(eith note♪)型
八分音符、御存じですよね。
Quarternote♩=四分音符の半分の長さの音を表す音符、形は「♪」です。
四分音符♩の棒の先にヒョロっと旗のようなものが付いています。
Quarternote♩のフックが付く付近にアトラクターになる何かを付けたらそこにバイトを誘導することができるのではないかと考えた訳です。
問題は何を付けるかです。
最初に思いついたのは、バス釣りのポッパーとかに付いているフェザーフックです。
ビーノが大好きなルアーである「元祖ポッパー」POP-Rにも付いています。
あれは、ポッパーの動きや音で興味を持たせて寄せた魚を、
プラグ自体を動かさなくても惰性で揺れるフェザーの動きで食わせるという役割があります。
さらに移動距離を抑えるブレーキの役割も果たすので、
ポッパーをピンスポットでネチネチ動かして誘うには非常に理に適った機能を持っています。
Quarternote♩もボトムで止めるか非常にゆっくり動かして揺れる動きで食わせるので、ポッパーと似た機能が有効だと思われます。
ただ問題はフェザー素材を使ってしまうと、多くの管理釣り場でレギュレーションに引っ掛かり、使えないところが多くなるということです。
ビーノが行ける範囲でフェザーを使えるエリアは、川水、MAV、足柄、弁天閣ぐらいでしょうか。
フェザー使用OKの釣り場なら基本使えると思うのですが、
「だったら素直にフェザージグ使えばいいじゃん」といわれると・・・
おっしゃる通りでございます!!

なので、フェザー方式はボツですね。
では、フェザーではなく、バルサの小片を♪のシッポのようにくっつける、
ジョイントプラグ方式にするのはどうか?
これはレギュレーション的にはアリではないかと思うのですが、
浮力を持たせないとうまく揺らめかないと思うので、
小さなパーツに浮力と強度を両立させるのが案外難しいのではないかと思うのです。
あと、フックの前にジョイント部分が来るので、ライントラブルも解決しないといけませんよね。
なので、ナシではないけれど、初心者のビーノには技術的に難しそうかなぁ、と。
② リバース(stem dowm)型
次に思いついたのが、四分音符を逆さにした「逆さQuarternote♩」型です。
音符って、高い音になってくると、五線紙の上で逆さに書いて、玉が上、棒が下になるじゃないですか。
あのイメージです。

さっきも書きましたが、養殖トラウトってペレットを食って育つじゃないですか、幼少のころから。
なので、丸いものに反応するのは第2の本能みたいなことで、自然な習性なわけです。
幼少から食う、ようしょうくう、養殖・・・。

ペレットを模したルアーを作るわけではないけれど、
元々丸い部分を持ったルアーなんだから、わざわざそうでない部分にフックを付けるよりも、
素直に魚の興味を引きやすい丸い部分ゆらゆらックを付けちゃいましょうよということなのです。
といいますか、最初の発想としては、ゆらゆら動くお尻の先端に浮力を付けるにはどうするか考えたところ、バルサの塊を上に付けちゃえばいいと考えたのが元だったんですけどね。
あれ?それって、音符が逆さになった形じゃん、と。

具体的な製作案
具体的な製作のアイデアを、ざっと書き出してみます。
- まずは理解するために、通常のQuarternote♩を作る。
- ヘッド部分の玉が上に来るために、通常版では鉛の玉を入れていたヘッド部分をバルサの塊を仕込む。発泡素材でも良いと思う。
- ボトムを取るためにオモリは仕込むが、棒の先端側になるので大きく盛り上げないように注意する
- zaccoさんは鉛の玉に穴を開けて使用していたが、省力化と費用削減とフォルムを目立たなくするために手持ちのガン玉(スプリットショット)で作ってみる。
必要物品は
- バルサの棒
- ステンレスワイヤー
- UVレジン
- ガン玉・スプリットショット
- シリコンの型枠
- UVライト
- ペンチ
- 瞬間接着剤
- マニキュア
- トレイ
- 段ボール
- 爪楊枝
- 洗濯ばさみ
そんなところでしょうか?
どっちにしろ、何か足りなくなって途中で買いに行くんですよね。

次回は製作編だ!
ということで、構想はできました。
次回はいよいよ、製作に入りたいと思います。
あ、そうだ、名前も考えなくちゃ!
- 逆さQuarternote♩、リバース型
この2つは分かりますよね。 - High Tone Note
楽譜の上では玉が上に来るのって、高い音を表す時じゃないですか。
なので、ハイトーン。
もっとシンプルにHigh Noteの方が良いですかね?
でも、ボトムルアーなのにHighは意味が分からないような気もする。 - STEM DOWN型
楽譜上で玉が上に来る書き方を表す音楽的な専門用語が無いのか、ビーノは知らなかったのでAIに訊いてみました。
すると、正式な音楽用語ではないけれど、「STEM DOWN」という言い方があるそうです。
棒が下に来ている方に着目しているわけですね。
ただビーノがこのアレンジを考えたのは鈎が付いているお尻部分に注意を向けて欲しいから。
つまり「玉」の部分の方に注目して欲しいからなのです。
そうすると、名前も上にある玉の方を表現したいような気がする。
逆にいうと、たかが名前とはいえ、棒の方に着目させるような名称はふさわしくないのではないかと。
うーん。いろいろ考えていても、出来上がったルアーを見たら全然イメージに合わなかったり、
逆に突然全く違う名前が浮かんだりすることもありそうですけどね。
まあ、作ってから考えよっと。


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