ようやくフロボでバス釣りしてきました。
何がようやくなのか謎なんですけど。
まあ紆余曲折ありまして。
とにかく久々にフロボでバス釣って、
自己肯定感だいぶ上がったような気がする、かな。
・・・っていう話です。
予想最高気温37℃。こんなになる前に行っとけばいいのに。
この日の予想最高気温は37℃。
前日から熱中症アラートが出ている、全国的にも暑さで有名な関東某県。
屋外での運動中止と言われる中で、普通に考えたら釣りなんてしてる場合じゃないですよね。
が、このところずっとバス釣りしてないのです。
今年になって3回ぐらい釣り場には出たかな?フロボ2回、オカッパリ練習1回。
もちろん、魚は釣れてません。
昨年は確か、1回もフロボ出さず、オカッパリで小ちゃいお口のちっちゃいバスを何匹か釣っただけでした。
その言い訳・・・理由を軽く振り返っておきましょう。
理由①管釣りにハマった
その1はポジティブな理由で、菅釣りにハマったから。
特に川越水上公園はビーノ家から近いため交通費がほぼかからない、短時間でも行ける、釣り料金も安い、
釣れる釣れないの波は大きいものの、バベルさえ使えればまあだいたいボウズは避けられて魚の感触は味わうことが出来る。
そのため「今日、釣りに行くのは無駄な浪費ではないのか」といった葛藤が少なく、
「今日釣りに来て貴重な休日と虎の子の1万円を無駄にしてしまった」と自分を責める罪悪感から逃れられるのです。
全然ポジティブじゃないやんか~ッ!!
・・・ということで、迷ったら行っとく先発ローテの柱かつ中継ぎのエースかつ抑えの切り札的な立ち位置なのです。
相対的に、釣れるか釣れないか分からない、
むしろボウズの確率が高いためにメンタルにダメージ受ける確率が高く(ビーノの腕では)、
その割に重労働だったり命の危険がある(フロボの場合)
バス釣りは優先順位が下がるというか、辛いから避けがちになってしまうのです。
理由②腹痛でフロボ出せず
汚い話で恐縮ですが、実は昨年春頃から、ずっとお腹下してました。
当初はストレスでメンタルやられて鬱で心身症だと思っていたのです。
どうせ受診しても治るもんじゃないからと放っておいたのですが、
結局川越胃腸センターという専門の胃腸科にかかったら、
「過敏性大腸症候群」ということで診断つきました。よくある病気らしいです。
原因は不明で確かに精神的ストレスが関係することもあるようなんですけど、
ちゃんと胃腸科の先生に診てもらって炎症反応や潜血もなく腫瘍の可能性も低いということで、
ちゃんと薬も飲んで先生のいうこと聞いて馬鹿食いやめたら、ある程度落ち着いてきました。
すっかり治ったわけじゃないんですけどね。
で、何故それがバス釣り行かないことにつながるかというと、
ボート出しちゃってから腹痛起こすと大変じゃないですか。
レンタルボートなら桟橋につけてボート屋さんに寄ればいいんですけど、
フロボの場合、ビーノの環境では一度ボートを出すと釣り終わりまでほぼ上陸しません。
トイレ休憩とかいっても、もし着岸してもトイレ自体ないですし。
じゃあ小さい方はどうしているかというと・・・そのうち書きます。
理由③決断できない
①②の裏返しなんですけど、なぜか釣りに行くことを決断できないんですよ。
ビーノの場合、釣りに行けるのは平日休みの日で、
ここ十数年は子供たちを送りだしてから学童に迎えに行くまでの日中限定です。
子供たちが小さい頃、保育園の時は
「親が休みの日でも預けるのはOK、しかし朝8時半~迎え17時厳守」というルールで、
しかもシフト表提出してるから誤魔化し不可でした。
小学校に上がり学童に行くようになってからは、
「仕事の日でも休みの日でも利用OKで迎え18時半厳守」
と緩くなりました。
ですが、なかなか釣りに行く決断がつかないんですよ。
遠征は交通費掛かるしその割には短時間しかできないじゃないですか。
ボウズの時の凹み方がきつくて、なかなか決断できないのです。
フロボはフロボで、お金はかからないんですけど、
積み下ろしやら組み立て撤収作業やらで結構な重労働なわけでそれらのプレッシャーをはねのけて釣りに行くには、
前日にフロボや艤装一式の積み込みやタックルの準備など諸々の準備を終わらせておく必要があります。
しかしメンタルが元気じゃないと、たとえ積み込んであっても踏ん切りがつかないことが多々あるんですよ。
…出過ぎちゃうんですけどね。
近頃、妻が優しいのです。
何だか近頃、妻がビーノに優しいんです。
このブログでも何度か書いてますが、「妻から早朝出撃の許可が出たので」
と。
以前はこれ、かなり神経を使って根回しをしてタイミングを計って、ようやくの思いで許可をもらってたのです。
それが近頃では、妻が早番とかでもない限り問題なく早朝出撃させてくれますし、何なら家でぐだぐだしないで行ってこいって促してくれます。
妻はコスパとかタイパとかあんまり考えないんで。
だけど朝起きてから子供たちの準備とか間に合わないといろいろ問題があるので、やっぱり気になっちゃうんですよね。
出かける前にあれこれやってしまう、兼業主夫の性。
ということで、いろいろやってしまいます。
単純に寝ぼけてて、すぐに運転したくないってのもあるんですけど。
子供たちが学校に持っていく麦茶を水筒に入れたり、朝食用のコップを並べたり。
入れた麦茶のポットを洗って。
夜洗っておいたポットに新しい麦茶を作ったり。
麦茶奉行じゃん。
そうこうしているうちに、
5時には日が出ました。
ゴミ出しに行った時の写真です。
日が出るの早いですね。
現場到着。
なんと、うっかり、思ってたんと違う場所に来てしまいました。
ここからもフロボは下ろせるのですが、かなり久しぶりの場所。
行ってみると草ぼうぼうで草丈1mぐらいあるので、
ちょっとビーノのステップワゴンで踏み込む勇気が出ません。
エンジンルームに下から草入って悪さしそう。
仕方ないから下ろし場から少し離れたところに停めて、
フロボと装備1式を50mばかり手持ちで運ぶことに。
いや、ドーリーもあるんですけど、土手が高い&急斜面&足場悪い&藪なので、
先に組み立てちゃうと担ぎ下ろせないんですよ。
ね。
ちんたら用意して、出船したのが6時半ぐらい。
水面には何か白っぽいものがたくさん漂っています。
そういえばこの時期、これがあるんでした。
カゲロウ?カワゲラ?
夜間に大量にハッチした抜け殻です。
ひどい時には本当に水面を覆い尽くすので、今年はおとなしい方ですね。
まだピークじゃないのかな?それとも雨の日が少ないから分散しているのかな?
そして水面にはコイの群れ。
とはいえ、例年悠々と泳いでいるハチマルクラス以上の大鯉は見当たらず、
なぜか40cm前後の比較的小型のコイばかり。
そして奴らは水面から口を出してパクパク・・・
まさにコイの呼吸!!いやちがう、捕食してるんだ!
7:30、スピナベがわずかに重くなった。
こういう時はコイの群れの近くに投げてもいい結果が出たためしがありません。
(ある人います?いたら教えてください)
なので、なるべく抜け殻の浮いていない、水が動いているところを選んで打って行きます。
朝一、水面でパシャパシャしている小魚がいたのでPOP-Rを投げましたが、
なんか水面に出てくる雰囲気じゃありません。
やっぱり、コイに遠慮しているのかもしれません。
強すぎないルアーで巻いて釣りたい雰囲気なので、安定のシャッドラップ8cmから始めます。
久しぶりに来て地形が変わってしまったのか以前は着かなかったところでボトムに着いてしまうので、
7cmに変えますが・・・反応なし。
だったら、スピナベ?
強すぎず弱すぎず、ゆっくりめに引けるお気に入りのコロラドインディアナをチョイス。
深場が隣接したテトラとベジテーションの複合カバーに差し掛かったところで、
スピナベがもさっと重くなります。
テンションを掛けて軽くアワセたら動いた感触があるので、
ガッツリ巻いて追いアワセ。
ヒットルアーはフィッシングエルモオリジナルスピナーベイト、
正式名称は忘れましたがコロラドインディアナブレードの3/8oz。
ステインウォーターの日中長い時間に効くようにグレーとグリーンをベースにして、
挿し色にチャート、パープル、オレンジを少量混ぜてもらったスペシャルカラーです。
これはある意味スピナベ界のシャッドラップ的なルアーですね。
1匹の価値が半端ない。
この後ラトリンログARBのジャーキングとかクランキングとかライトリグとかいろいろやりましたが、
これ以降ノーバイトでこの1匹のみでした。
しかし。
良いんです。
この1匹で全て報われました。
今日の課題。
とはいえ、いろいろ課題も見つかりました。
久しぶりのバス釣り、久しぶりのフロボなので、課題も見つかったというより「思い出した」に近いものがあるのですが。
①スピニングのライン。ライトリグをやるなら本気でやらなきゃ問題。
今回、1本だけスピニングを積んでいったんですが、
何を思ったのかラインはナイロン6lbを巻いていったんですよ。
元はといえば6月の雨の日にMAVに行く準備として、フロロ3~4lbだとストライパーやアメキャが掛かった時にぶっちぎられるかなぁと思い、ちょい太目で2000番のリールにギリトラブルなく巻けるラインってどれが良いかと思ったんですよ。
フロロ6lb以上だとリールが2500以上ないとスプール径が厳しいし、PE+フロロリーダーだとは0.6号ぐらい欲しいけど安いのは0.4号までしか見つからなくて。
で、手持ちにあったナイロン6lbを巻いちゃったわけなんですが。
この某河川、MAVに劣らずバカでかい色物が居るんですよ。
3大勢力としては、コイ、アメキャ、ハクレンですね。
なので、できるならラインはMAV同様そこそこ太くしたいのですよ。
ですが、やってみたらナイロン6LBじゃあライトリグで底が取れないです。
・・・ビーノの腕では。
昔はナイロンラインで何でもやってたんだけどね。
さらにこのナイロン6lb、手持ちのシルバースレッドアンブッシュを巻いちゃったから…
どうですか?7
見えない!!
これについては、多くを語りません。
ラインでアタリを見る釣りには全く向かないですね。
あ。ちなみに替スプール買いました。先代カルディアのスプールが安かったので。
フロボは朝のうちに撤収すべし。
釣りしてる最中は対策してるからまだ良かったんですが。
撤収作業が、まあまあ地獄でした。
フロボをバラして艤装一式とエレキとバッテリーとタックル持って土手を登ったり下りたり、
そして土手に上がってから車までおよそ50mも荷物を持って行ったり来たり。
フロボは、秋から春の乗り物ですね~。
春から秋はプールトラウトもやってるけど、じゃあ夏は何したらいいんだろう・・・?
一番いいのは早朝出撃して日が上がる前に撤収しちゃうことぐらいですかね。
今日もそのつもりだったんだけど。
そんな時でも、いつも背中を押してくれるのは、ももいろのクローバー。
・・・アカツメクサですね。
一匹の価値が半端ない。
今回、ようやく朝からフロボを出せて(ちょっと遅れたけど)、
久々に1匹のバスに出会えました。
よく考えたら今年初バスです。
昨年はオカッパリで小バスと遊んだだけでまともな魚は釣ってなかったので、
2年ぶりぐらい??
ようやくバスを釣ることができました。
それも、久々のフロボで、久々のラージです。
たった1匹。
他、アタリかな?というのが1回あったきり。
でも、充実&納得でした。
なんででしょうね。
管釣りで半日やって1バイト1フィッシュのみだったら、
けっこうへこむと思うんですよね。
その1匹が50upだったりすれば別ですけど。
単純に釣れる頻度の差なのか。バスケとサッカーの1ゴールの感激の差みたいな。
あと、魚がいるのがわかっている場所と自力で探さなきゃいけない場所で何とか探し出して巡り逢えたという達成感の違いなのか。
それと、やっぱりスモールよりもラージの方が、
個人的に好きというか何というか、可愛く感じるんですよね。
スモールの割合が増えることに複雑な事情や感情があったりするし、子供の頃から馴染みがあるのもあるけど、単純にラージの方が好きなんだと思います。
まあ理屈はともかく、これでもうしばらく生きていけます。
夏の間は健康に気をつけて負荷を減らして出撃のハードルを低くできるように工夫しつつ、
メンタル落とさないように、自分の魂に栄養をあげないとですね。
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