引き戸のソフトクローズは超有難い。
兼業主夫ビーノの家には、屋内の仕切りに引き戸が3箇所あります。
というか、1階の扉はトイレを除いて全部引き戸です。
引き戸には、指とかを挟まないように、最後の数cmだけゆっくり閉まる、
ソフトクローズと呼ばれる機構がついています。
有難いことですね。
子供たちが適当にバーンと閉めるので、これが無かったら何度怪我をしたり、
引き戸が外れたりしているかわかったもんじゃありません。
実際、ソフトクローズがついていても外れたことが何度もあります。
ビーノ家にはなくてはならない機構といえます。
ソフトクローズは時々不調になる
ところが、このソフトクローズ、時々不調になります。
閉じるスピードが落ちてから、正常であればゆっくりすぅ~っと閉まってくれるのですが、
2~3cmぐらい?隙間が空いたまま閉まっていかないのです。
手で閉めようとしても、それ以上閉めることはできません。
この現象、原因はよく分からないのですが割と頻回にあって、
どうやらソフトクローズのアーム?の部分が戻らない?戻ってしまう??
どちらかよくわからないのですが、とにかくアーム部分が正常に動作しない時に発生する現象のようです。
これが引き戸の上側、左右についているソフトクローズの本体。
ビスで留めてあるのを外した状態です。
写真右上に飛び出たアーム状のパーツが引き戸が閉まる力を受け止め、内蔵の油圧ダンパー?で吸収し、ゆっくりと倒れることで扉が静かに閉じる、という仕組みらしいです。
ド素人なので間違ってたらごめんなさい。
ちなみにパナソニックが出しているようです。
なんか、こういう建具のパーツにPanasonicっていまだに違和感を感じちゃうのって、昭和のおっさんあるあるなんでしょうか?
ナショナルや松下電工なら違和感ないのにっていうと何それって言われそうですね・・・。
ソフトクローズは劣化する
しかし、このソフトクローズも劣化します。
それはそうですよね。
毎日毎日、家族の通行を見守り、
情け容赦なく勢いよく開閉する衝撃を一身に受け止めながら、家族の安全を守っているのですから。
そりゃあ疲労もして当然というものです。
むしろよくやってきたと感謝とねぎらいの言葉を掛けてあげたい。
劣化するとどうなるかというと、引き戸が数センチ開いた状態のまま、閉まり切らなくなります。
そういう場合、いったん扉を外して、上に付いているソフトクローズのアーム?を、指で戻してあげます。
そして扉を元の位置にはめ込んで、閉めた時にきちんと閉まってくれればいいのですが・・・
やっぱり閉まらないことがあります。
悲しいのは、どういう仕組みか知りませんが、引き戸を戻して閉めてみたら、
1度目はちゃんとゆっくり閉まったのに、2度目以降はまた数センチ開いたまま閉まらない。
という事態がよくあるのです。
この状態のソフトクローズを外してみると、こんなふうになっていることが多いです。
伝わりますでしょうか?
アームの先に付いているローラーのような部品。
本来ここにかぶせてある、ゴム管のようなクッション性の素材でできているもの。
これが劣化して割れ落ちてしまっていることがあるのです。
ド素人の推測ですが、たぶんこのローラーのクッションのような部品がなくなり厚みが減ることで、
アームが止まるべきところで止まらず、おかしなところで引っ掛かってしまうんでしょうね。
そして、地味に大変なのがドアのつけ外し。
結構重いんですよ。
近頃の戸建て住宅って天井高いじゃないですか。
あれって意外とデメリットあるんですよね。
階段の傾斜はきつくなるし。冷暖房、特に暖房の費用かさむし。
電気代月7万!高すぎる原因と対策と結果。オール電化の罠を乗り切る節電術、2023冬。
この場合何が関係あるかというと、天井が高い分ドアの開口部の高さもあり、
扉自体の重さも結構重くなるということなんです。
ドスンと落として床を傷つけちゃうのも、引き戸側を傷めちゃうのも困るし。
重いものを持っている時って全力出さないといけないから、
その状態で細かいところにはめ込むのは大変なんですよね。
ソフトクローズは意外と高い
ところでこのソフトクローズ、ビス一本で簡単に取り外し、取り付けができるので、
ビーノのようなド素人でもDIYで簡単に交換ができます。
実際にビーノも何度か交換したことがあります。
しかし、困ったことがあります。
このソフトクローズ、困ったことに結構高いのです。
前回ビーノが買ったときの値段が、受け側のパーツとセットで¥8,000。
最初に買った時は¥6,800ぐらいだったような気がするのですが、今となっては分かりません。
今回注文しようと思って検索したところ・・・
何と1個、¥11,000もするんですよ!!
ももクロのライブチケットより高いじゃないですか!!
いや、インフレですから、何でも高くなるのは仕方ないですよ。
大切な役割を果たしてくれていることも分かっています。
ですけど、扉の、部品だけで1万円超。両側だと2万円超ですよ。
どうにかなりませんかね??いや、どうにかしよう。
ソフトクローズを交換せずにどうにか修理できないか
ということで、ケチな兼業主夫のビーノは、部品を交換せずにどうにか修理できないか、
ちょっと考えてみることにしました。
①左右入れ替える
実はソフトクローズは、引き戸の左右に付いています。
閉める側がメインですが、開く側にも付いているんですね。
思いっきり開けた時でもガツンとならないようにですね。ありがたいことです。
とはいえ、重要性は同じではないと思います。
やっぱりどう考えても、閉める側のショックを吸収する方が、怪我をするリスクの面でも頻度の面でも高いと思うのです。
なので、¥11,000をかけるのが厳しいとなったら、
左右のパーツを入れ替えてしまったらどうだろう、と思ったわけです。
実際やってみたところ・・・
無事に閉まりました!!
やったー!!¥11,000浮かせた!!父ちゃん天才!!これで娘の学費が出せる!!!
・・・と思ったら・・・
2度目は・・・・
見事に隙間がありました。
②ローラーに何かを巻き付ける
次に考えたのが、ローラー巻き付け作戦。
ローラーにハメてあったゴム管か塩ビ管みたいなパイプが割れてその分の厚みが減ったことが原因であれば、
その分の厚みを補ってあげればいい。という仮説が成り立つはずです。
最初はそれこそ、釣り用のゴム管か金魚のエアポンプ用のビニール管でもかぶせてあげれば良いんじゃないかと思ったんですが、それにはソフトクローズ本体を分解しなければできなそうだったので、断念。
ビス外せば分解できるとかならやってみたいところでしたが。
次に考えたのが、テープ類か何かを巻き付けて厚みを出す方法。
今回はビニールテープを細く切って巻いてみました。
すると・・・?
結果。見事にソフトクローズ復活。
その結果、何と!!
ソフトクローズ復活。2回やっても3回やっても、ちゃんとゆっくり閉まります。
材料はビニールテープ数センチ。
もう、ほぼほば¥0といっても過言ではありません。
結論!ローラーにテープを巻けば何とかなる。ただし自己責任で。
ということで、ソフトクローズの部品を交換せずに済ませようと思ったら、
ローラー部分に何か巻いて厚みを出してやればいいということが分かりました。
今回はビニテを巻きましたが、ビニテは接着力が弱く剝がれやすいので、
布製ガムテープとかの方が良いかもしれません。
繊維が入っている分、均一な幅で斬りやすいですし。
ただし、テープが剥がれてどこかに絡まったり悪さをする可能性も無きにしもあらずですので、
お金に困っていない人は素直に¥11,000出してソフトクローズを買って交換する方が無難です。
もっとお金がある人は、工務店さんかハウスメーカーに言って交換してもらいましょう。
リスクを取ってでも節約したい人だけ、自己責任でやってみて下さいね。
あ、そういえば今年は暑すぎて牧場のソフトクリーム食べてないな。
寒くなる前に食べに行きたいなぁ。
ソフトクローズ1個で、¥300のソフトクリーム何個食べられるかな?
あ、ソフトクリームも値上げしてるかも・・・?
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