実家のついでに朝霞東大90分授業。短時間でも釣りに行くことの大切さを学んだ日。2023.5.8＠朝霞ガーデン→父と面会→実家

2度目の朝霞ガーデンに行ってきました。前日の冷え込みと冷たい雨。当日午前中は雨、午後は爆風の予報。

秋に行って以来、2度目の「管釣りの東大」朝霞ガーデンに行ってきました。

条件としては、GW明け直後の5月8日（月）。

前日は冷たーい雨が1日中降っていて、当日朝も本降りの予報。

そして午後は北風10mの爆風予報。

川越水上公園のプールシーズンは終わっているので、予報を見るまでは川でフロボの予定でしたが。
この天候条件では川は厳しいです。

ビーノが行く川は比較的水深が浅く、流域は長いので冷たい雨が降るとすぐに影響を受けます。
上流からも冷たい水が流れ込んでくるので、特に春の水温が上がり切らない時期は影響が大きいです。

そして何より、フロボの場合、航行の安全性に影響が出ます。
風は５ｍぐらいまでなら大丈夫ですが、8ｍ以上ではヤバいです。
（あくまで個人的な感想です。装備や環境条件によって限界値は異なります）
風はまだ表層だけですが、長雨で増水するとトルクのある流れになるのでエレキだけでは上れなくなることがあります。帰れなくなるのは恐怖です。

なので、雨風がひどい時にはフロボは出さない方が身のためなのです。

となると管釣り。交通費を掛けたくない。

フロボが出せないとなると、管釣りです。
実は数日前、優しい妻にこの日の早朝出撃の許可を得ていました。
なので、ちょっと遠出して、例えば小菅TGで甲斐サーモン狙いとか、
MAVでストライパー狙いとかもアリなのではないかと思ったのですが。
なんかでも、風速10m予報ですから、
高い交通費掛けて行っても、短時間しか釣りができないなら、
お金も休みももったいないと思っちゃうのですよ。主夫の性ですね・・・。

実家の用事をしに行くべきか？

なかなか決断できずにいたのには実家の用事もあったから。
高齢の父の認知症が進み、最近何度も転倒して自力で起き上がれないことがあり、
それを母が助け起こそうとするのですが、母も腰椎の圧迫骨折みたいなちょっと違う種類の骨折をしているので絶対手を出さずに訪問看護に連絡しろと言ってあるのですがどうしても手を出しちゃうんで、父はともかく母が動けなくなってしまうと実家は崩壊するので、
ケアマネさんと相談して緊急ショートステイに入ってもらったんですね。
それで、入所の日に立ち会おうと思って休みを取ったのですが、こんどはビーノがコロナの濃厚接触者になってしまい、行けなかったんです。
で、後日話がしたいと施設の相談員さんから言われておりまして。
ただ、連休明けでアポ取ってなかったんで、いきなり行って良いものか、迷っていたんです。
どうも自分と他人の都合を考えて日程調整するのとか苦手です。
実は社会福祉士の資格も持ってるんですけど、全然向いてないですね。

考えていると時間が過ぎる。

ビーノの悪い癖ですが、やることが複数ある場合、どちらを優先するか、逆に言えばどちらを切り捨てるかなかなか決断できずに、考えているうちにズルズルと時間が過ぎてしまうことが多々あるのです。
決断できなくてとりあえずSNSだけ見て時間ばかり過ぎていき、さらに選択肢が減っていく。気分も落ちていき余計に決断ができなくなりチョコばっか食ったりSNSばっか見たりのデフレスパイラル。

そんな時は、やっぱりももクロに背中を押してもらって動き出すしかないんです。

結局朝霞に寄っていくことに。3時間券で実釣1時間半。

ももクロのおかげでどうにか動き出して施設の相談員さんとアポを取り、実家に電話をしたあと、
残りの時間を逆算。

ビーノの住む川越（のハズレ）と実家との中間（やや実家寄り）には、
首都圏管釣り師の中では有名なあの管釣りの東大こと朝霞ガーデンさんがあるのです。

朝霞ガーデンのチケットは最短で3時間コース、￥2800(メンバー料金)。

相談員さんとのアポは14:30。現在時刻は10:30。
実家まで下道で1時間半かかるので、残り3時間。
11:30に朝霞に着けば・・・ギリ、行ける！

用意片付けとかいろいろ考えるとフルに3時間はできないけれど、
2時間半あれば、釣りにはなる。
魚、触れる？？
（今回はキープしてる余裕はないので素手では触りません）

これはもう行くっきゃない！

この決断をするまで優に3時間。
もう1時間早く決断できていれば・・・。

判断が遅い！👺

連休後の平日＆ローライトで活性は良い

食事はもちろん移動中に。定番のファミマの鶏つくね串と、5月でも売っていた肉まん。

そして着いたのが朝霞ガーデン。
雲行きは怪しいけれど、良い具合のローライトとも思える。

おや？12:16って書いてあるような？？

さて、真っ昼間ですが、怪しい雲行きのおかげか魚が水面付近で動いており、活性は悪くなさそうです。

タックルは最小限、ルアー専用池のみ。

タックルは2セット。
相手は東大、２～3時間で確実に魚を触るにはバベル無しでは考えられないので、
現在のバベル用の主力であるファインテールS5102ULにPE0.2号を巻いたヴァンフォードのタックルがメイン。
もう1本、巻きスプーン用の主力でバットを折って修理から戻ってきたまま使っていなかったゼロヴァージ60ISS-ULの再入魂もしたい。こちらはナイロン3lbを巻いたレアニウムをセット。

ネット通販で買ったロッドが折れたので修理に出した話。マニアックスさんの対応は完璧でした。

場所は撤収の時間を考え最小限の移動で済むように、一番手前の1号池・・・は人が多かったので、その次のルアー専用池へ。あれこれ考えず空いているスペースに入れさせてもらいます。

フォルテはガン無視。

まずはフォルテ0.9ｇ・・・

ローライトなので、信頼のKOF裏金潰しVer.を投入。はい、反応なし。
レンジを変えてみるも反応なし。
魚の直近を通っても、逃げるでもなく無視です。

弱明滅カラシにチェンジするも、見に来る様子もなく、無視です。

追ってくるけど食わないとか、逃げる奴がいるうちはまだ見込みがありますけど、
無反応はダメです。

今回は時間がないので早々にフォルテを見切ります。

バベルエースゼロ（0.4ｇ）・ピンキーで

時間がないので信頼と実績のバベルエース投入、魚が表層で動いているのでウェイトは0.4ｇ。
ローライトなのでカラーはピンキーです。

30cmくらいのまあまあサイズが釣れました。

もういっちょピンキー！

パペットサーフェスにバイト！しかしすっぽ抜ける！

せっかくローライトの平日、かつ水温高めなので、魚が水面に出てきそうな雰囲気です。
買ったはいいけど釣ったことのない表層系クランク「パペットサーフェス」を投入。

数投するうち、見事にバイト！すかさずアワセ！見事にすっぽ抜け！

しまった、トップで早合わせは禁物だった！！
バス釣りではまあまあTOPで釣ってきているのに、
トラウトでは初めてなので慌ててアワセてしまった。

GJ不発！見てるだけ。

ローライトで魚が水面に出ており、水質も良いのでグリグリジャークも投入。
…ちらっと見には来るんだけど、まともなバイトはありません。

そんなことしてるうちに雲が晴れてきてしまいます。
いや、雲が途切れたりまた覆ったりと、目まぐるしく変わります。

そしてやっぱりバベルエースは釣れる。

時間がないのでバベルエースに戻します。

徐々に晴れ間が多くなってくると、ピンキーでは派手過ぎるのかアタリが遠のいてきます。
地味な色に変更するのが吉です。

枝豆グローは不発。
それからオレンジの裏側が茶色のやつ、名前忘れましたがたぶん川水オリカラだったかもしれません。

釣れる魚はどれも30cmくらいのまあまあサイズで、元気がいいのかよく引きます。

日が出たら地味系。しかし肝心の駒がない。

徐々に雲が減っていき、最後は完全に晴れ。
となるとオレンジ系ペレットカラーも目立ちすぎます。
オリーブやブラウンのGP（ガチペレ）系カラーが欲しいところなんですが、
ボックス内を探すも、バベルWZやZの地味系カラーはあるんですけど・・・。
今日はエースのしかも軽い方が当たってるんですよね。
おかしいなぁ。この前補充したような記憶があるんだけど、ボックスに入っておりません。

そうこうしているうちにタイムアップ。13：45撤収。
1時間半、約90分の実釣で釣れた数は・・・

６匹。

うーんそんなに悶絶でもなかったけど、ブログ的には微妙な数字ではあります。

できればフォルテというかゼロヴァージ60ISS-ULでも1匹釣って再入魂したかったところですが、まあ魚の感触を味わえたし、来てみて良かったと思います。

生き返った！

父の施設に遅刻！

しかし、この日のミッションはこれで終わりではなかったのです。

片付けも早々に朝霞を後にしたものの、工事渋滞などにはまり、ぐるっと回って父の施設へ。
途中で連絡しようとしたらナビのハンズフリー通話機能が上手く使えず焦る。
普段使ってないといざという時に役に立たないですね。
どうやら10分遅刻で到着。ガラス越しで面会。父の物盗られ妄想に30分付き合いました。

（中略）

相談員さんとも面談をして、２つ目のミッション達成・・・。

母につかまってもう一つのミッション追加…。

子供の学童の迎えがあるので、夕方の渋滞になる前にすぐ帰るつもりでしたが。
ちょっとだけ実家に寄って母に会うと、「警察に行かなくちゃいけない用事ができた」とか言ってもう出かける用意をしています。
なんでも、落としたナナコカードが警察に届いたそうで、取りに行くとか。
時間を見るとギリ間に合いそうなので警察署まで行くことに。
幹線道路の反対車線だったので駐車場に入れる道を探して車を回していると、母が後ろから、「歩いていくから適当な所で下ろせ」とかやいのやいの言うんですけど、
適当な所で停められるような道路に見えるんだろうか、年寄りには。
そしてその激しい交通の中を歩いていくのが心配だから、しょうがない送ってきたんですけど・・・。
（中略）

警察署の目の前に、なんかすごい看板があるんですけど。
漫画に出てきそうな・・・。

3つ目のミッション、達成。

帰宅後、バベルエースゼロ0.4ｇ発見。

帰宅してお迎えとか夕飯とかモロモロ片付けた後に、玄関の収納を漁ると・・・

出てきました、バベルエースゼロのペレット系カラー。
タックルボックスにすら入れてなかった。

これがあればもう数匹釣れたような気がします。
まあ、タラレバですけど。

まとめ。短時間でも釣りに行くことの価値とコスパを最大化するには

ということで、
迷った末にいつもはやめてしまうことが多いわけですが、
短時間ですが釣りに行ってくることができました。

数はともかく、魚に触れることができて（素手では触ってません）、
なにがしかメンタルにプラスの影響が得られたような気がします。
順番が逆なのでよく分からなくなってますが、
たぶん、釣りにも行っていなかったらもっとささくれ立っていたと思います。

そしてこのカッコいい見出しを作っておいて、本文に書こうと思った内容を忘れてしまいました。
カッコ悪い・・・。

まあ、たぶんあれですよ。
3時間ちゃんと確保できなかったとしても、実質半分だったとしても行っておけば何もしないより良いはず。
でもやっぱり管釣りは入場料がかかるので、釣りができる時間が最低料金の時間より短くなればなるほどコスパは落ちるわけで。
例えお金のかからないフロボだったとしても、準備撤収の労力をコストと考えれば、
短時間になるほどコスパは下がっていくんですよね。

それをなるべく、可能な限りコスパを上げるには、やっぱり「迷っている時間を減らすこと」
「動き出しを早くすること」しかないんですよね。

趣味なんだからそんな硬く考えなくても好きにやればいいじゃないのというのはその通りなんですが、限りある時間とお金と体力をなるべく有効に使いたいんですよ。貧乏症なんでしょうけど。

なので、「迷ったらとりあえずSNS見て、気づいたら2時間経ってた」っていうパターンだけはやめた方がいいなぁと。

管釣りはまだしも、フロボなんてけっこう体力要るんで、あと何年できるかなって思いますからね・・・。