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魚の起源

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昭和40年代後半になるまで、養殖ができなかった。
昭和40年代後半に出来るようになって、あちこちの起源の魚が放流されるようになった。
ヤマメだけの川にアマゴが入ったり、ニッコウイワナの川にアメマス系が入ったり。
それにこだわって釣りに行くところを決めていたこともあった。
信濃川上に行って、ヤマメかと思って釣ったらアマゴだったり、
土樽で釣っていたら、29センチ位のアマゴだったりとか、
なんかがっかりしていたことがあった。

土合の鉄橋のところで釣ったヤマメは綺麗だった。
本来ヤマメのところで釣れたヤマメで、婚姻色が出ていてピンクがかっていた。
太平洋側でイワナの腹が黄色いと安心したり。
日光イワナだから、多摩川の源流で腹が黄色いのを釣るとほっとした。

しかし、今はぐちゃぐちゃになってしまっていたから、こだわるのをやめたら楽になった。
30過ぎた頃。
アマゴ系の川で朱点のないアマゴが大井川水系の早川で峠を越えて釣れる魚はヤマメが釣れたり。
どういうわけだろう。
放流ではないが。元を正せば放流かもしれない。

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