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【4代目ステップワゴンRK】現在の愛車編!釣り好き兼業主夫の車選び番外編。

物欲生活。
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これまで釣り車の条件について考察しつつ、NEWエクストレイル、フリードの記事を書くうちに。

ふとあることに思い当たりました。

釣り好き兼業主夫の車選び①Newエクストレイル編。フロボ積載可能、最高のSUV。e-Power・e-FORCE×VCターボで性能◎、お値段も😲

釣り好き兼業主夫の車選び② フリード/フリード+編。広大な荷室にフロボ積載可能。悪路走破性よりも視界と使い勝手優先のベストアンサー。

それは、今乗っている車が全ての判断基準になっているという、いたってシンプルな事実です。
ということは、その基準となる車が釣り車としてどうなのか、どんな使い方をしていて、どこを気に入っていて、どこに不満を感じているのか。評価基準を明らかにしておかなければ、読む人にとって無意味なのではないか。
と、思ったわけです。

もちろん、折に触れて「ステップワゴンはこうだったので・・・」とか注釈を入れてはいるんですが、断片的でわかりにくいじゃないですか。

なので、いまからこの2代前のステップワゴンをわざわざ探して買おうなんて人は非常に少ないとは思うのですが、基準としてこの記事を置いておこうと思います。

ベンチマークというやつですね。

それはベンチシート・・・・

結論。

例によって結論から言います。

ステップワゴン(4代目RKモデル)の特長は、

長所:最高の視界と使い勝手。最高の積載能力。
短所:イマイチな悪路走破性と燃費。

なので、日常の使い勝手と積載性を重視し、悪路は重視しない場合、
極めて優秀な釣り車兼ファミリーカーだと言えると思います。

逆にこれらを重視してしまった場合、おススメできる選択肢じゃなくなってしまいますね。

4代目ステップワゴンはこんな車

ステップワゴンは、王道ファミリーカー。
ノア・ボクシー、セレナと並ぶミニバン御三家の一角です。

ホンダ得意のセンタータンクレイアウトを活用した低床・低重心ミニバンシリーズの中で、
取り回しの良い5ナンバーサイズ。
それでいて低床による室内高の高さを生かした室内空間はフラッグシップモデルのオデッセイをも上回るという、
家族のための使い勝手を優先したザ・ファミリーカーでした。

実は先代の3代目は、低床・低重心をスポーティーさに振ったことで、一部のコアなホンダファンには熱く支持されたものの、シビアな目で3社のミニバンを比較検討するガチのミニバンユーザーはごっそりセレナに持って行かれ、後半は鳴かず飛ばず。
その悔しさをバネに、独自性のプライドをかなぐり捨ててセレナ・ノアボクと同じ土俵に上り、王道ファミリーカー路線で勝負したのがこの4代目、RKモデルなのです。たぶん。

積載性能

フラットで広い荷室。

3列目シートが床下に収納できる。

高田純次さんがCMでやってましたね。3列目シートが床下に収納できちゃうんです。

時は平成末期。
郊外に住む子育て世代はこぞってミニバンを買う風潮がありました。
これには一理あって、若い頃乗っていたコンパクトカーにチャイルドシートをつけると、けっこう狭くなるんですよね。
赤ちゃんのうちはまだいいんですが、2歳、3歳と幼児になってくると、載せ下ろしが大変。
身体は大きくなってくるのに、車内で寝ちゃうので、抱っこしたまま載せ下ろししなきゃいけないことがままあるんですよね。
ね?これ読んでくれてるお父さんお母さん、そうでしょ?
で、寝ている娘を運転席後ろのチャイルドシートから下ろそうとして、娘の頭をBピラーにゴチン。

広いスライドドアのついた、ミニバンが欲しいなぁ。

となるわけです。

日本ではミニバンというと3列シート車のことみたいな定義があって、まあ子供2人の4人家族までなら2列シートで十分なんだけれど、3人目ができないとも限らないし、実家の両親と出かけることも稀にはあるかもしれないし(当時はコロナ禍前だったので)、大勢で釣りとか行くこともたまにはあるあもしれないし。というので誰しも3列シートのミニバンを買うんですよ。

実際、保育園の送迎に来るパパママの車、ミニバン率が非常に高かったですよ。

ノア・ボクシー、セレナ、ステップワゴンの3大ミドルサイズミニバンをはじめ、フリード、シエンタ、プレマシーあたりですね。あ、マツダビアンテが1台いたかな。
もう一方の極が軽。N-BOX、タント、スペーシアの3大スーパーハイトワゴンをはじめ、ワゴンR、ムーブ、ハスラー、ライフ等。

また話が逸れた。😅

で、買ったはいいけど3列目ってめったに使わないんですよ。荷物置きにするか、たたんでサイドに跳ね上げておくかが多いです。
でも、ステップワゴンは違うんです。
くるりんぱ!で床下に入っちゃって、大型荷室付き2列シートステーションワゴンに変身するんですよ。快適視界で電動スライドドア付きの。
むしろこの状態が通常形態で、3列目は年に数回、使う時だけ床下から出現すると言った方がいい。これが使い勝手良くて、キャンプにもいいし、大きな浮き輪載せてプールにも行けるし。
もちろん子供がお店の駐車場で後席のドアを開けて隣のベンツにガン!なんて事態も避けられますしね。

荷室の奥行

2列目のベンチシートをたためば、フラットな荷室が出現します。


後席をたたんだ時の荷室の奥行164cm(実測値)。

荷室の幅は最大で125、タイヤハウス間で98cmあります。
フロボとエレキ、艤装一式を積むのに十分な荷室です。

縁の段差がない

ただ広いだけじゃありません。
荷室の後端にも余分なヘリ(縁?)がなく、ツライチです。

おや?168cmに見えますね。
まあいいか。😅


後席を倒したときもフラットです。
「車中泊ができる」って、よくいうアレですね。
ところで荷室をフラットにして車中泊する場合、皆さん荷物どうしてるんでしょう?

もとい、ヘリもなければ段差もない。開口部も広くスクエアで無駄な引っ掛かりがない。バリアフリーです。フロボやエレキ、偽装品の積載がはかどること間違いないのです。

逆にここに大きな段差がある場合、
フロボ積載に余計な労力が必要になることを憶えておきましょう。

分割可倒式シートを倒してフロボを縦積み。

6:4分割可倒式シートの助手席側の4割だけ倒し、片側だけ長物を積んだりしますよね。
ここにフロボを船幅方向を縦にして積むことができるのです。
ステックワゴンの場合、車内の縦方向(高さ)も広いので、縦に積んでも後方視界の妨げにもならず、十分快適です。ただし2列目シートを汚さないようにブルーシートで包んで載せるぐらいの配慮はしております。

倒さない側にエレキとKAIキット、その他艤装品を積載。

残った運転席側の6割には、右寄りにエレキを積んで中央付近の重心を崩さないフラットな部分にバッテリー。エレキの上にKAIキットのベース、荷物かごなどを置き、ウエーダー。その横にパドルなどの長物を積み、手前にドーリーを積んでいます。

KAIキット(改キット)については別記事をご覧ください。
フロボに乗ってバス釣り。

倒さない側の2列目シート下にスタックヘルパーと非常用スコップ、置き傘。😅

2列目シートの片側はたたまなくて済むので、チャイルドシートもいちいち外す必要はありません。

そして、シートをたたまない分、その下は緊急物品の置き場所として活用できます。
ビーノの場合、ぬかるみ対策でスタックヘルパーと折り畳み式スコップ、それから傘1本入れてあります。

大自工業 DAIJI INDUSTRY SNB-30 緊急脱出に 2個入 スタックヘルパー

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2列目中央にロッド、足元にドカットを置く。

たたんでいない2列目は足元にルアー満載のドカット。
シート上は季節により防寒着とか落水に備えて着替え。
そして2列目の中央にはシートに立てかける形でロッドを置きます。

タックルを荷室ではなく2列目に置いているのは破損・盗難防止のためです。
まず、艤装品などの重量物といっしょに踏んで折れるのは避けたい。
もう一つは、フロボをセットする間、ロッドとタックルボックスは車内に置いてロックしておきたい。フロボと一緒に荷室に積んでしまうと、出し入れの回数が増えて時間と労力のロスが出てもったいないのです。

助手席には飲み物と食料を入れたクーラーバッグ。以上ですね。

大きなテールゲートがひさしになり、雨をしのいで座れる。

これは、雨天の撤収作業時や、スキースノボで座ってブーツを脱ぎ履きするのに便利なんですよね。
ただし、駐車環境によっては建物にあたってしまい開けられないなんてこともあり得るので気を付けましょう。

おーい、つららで遊んでないで、
ブーツ・・・😅

悪路走破性

四駆じゃない。

この車を買った当時ももちろん釣りはしていたのですが、まだフロボは持っていませんでした。
そのため土手道に入ってフロボを下ろすことは想定しておらず、四駆は燃費が悪いということでFF車を選択しました。

通常の乾いた状態なら問題ありませんが、ちょっと雨でぬかるんでいると、ぬかるみで滑ることがあります。
そして、ぬかるみにハマってしまい、どうにもならずにロードサービスをお願いしたことが1回ありました。
それ以来、雨天や雨上がりの釣りには慎重になっており、行くべきかやめるべきか、悶々と考えて身動きが取れないことが多々あるのが現状です。

それでも雪道はそこそこ走ってくれましたよ。
雪道は四駆どうこう以前にタイヤが大事ですね・・・。

下回りのクリアランス

悪路走破性のもう一つのポイントとして、下回りのクリアランスがあります。
たとえ四駆でも、泥や雪が詰まってしまったり、凸凹にはまってお腹をヒットしてカメさん状態になっては前に進めないのです。

泥の詰まった写真、出てこないなぁ・・・😥

最低地上高

最低地上高は155mmあります。実はそんなに低くないのです。
でも、よくこするんだよなー。
前の初代フィットや、その前の軽のヴィヴィオに乗ってた時は、
結構なラフでもこすらなかったことを考えると、
ホイールベースが長いのも影響してるような気がしますが・・・。

詳しい方いらっしゃったらコメントで教えて下さると嬉しいです。

側面地上高

ビーノの独自基準である側面地上高は180mm。
これはホイールベースの中間あたりの、外側から見える「へり」の地上高を実測した値です。
下回りの備品のでっぱりは含みません。
最低地上高が必ずしも下回りのこすりやすさと一致していないような気がすることから測ってみていますが客観的な根拠はありません。

ん?190mmに見えるけど・・・
まあ素人の計測なんで誤差はお許しください。😅

サイドシルが外れる。

これが、困っちゃうんですよ。
ステップワゴン最大の泣き所といいますか。
たぶん他の人はこんなこと言ってないと思うんですが、ビーノは個人的にとても悩まされた点でして。

ボディ横の下側をカバーしている「サイドシルガーニッシュ」とかいう、樹脂製のエアロ的なパーツなんですが。下回りを擦ったはずみで、これが外れちゃうんですよ。

遠征先の茨城で外れた時には、どうしようかと思いました。
何せ前だけ外れて、後ろのビスだけ残って宙ぶらりんな状態。


狭くてドライバーが入らないのでビスが外せず。
近所ならガムテで留めてゆっくり帰ってきてディーラーに持ち込むんですが、その状態で高速乗れないですからね。
当時子供たちがまだ保育園でお迎え5時厳守でしたし。
その時はたまたま釣り友とのコラボだったので、ラチェットドライバーを持ている方がいて助けてもらい、外したパーツを車内に積んで帰ってきました。

そんなこんなで、なんと、思い出せるだけで4回も外れているんです。

しまいには受ける側のパーツもダメージで劣化して装着不可能になり、パーツ交換になりました。
修理費用、¥31,982。トホホ・・・。

なので、この位置に同じように外れやすそうなエアロがついている車は避けたいんですよ。
日産のハイウエイスターとかは怖いですね。
フルノーマルの鉄板か、SUV系のガードが良いです。

サイズ関係まとめ

車種ステップワゴン
モデルRK
全長4690
全幅1695
全高1815
最小回転半径(m)5.3
ホイールベース2855
最低地上高155
側面地上高 180
サイドエアロ
荷室ステップワゴン
 (RK)
荷室長(後席有り時)1100
  (後席倒した時)1640
荷室幅(最大)1250
  (タイヤハウス間)980
段差(後端)
  (後席下端)
  (他箇所)
荷室高さ525
開口幅1230
開口高さ1180

日常の使い勝手

視界

視界は抜群に良いです。購入の決め手になったのが、視界の良さでした。

実は購入検討時の第一候補はセレナでした。
しかし試乗時の視界の良さで逆転し購入に至った経緯があります。
セレナの方がアイポイントは高い印象だったのですが、ステップワゴンの方が運転席に座った時のわくわく感があったのです。目の前が開けていくような。何なんでしょうかね。
ノアボクは、可もなく不可もなく・・・でした。😅

取り回し

5ナンバーボディで幅1695mm。最小回転半径5.3m。

長いわりに、取り回しはそんなに悪くありません。
5ナンバーサイズなのと、見切りがよいことが影響していますね。
しかしホイールベースは長いので左折時の巻き込みには注意です。

やっちゃった画像。😅

エアコン

エアコンは後席足元にヒーターの、スライドドアの上に冷房の吹き出し口があります。
3列目にはありません。3列フル乗車でワカサギ釣りに行ったとき、最後尾に乗った人はガチで寒がっていました。ごめんなさい。
まあ3列目は緊急用と思った方がいいってことですよ。😅

ミニバンではありえないですが、車によっては2列目にも吹き出し口がない車があるので、そこは要チェック。
後席の家族が快適に過ごせるためには、ファミリーカーとして必須装備だと思います。

走りと燃費

走り

2000ccのエンジン積んでますが、車体が重いので軽快に走るとは言えません。
まあ、そこそこ走るという程度です。

ある程度スピードが出ている状態でのレーンチェンジなどはストレスなく行えます。
逆に苦手なところは右折や高速の合流でいったん止まったところからの加速です。

ちなみにe-CONという燃費節約モードをONにすると急にレスポンスが落ちてもさっとした走りになるので、右折でもたついたりして怖い思いをします。
エアコンの効きも悪くなり、良いことないです。
燃費はアクセルの踏み方で調整しましょう。

燃費

燃費は控えめに言って良くないです。
元々は11~13km/Lぐらいは走っていました。
サービスキャンペーンでピストンリングを交換したのですが、その後さらに燃費が悪化。
今は8~10kmぐらいです。
エンジンの摩擦抵抗が増えてしまったんでしょうね。

ぬかるみで苦労して四駆にしとけばよかったと何度も思いましたが、
四駆だったらなおのこと燃費が悪くて不満だったんだろうなぁと。これは弱点ですね。

税金

2000ccのガソリンエンジンなので、自動車税が年間¥36,000。13年超過すると環境課税で15%の加算があり、¥41,400になります。今、11年目。次の車検から加算対象ですね。

重量税は2年分で¥32,800、13年目からは¥45,600です。重量税って意外と高いんですね。

合計すると、基本が¥36,000+¥32,800÷2=年間¥52,400。
13年超になると、¥41,400+¥45,600÷2=年間¥64,200。

ハイブリッド車はエコカー扱いになることを考えると、ちょっと高いですね。

まとめ

4代目ステップワゴンRKモデルについて、釣り車としての長所短所を勝手気ままに書いてみました。
こうやって書いてみると、長所短所が非常にはっきりした、個性の明確な車だったと言えますね。

長所は、同クラスのミニバンと比較しても際立った、抜群の視界。
3列目床下収納による、広くフラットで使い勝手の良い荷室。
低床レイアウトとキャビンフォワード設計による広い室内空間。
取り回しを含めた日常の使い勝手に不満はありませんでした。

短所は、イマイチな燃費と、悪路走破性の低さ。
最低地上高はそこそこあるけれど、ホイールベースの長さが影響してか下回りを擦りやすく、擦った場合にサイドシルが外れやすいのがネック。

といったところです。

ほんと、この弱点だけを解消して、ハイブリッドと四駆搭載して、運転支援機能がついていたら、
次の車もステップワゴンで全然いいなって思いますよ。

新しいステップワゴン、
買える?😅

さて、これを踏まえて、次の車選び、行ってみますよ~。

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【ステップワゴン】広大でフラットな荷室は唯一無二。HVに4駆がないのがネック。兼業主夫のフロボ積載・釣り車選び③Newステップワゴン(6代目RP)編。

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