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ねじれた純情・絡み合う思惑!マグネットリリーサーくっついちゃう問題の対策と課題。

特殊工作員の部屋
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最近釣りの記事が少ないですが、釣り好き兼業主夫のビーノです。

釣りを楽しんでいる皆さん、小物類はどんなふうに携帯していますか?

エリアトラウトであれば、ラインカッター、リリーサー、カウンターにフォーセップ。

バスやソルトであればリリーサーの代わりにプライヤーやフィッシュグリップ、オエオエ棒とかもあります。

魚種問わずにあると便利な糸くずワインダーとかダストポーチ、
ライトやUVライト、
メジャーやネットやルアー回収機まで含めるとキリがありません。

細かいアイテムが色々ある上に必要な時には瞬時に取り出したいものばかり。

そんなすぐに取り出したい小物類を携帯しておくのに便利なのが、マグネットリリーサーです。
腰のベルトループやバッグに吊るしておいて、使う時は瞬時に切り離し、使用後はピタッと元の位置に収まってくれる便利さは、使ったら手放せません。

釣り具各社から出ていますね。

最近では釣り具店だけでなくダイソーやセリアなどの100均でも売っています。

ビーノのマグネットリリーサーも1個目は庶民の味方・格安釣り用品メーカーのPROX製でしたが、
2個目3個目以降は貧乏人の味方・百均セリアで買っています。

・・・正直、機能的には大差ないと思います。


ファッションアイテムとして気に入ったのを選ぶも良し、コスパで選ぶも良し。

ともかくマグネットリリーサーは便利なのです。

マグネットリリーサーくっついちゃう問題とは?

そんな便利なマグネットリリーサー、
ビーノも愛用しているのですが、
とある煩わしい事象に悩まされていました。

それが、

「くっついちゃう問題」

です。

マグネットだからくっつくのは当たり前なのですが、
くっついて欲しくないところがいろいろとややこしくくっついちゃうんです。

こんなふうに。

まあこれもマグネットリリーサーが便利すぎて、
複数のアイテムをくっつけちゃってるのが原因なのですが・・・。

ひどいと、こんなくっつき方になっちゃうこともありまして。

再現映像です!

分かりますか?

いったん外して使ったリリーサーを戻そうとしたら、
受け側の磁石は別のマグネットとくっついてイチャイチャしており、
戻そうとしたリリーサー側のマグネットは、
何故か別のマグネットを挟んで元のマグネットに無理やりつながっているという、

まさにカオス!!

ここまでくるともう、A〇に例えればNTR×乱〇状態。
平成初期湘南系演歌風夏季限定バンドなら、
二度とは戻れないのねじれた純情さよならYesterdayはガラスのmemories状態ですよ。

それでもマグネット同士ならまだしも、間にフォーセップなんか挟み込んじゃったりすると、
もっとアクロバットなつながり方しちゃいますからね。

これでつながってると思ってたらいつの間にか落っことして失くしてたりしかねないんで、怖いんですよ。

アイコンが忙しくって、どうもすいません・・・。

マグネットリリーサーくっついちゃう問題。くっつかなくなるように頑張ってみた。

そんなわけで、便利なマグネットリリーサー。
複数のアイテムをくっつけても、変なところにくっついちゃわないように対策を考えましたので、
シェアしたいと思います。

同じことで悩んでる人、きっといますよね??いない??いませんか~???お〜〜い???

何故くっつくのか?原因はリングが鉄製で磁性体であること。

当たり前ですけど、くっついちゃう原因は、
対象が磁石にくっつく磁性体、ざっくりいって鉄ででできているから

もっと詳しくいうと、
「くっついて欲しくない部品やアイテムが磁性体、鉄でできている」から。

・・・だと思うんですよね。たぶん。

だから、マグネット部分以外が磁石に付かない素材で構成されていれば、
変なところがくっついちゃうことなく、目的のマグネット同士が浮気なんかせずに、
お互いあるべきところに戻って、スパッと仲良くくっついてくれるんですよね。

そして、一番くっついちゃって絡まりやすいのが、リングなんですよ。
アイテムをマグネットリリーサーに固定するのに必要な、
スプリットリングを大きくしたような輪っかを2重に巻いてあるパーツですが、
これだいたい鉄にメッキしてあるみたいで、ガッツリ磁石にくっつくんですよ。

鉄製2重リングの代替品を探してみた。プラ製、アルミ製のリングはないのか?

ということで、鉄製2重リングの代わりになるものを探すことにしました。

まず探したのが、プラ製の2重リング。

100均やホームセンターの事務用品や手芸用品コーナーなどで、
何軒も探したのですが見つかりませんでした。

単語帳のリングのようなものはプラ製もあったのですが、
力がかかる部分なので外れて落とすのが不安で、採用しませんでした。

接続部分を接着剤で固めるなどすれば使えなくはないと思うのですが、
外せなくなる欠点があります。
安いパーツなので、外す時は切ってその都度新しいリングで接着すればいいという考え方もありますが。

プラ製のカラビナはありましたが太すぎてアイテムを直接つなげないので、
結局中間に鉄のリングは外せないという。

じゃあ鉄に着かない金属ということで、
アルミ製のリングはないのか探しましたが、見つかりませんでした。

アルミは弾性よりも塑性が高く、変形しやすいからでしょうか??知らんけど。

意外と盲点、ステンレスリングを発見!

ということで探していたところ、ホームセンターでみつけたのがこちらのステンレス製2重リング。

値段も税抜き¥208と、鉄製リングに比べてそこまで高くない。

ただし鉄製リングが釣りのスプリットリングのように継ぎ目が収まり良く加工されているのに対して、

こちらのステンレスリングは切りっぱなしです。

素材の硬さから加工が難しいのか、コスト面なのか分かりませんが、
まあそれはしょうがないでしょう。

それよりも問題は磁石に付かないかどうかなのです。
ステンレスといっても素材の配合比率でいろいろ種類があり、
磁石に付く素材とつかない素材があります

その中で磁石に付かないステンレスは「SUS304やSUS316などのオーステナイト系のみ

なんだそうです。

??なんじゃそりゃですね。


とりあえずSUS304というのは聞いたことあります。
一般的に磁石に付かないといわれているステンレスはこのタイプが多いんじゃないかと。

そういえば昔は18-8ステンレスとかいう言い方があり、
ざっくり言ってステンレスの中でも高級品みたいに扱われていた気がします。

それからよく聞かれるSUS430という「フェライト系ステンレス」や、
SUS440などの「マルテンサイト系ステンレス」などは磁石に付くそうです。

おそらく身の回りのステンレス製品で磁石に付くものの多くが、このSUS430なのではないかと思います。

何でこんなことを知っているかというと、
父が脳梗塞と認知症になって実家の花屋をやめる時、
店に大量にあった花を入れるステンレスの桶?
あれが磁石に付くものと付かないものがあって、
リサイクル業者さんに持って行く場合の相場を調べたら、
かなり値段が違うという事があったからです。

結局片付けを手伝ってくれた同業者の方に上げちゃったのので、
業者には持ち込まなかったんですけどね。

店頭で磁性体と非磁性体のステンレスを見分ける超簡単確実な方法。

で、リングの話に戻ります。

ホームセンターでステンレスリングを見つけたはいいけれど、
材質は「ステンレス」としか書いてなくて、SUS304とかSUS430とか詳細は不明なんです。

買って帰ってからやっぱり磁石に付きましたでは困るので、
買う前に店頭で検証したいなぁと。

マグネットリリーサー持って来てあれば確実なんですけど、
持ってこなかったので、その場で簡単に見分ける方法とは・・・?

ありました、これです。

ここはホームセンターです。
売り場から強力マグネット付きのフックを拝借してくれば一目瞭然。
鉄製のリングはパッケージ越しでもしっかり吸い寄せられて逆さにしても落ちません。

ではステンレスリングはどうかというと・・・

見事に落ちます。ていうか、全く吸い寄せされていません。

これならマグネットリリーサーのリングとして使えそうです。

リングを交換してみた。

ということでステンレスリングを大きさを変えて3種類購しました。

まずデフォルトで付いていたリングを外したものを、マグネットの近くに置くと・・・。

見事に付きますね。

それに対して購入したステンレスのリングはというと・・・

微動だにしません。
写真はピンぼけですが。

これなら使えますね。

新たな問題。太すぎてアイテムの穴を通せない。

めでたく磁石に付かないリングを購入できたのですが、ここで新たな問題に直面しました。

何と、リングの線径が太くてリリーサーの穴を通せないのです。

しかも失敗したことに、写真撮り忘れました。
ブロガーとして失格・・・。

代わりにマグネットリリーサーの穴に通そうとして繋ぎ目でスタックしている写真を置いときます。

これが木製のグリップだと、厚みがある分さらに動かなくなっちゃうのが分かると思います。
(画像が無い分、賢明な読者諸兄の想像力に頼るへっぽこブロガー・・・)

正確にいうと、ビーノのリリーサーのグリップは木製で、
リングを通すために穴が開いているのですが、
デフォの穴の位置だと端から遠すぎてリングが通りません。

じゃあボールチェーンとかワイヤーロックを通せばいいのかもしれませんが、
そうするとやっぱり磁石にくっつくと思います。

なので端近くにドリルでもう1つ穴を開けているのですが、
それでも穴まで届くにはそれなりに大きなリングが必要です。

大きなリングだと、線径も太くなる。
あまり太くなると穴を通らなくなります。

ではなぜ今までの鉄製リングが穴を通っていたかというと、
スプリットリングのように互い違いに納めていたからです。

仕方が無いので、ドリルで穴を広げることにしました。
従来の穴がたぶん4mmだったのを、4.5mmに拡大します。
グリップの端に近いので割れないかヒヤヒヤしました。

何とか割れずにリングを通すことが出来ました。

・・・冷静になれば、たったそれだけの話なんですけどね。

結果、だいぶ良くなったけれど完璧ではない。

これがリング交換後のアイテムたちです。

どうやら適度な距離感を保ちつつ仲良くなれたようです。
ですが、全くくっつかなくなったかというとそうでもなく、やっぱりくっつくこともあります。

フォーセップとカウンターの金具がくっつく

リングを非磁性体に換えたのに、何でくっつくの??って不思議ですが、
答えはこちら。

フォーセップそのものが磁性体になってしまうからですね。

え??

マジすか???ガッツリ「STAINLESS 」って書いてあるのに。


そう、これが「SUS304じゃないほう」のステンレス製品です。
ビーノの持っているもう1本のフォーセップも同様でした。

これを解決するにはSUS304のフォーセップを探し出すか、
さもなくば右腰に吊るしたリリーサーやカウンターとは離して、
左の腰に分けて吊るすしかないですね。

そうそう、カウンターといえば、カウンターにも鉄のパーツがあって、やっぱりくっつつんですよ。
押しボタン部分と、何というのか、スピニングリールのベイルみたいな金具の部分ですね。

ここはいずれ改造するかもしれませんが、
フォーセップほど長さが無いのでそんなに頻回にくっつく訳じゃないということで、
とりあえず許容範囲ということにしましょう。

まとめ。とりあえずステンレスのリングに交換してみよう。

ということで、まとめです。

マグネットリリーサーの芋づる式にくっついちゃう問題は、
鉄製のリングをステンレス製リングに換えることで、ある程度改善が可能でした。

ただしフォーセップやカウンターなど、
吊るすアイテムに鉄製のパーツが使われていると台無しになることがあります。

どなたか磁石に付かないSUS304製のフォーセップをご存じの方がいらしたら教えてください。

ちなみにビーノの持っているフォーセップのうち1本は釣具屋で買ったものですが、
もう1本はヤフオクで買った中古の医療用です。

送られてきた商品が某大学病院の名前入り滅菌済みパッケージだったのでビビりました。
普通に手術室とかで使われてたんでしょうね。

決して自分とこの職場の病院から持ち出した備品じゃないからね。

ちなみにエリアトラウトのみなら普通サイズで問題ありませんが、
バスやソルトでも使う場合、なるべく長いサイズのフォーセップが使いやすいです。

口の奥にかかると長さが必要になってくるので。

ワーム飲まれちゃったらオエオエ棒使った方が魚傷めなくていいですけどね。

もちろん、バスでもバーブレスフック使用が前提です。

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