車のナビ・オーディオ選びって、迷いますよね。
一昔前は、イエローハットとかオートバックスに行って、
箱型の2DINとかいう規格サイズのオーディオメーカーのナビを買ってつけてもらうのが当たり前でした。
ところが最近は、自動車メーカー純正の専用ナビやディスプレイオーディオとかいうのが、
予め付いていたりする車種が増えてきました。
トヨタも・・・
ホンダも・・・
メーカー純正というか予め設置されているもので、
困ったことに社外品に交換ができないんです。
予めついているんなら迷わなくていいんじゃないの?と思いますが、
どっこいそれが気に入らない人もいるわけで。
私、ビーノがまさにそれです。
くだらないこだわり=くだわりなのです。
そして、ここ数年で出てきた(らしい)、
「ディスプレイオーディオ(DA)」
というニュータイプのナビ・オーディオ機器。
なんんんんじゃそれ??
・・・と、思いましたよ、情弱おじさんは。
ということで、世の中に追い付くべく、一生懸命調べたのでシェアしますね。
「純正オーディオは音が悪い」という偏見。
ビーノはオーディオマニアというほどではありませんが、音楽はそこそこいい音で聴きたい派です。
そこそこいい音にこだわるタイプの一定割合の人にとって、
「純正オーディオは音が良くない」という常識があります。
いや、偏見かも知れません。
でも、純正のスピーカーを社外品に交換したことがある人なら、違いが分かりますよね。
スピーカーの振動する部分、「コーン紙」っていうんですが、
あれ、外した純正スピーカーの触ると、ぺらっぺらの、本当のただの紙なんですよね。
ビーノが外したことがあるのは初代フィットと4代目ステップワゴン、いずれもホンダ車でしたが、年代は違ってもどちらも本当にペラペラでした。
そして、社外のスピーカーに変えると、好みはいろいろあれど音の厚みは全然ガラッと変わります。
そんな高級なスピーカーじゃなくても、左右で1万円台の格安の機種でもはっきりわかると思います。デットニングとかまでしなくてもすぐに体感できます。
3万円クラスとかになれば、もう雲泥の差です。
リールで言えば、レガリスやミラベルクラスの機種でも、セット物の安物とは全く世界が違うのと一緒です。3万円クラスならルビアスやヴァンフォードクラスが手に入るんです。
…スピーカーの話です。
そして、いったん社外のスピーカーに慣れてしまうと、
純正スピーカーの薄っぺらい音を聴くと悲しくなってしまいます。
そして、音の入り口であるヘッドユニット。
昔はCDプレーヤーとアンプ、ラジオが一体になったレシーバーというものが主流の時代がありましたが、ナビが普及してからは2DINサイズのAV一体型のナビが主流になりました。
そして、そのナビの購入なんですけど、
新車を買う時ってディーラーオプションでナビを付ける人が多いじゃないですか。
そして、結構高いじゃないですか。
値引き前のカタログ価格だと、20万とか、30万とかしますよ。
メリットもあるんですけどね。
納車と同時に使えるとか、車のローンに含められるとか、新車補償の対象になるとか、
不具合があった時の窓口が1つになってたらいまわしが避けられるとか。
ただ、高いんです。というよりコスパが良くないんです。
値段のわりに性能がそこまで良い訳でもないというか。
そして、その20万円以上するディーラーオプションの高いAVナビで発生させた高級な電気信号で、
1万円の社外スピーカーと比べても明らかに劣る、原価おそらく2~3千円するかしないかのペナペナのスピーカーを鳴らすわけですよ。
これでいい音楽が奏でられるのでしょうか?
ナビだから、音楽は質は求めなくても、鳴ればいいのでしょうか。
「チベットの青空を見た旅人は不幸だ。
今後、世界中のどんな青空を見ても、くすんだ色に見えてしまうから」
と言った人がいました。この本だったかな?
ビーノは思います。
一度いい音で音楽を聴いてしまったドライバーは不幸だ。
今後、純正オーディオで好きな音楽を聴いても、悲しい気持ちにしかならないのだから。
まして車の契約が残クレとかリースで、デッドニングどころかスピーカー交換すら許されないとしたら?
ネガティブな話になってしまいました。
できるだけいい音を、納得のコスパで聴きたいだけなんです。
それには、純正のオーディオは向かないと思うのです。
ディスプレイオーディオ(DA)とは何か?
ディスプレイオーディオ(以下DA)。
耳慣れない言葉ですよね。
私、ビーノが12年前に今の愛車(4代目ステップワゴン)を買ったときには、たぶんこの世に無かったジャンルの機械です。
これ、大きな画面があるのでてっきりナビだと思っちゃいますが、
実はナビではなく、車載AV機器です。
従来のナビもカーオーディオの一形態だったじゃないかと思うんですけど、
DAはあくまでディスプレイの付いたオーディオ機器のヘッドユニットであって、
それ自体にナビ機能はついていないんです。
じゃあナビはどうするのかというと、スマホと連動して、
DAを外部ディスプレイとしてナビアプリの画面を表示したり、
タッチパネルで操作もできるようにするのです。
つまり、ナビ機能はスマホに任せて、パソコンのディスプレイのような役割に徹するわけです。
ディスプレイオーディオのメリット
そんなディスプレイオーディオですが、もちろんメリットがあります。
余計な機械が無いから音が良い?
ナビにはいろいろな機械が内蔵されています。
「ナビメカ」とかいういい方もあります。
メカが動けば、ノイズが発生します。
一方、オーディオ機器の本質は微弱電流の信号。
特に車載オーディオは限られたスペースにすべての機械を詰め込むので、
ノイズ発生源と繊細な微弱電流が隣り合わせになります。
もちろんノイズを防ぐ様々な工夫がされているんでしょうけれど、
そこにいろんなコストもかかると思うんですよ。
DAには、ナビに必要なメカも、それに伴うノイズ発生源も内蔵されていないのです。
これって音質を追求するためにも、コストの面でも非常に有利なんじゃないでしょうか。
機械的にもコスト的にも負担のかかるナビ部分は、スマホに任せる。
そうすると、メカ部分だけでなく、一番コストがかかる頭脳の部分まで、外部委託できる。
世の中ほとんどの人がスマホを持ち歩くようになった現在では、とても合理的な選択じゃないかと思います。
さらに、機種によってはCD/DVDのプレーヤー機能もついていなかったり、選択制だったりします。
CD/DVDも、可動部分があるのでノイズ発生源になりますし、スペースを取ります。
その割に、人によっては必須ですが、全く使わない人もいます。ビーノも車内では使わない派です。
ついでにテレビも、メーカーによっては省いてあったりします。
車内で見る人は見ますが、ビーノは見ない派です。
このへんの機能を省いたり選択制にできたことは、とても良いことなんじゃないかと思います。
コアな部分だけを全員に提供し、その他の周辺機能は、必要な人にだけあればいい。
そういう哲学には兼業主夫として全面的に賛同します。
価格が安い
ナビのメカやCD/DVDを省いたからだと思いますが、フルスペックのナビに比べて価格帯が安いです。
例えば、アルパインのフルスペックAVナビ、BIG-Xの価格帯がこれぐらい。
カロッツェリアのサイバーナビなら、これぐらい。
対してDAのメカレスモデル(CD/DVD機能なし)の場合、
アルパインのBIG-DAの場合。
と、カロッツェリアのSZ700なら、これぐらい。
DMH-SZ700
画面サイズの違いとかいろいろありますが、フルスペックのナビよりは明らかに安いですよね。
省スペース
ナビ機能はスマホに託し、CD/DVDも省いたメカレスモデルの場合、従来の2DINサイズより小さい1DINサイズに収まったり、2DINだけど奥行が短かったりします。
そうするとスペースに余裕のない車種でも付けられる幅が広がりますね。
壊れにくい・修理代が安い?
これは実際に使い込んだわけではないので憶測にすぎないのですが、たぶん従来のフルスペックのナビに比べると、故障の発生頻度が下がるんじゃないかと思います。
何故かというと、壊れやすいのってだいたい可動部分か振動による接触不良とか。
あとは夏場のオーバーヒートじゃないでしょうか。
ナビメカやCD/DVDの可動部分が少ない方が、故障発生個所を減らすことができます。
さらに熱が上がるのを防ぐためにはスペースが重要なので、
スペースを取れる分オーバーヒートの発生頻度も減らせるんじゃないかと。
知らんけど。
DA+スマホナビでは、トンネル内分岐や山奥には不安がある!
ナビにあってDAに無いものもあります。
いちばんはっきりしているのが、いわゆるナビメカ。ナビ関連のハードです。
地図ソフトと並ぶナビの命である自車位置センサー関連が、DAには基本的に搭載されていません。
まずGPS。それから車速パルス。そしてジャイロセンサー。
GPSはスマホに搭載されているのでそれでいいとして、車速パルスとジャイロセンサーは、
スマホ+DAのシステムのどこにも搭載されていません。
実は車速パルスを搭載している機種が最近出てきているようなのですが、
ジャイロはないと思います。
もしあったらそれは純粋なDAではなく、DAとナビのハイブリッド種ではないかと。
つまり、自車位置精度では、DAはナビに適わない(はず)。
特に差が出るのは、GPSやスマホの電波が遮られるトンネル内での分岐や、電波圏外になる山奥。
そんなとこ行かないよ!って人や、「首都高は俺の庭だ!」って人にはDAで十分だと思います。
↓検証動画ありました!
次にCD/DVD、テレビ。
従来のフルスペックのナビにはたいてい搭載されていた機能ですが、最近のDAにはない場合が多いようです。
が、必ずついていないわけではなく、CD/DVD付きと無しのモデルを選択できることが多くなっています。
逆に最近はナビの中にもCD/DVD無しのモデルが出てきたりしています。
テレビも、DAにはついていないことが多く、ナビにはだいたいついていますが、機種によるようです。
トヨタ専用ディスプレイオーディオ(DA)のデメリット
次にDAの中でも、トヨタ純正の専用DAについてみていきましょう。
まずは気になるデメリットです。
トヨタ専用DAは交換不能。
いきなり最大のデメリットですが、トヨタ専用のDAは交換ができません。
社外品に交換できないだけでなく、標準のDAから上位機種の「ディスプレイオーディオプラス」への交換も、新車注文時以外できないそうです。
故障時はどうするかというと、同一機種間での修理交換のみ対応するそうです。
つまり、インペルダウン並みに「絶対に脱獄できない牢獄」なのです。
大監獄インペルダウン編 | これまでのストーリー | ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム) (one-piece.com)
・・・と、言われると、すごぉぉぉぉーく抜け出したくなってきませんか??
月額料金がかかるのが許せない。
トヨタの専用DAには「コネクティッドナビ」という名の通信ナビ機能があります。
しかしこれには使用期限があり、5年間は無料で使えるものの、
6年目以降は月額\880もの追加料金がかかるそうです。
年間¥10,560、廃車まで15年間乗るとして6年目から15年目までの10年間で¥105,600。
10万以上かかるんですよ。高くないですか?
ちなみにこれはT-コネクトと呼ばれる通信サービスの一環なのですが、
T-コネクトにはこの他にもいろいろなサービスがあり、
基本サービス(5年間無料、以降月額¥330)
車内WiFi(月額¥1100)
デジタルキー(3年間無料、以降月額¥550)
リモートスタート(月額¥220)
オペレーターサービス(月額¥330)
と、それぞれしっかり料金を取られるのです。
基本サービスとコネクティッドナビだけ契約しても年間¥14,520。
10年間で¥145,200もかかるのです。
純正オーディオの音で。
高くないですか?
ていうか月々定額料金を払い続けること自体、ビーノ的には一言で、
「無理。」
もう、高いお金出して新車買った上に月々固定費まで増やしちゃったら、
庶民→貧乏まっしぐらじゃないですか。
固定費の削減がいかに重要かについては、この本をお読みください。
音質が悪い?
一般的に純正オーディオは音が良くないという話は既にしました。
ここで言いたいのはそれプラス、トヨタ専用DA特有の問題です。
① タイムアライメント機能がない。
タイムアライメント(TA)とは、各スピーカーの位置からリスナーの耳までの距離の差から生じる音の到達時間のズレを音の信号を出すタイミングをスピーカーごとに何ミリセックとかわずかに変えることで補正する機能です。
ホームオーディオにはこんな機能はありません。カーオーディオ独特の補正機能なのです。
なぜこんな機能が必要になるかというと、運転席が左右のスピーカーから等距離に無いからです。
左右のスピーカーを結んだ線を底辺とした二等辺三角形の頂点にリスナーがいればこんな機能は要らないのですが、それには車内の正中線にリスナーが座る必要があります。
そんな環境を実現できる車はマクラーレンF1かミゼットぐらいではないかと。
車載オーディオ機器の中には付属のマイクを使って自動で測定しTAを調整する機能を持ったものもあるくらい重要です。
同じアンプとスピーカーを使っていても、未調整と調整済みでは音の輪郭の明瞭感が違ってきます。
よく、「音場の定位」とか「あたかも目の前で歌っているかのような」なんて言われるのは、主にこのTA機能を使って調整します。
いいですか。
トヨタ純正DAやDAプラスには、この機能はついていません。
そして、TA機能付きの社外品に交換することもできないのです。
② 逆相接続していて、スピーカー交換しても音がよくなりづらい?
ここからは自分で検証したわけではないので、「信頼できるサイトによると」ということになってしますのですが。
信頼できるサイトとは「emolog」。
福岡にある「エモーション」というカーオーディオ専門のプロショップのサイトです。
トヨタ専用DAをどうにか交換できる方法がないかとネットで探していたところ、こちらに行き当たりました。
専門的な話はビーノが説明するよりも、「エモログ」さんの詳しすぎるプロの解説をご覧いただいた方がいいと思います。
「トヨタディスプレイオーディオの致命的な音質的問題点、ナビ交換他で解消しよう!」
トヨタディスプレイオーディオの致命的な音質的問題点、ナビ交換他で解消しよう! | emolog (emotion-jp.com)
「トヨタ純正ディスプレイオーディオ、その音質的問題点の解決方法」
トヨタ純正ディスプレイオーディオ、その音質的問題点の解決方法 | emolog (emotion-jp.com)
それによると、
「トヨタ専用DAに限らず、多くの純正オーディオでは
一部の周波数を、片方のスピーカーだけ逆相にしている」
そうなんです。
詳細はリンク先に譲るとして、トヨタのDA(だけでなく、多くの純正オーディオも)は、先に描いたタイムアライメントのズレを片方のスピーカーの接続を逆にすることで簡易的に解決しようとしたわけです。
しかし、スピーカーの周波数特性は当然ながら機種によって違うので、
純正のショボいスピーカーから社外のそれなりのスピーカーに交換したとしても、
純正スピーカーの周波数特性に合わせて一部帯域のみを逆相化したままになってしまう。
そのため社外スピーカーに交換しても思ったほどいい音にならない。
・・・ということらしいのです。
しかも、この機能はOFFにできない。
そして、DA自体も社外品に交換できないというから困ってしまうのです。
外部DSPを接続したとしても、元の信号が一部帯域のみ逆相化という中途半端なことになっているため、キャンセルできないのだそうです。
オーディオプロショップに相談したところ、高性能の外部DSPを追加してプロのノウハウで調整すると、
純正DAでもいい音の実現は可能だそうです。
費用は機器代、工賃、調整含めて30~50万円だそうです。
プロのサウンドチューニング込みなので、お金が出せるなら、アリかもしれません。
トヨタのコネクティッドナビに課金するよりは生きたお金の使い方かもしれません。
しかしこれでも6年目以降ナビが使えなくなるので、コネクティッドナビへの課金も必要になります。
ということで、べらぼうな金額が必要になります。
だったらアルパインスタイルでお金払った方が、ナビも使えてまだいいんじゃないかと思います。
どっちにしろかなりのお金がかかる・・・。
トヨタ専用DAのメリット。通信圏外でもナビ継続可能。
「通信圏外でも40km四方の地図データを保持し、案内を続けることができる。」
これは大きなメリットですよね。
いやいや、世の中スマホの電波が行き渡っており、圏外になる場所なんてそうそうないじゃないですか。
考えられるとしたら、2つぐらい。
① トンネル内。特に首都高とかの分岐が複雑に連続するところで、たまにしか行かない土地勘のない場所の時。
・・・むっちゃ困るシチュエーションじゃん!!
② 山奥とか峠。
たとえばネットで見た絶景スポットに家族で観光に来ているとか。
辺鄙なところにある管釣りの近くまでは来てるんだけど入り口が分かりにくいとか。
ダムの駐車スペース探しとか。
一般人はそこまで頻回じゃないでしょうけど、ビーノがむっちゃ使うシチュエーションじゃん!
むしろナビを必要とする目的そのものじゃん!
③ 携帯キャリアによって電波が弱いところがある。
…特に楽天モバイルとか、格安SIM使ってる場合とか。
…通信費みたいな固定費を減らすのって、庶民の生活防衛節約術の基本のキじゃん!
村田さんの基じゃん!
安くて音が良い社外DAは、庶民の釣り好き兼業主夫には適合しないのか・・・。
他社も専用ナビ・DA搭載の流れ。
さんざんトヨタ車のDAをディスってきましたが、問題はトヨタに限りません。
ホンダも、日産も。モデルチェンジのタイミングで専用のナビが搭載される車が増えつつあります。
そうすると、機能の差こそあれ、「脱獄困難」ってことですか?
ていうことは、やっぱり、脱獄したくなるってことでよろしいでしょうか。
どうしたらいいのか?専用DAへの対策。
では、不能な専用DAにどう対応したらいいのか。具体的な方法を調べてみたので列挙します。
未検証ですので、くれぐれも自己責任でお願いします。
外部アンプ・DSP・タブレット使用、「純正ガン無視オーディオ」©エモーション
前述の福岡のカーオーディオ専門店 エモーション (emotion-jp.com)さんのブログで紹介されていた方法です。
要するに専用DAは外さないけれど、そこを通さずに外部パワーアンプとDSPに直接スピーカーをつないで音を出す。音源もDAを使わずにタブレットとかを使う。専用DAを通さないので変なエフェクトもかからない。というものです。納得ですよね!
デメリットがあるとすると、
① 異常に熱くなる車内に車載品ではない普通のタブレットを放置して故障や暴走しないか不安。
② 車内をWiFi化する必要があるため、月額¥1000ぐらいかかる。
ということです。
エモーションさんのブログにはその他の方法も解説されていて、大変参考になります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
↓
トヨタ純正ディスプレイオーディオ、その音質的問題点の解決方法 | emolog (emotion-jp.com)
アルパイン BIG-X純正移設パッケージ
ノア/ヴォクシー、アルファード/ヴェルファイヤに限られますが、アルパインからついにトヨタ専用DAの移設パッケージが出ました。
何といってもナビ・オーディオメーカーが公式に出しているので、正攻法であることが大きなメリットです。音質、機能としても文句なし。
デメリットとしては、2つ。
ひとつは今のところアルパイン直営ショップ「アルパインスタイル」のみの対応であること。
もう一つは、価格ですね。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
↓
【朗報!】90系ノア/ヴォクシー対応アルパイン製社外ナビ降臨!トヨタ専用DAからの脱獄!純正ディスプレイオーディオ移設BIG-Xナビ装着パッケージ。
OEM車、スズキ・ランディに社外ナビ
90系ノア/ヴォクシーには専用DAの呪縛がついて回るのなら、OEMの同一車を別メーカーから購入してしまうという手もあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
↓
釣り好き兼業主夫の車選び⑧ランディ編。ノアに社外ナビ付けたい人必見!トヨタ純正ディスプレイオーディオ嫌い派に捧ぐ大穴、その名はスズキランディ!
アルパインのBIG-Xかカロッツェリアのサイバーナビか。
社外ナビを付けるなら、今のところ候補はこの二つ。
アルパインのBIG-Xシリーズか、カロッツェリアのサイバーナビ。
機種はアルパインの場合、
11インチフローティングのメカレスモデルXF11NX₋LLか、
7インチワイドのNWNX2、
カロッツェリアの場合、
AVIC-CW912Ⅱ(7インチワイドモデル)。
細かなモデル名が多すぎて書き切れないので、選定理由とかは追って書こうと思います。
BIG-DAはランディに適合取れていない。
従来型ナビのビッグXに対して、アルパイン製ディスプレイオーディオであるBIG₋DAはどうでしょうか。
アルパインさんにに問い合わせたところ、早速回答をいただきました。
なるほど。マイナー車種の辛いところですね。
とはいえ、付けられないと断言された訳ではないと思うのですが。
ランディにはオーディオレス仕様があり、BIG-DAも1DIN(メカレス)、2DIN(CD/DVD付き)サイズで幅広い車種に適応しているので、設置スペース的には問題なさそう。
問題になるとしたら、車種別ハーネス(配線キット)が存在しないこと。
その辺はスズキのディーラーさんか電装屋さんに何とかしてもらうしかないでしょう。
その後、スズキのディーラーさんから問い合わせてもらい、
埋め込み型なら7インチワイドまで、もしくはフローティングタイプならば取付可能との回答をいただきました。サイバーナビも同様だそうです。
まとめ。まとまらないので継続検討!
すみません、まとまりませんね。
いや、このテーマは奥が深すぎて、とても一つの記事で収まるようなもんじゃなかったみたいです。
決してビーノが脱線しまくったからじゃなく・・・
いつもはそうですが。
たぶん、続く!
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