眼鏡の釣り人には避けて通れない、偏光グラスと老眼問題。
釣り人にとって必需品といわれる重要アイテム、「偏光グラス」。
おそらくあらゆる魚種・釣種の釣り人が愛用しているのではないでしょうか。
一方、眼鏡を常用する釣り人には、視力矯正用の眼鏡と偏光グラスをどう両立させるかという永遠の課題が付きまといます。
さらに、人には加齢とともに「老眼」という生理現象がやってきて、
手元の細かいものが見づらくなります。
釣り人にとって最も困るのが、細い糸を結びづらくなること。
バス釣りではハードルアーの場合20lb(5号)とかを使っている分にはさほどの問題はありませんが、
エリアトラウトやフライ、アジメバル、ワカサギなど、繊細な釣りで細い糸を使う釣りでは、
老化の影響をヒシヒシと感じざるを得ないのです。
究極は「小さなビッグゲーム」タナゴ釣りですが、
ビーノは子供の頃やったきりでもうやる気にならないですね。
死んだ親父は偉かったなぁと、今になって思いますね、釣りに関しては…。
前も書いたような気がしますが、ブラピの出世作といわれる映画
「リバー・ランズ・スルー・イット」の冒頭で、
フライのティペットが結べなくて苦労する、主人公であり原作者のノーマン・マクリーンの手を演じていたのは、他ならぬ監督ロバート・レッドフォードその人の手であったという・・・。
いや、これ泣くよね。釣り人なら泣くでしょ。歳食ってから見直したらまた泣くかも。
PE導入!バベルで挑む!川越水上公園プールトラウトのタックル②ライン編
そうそう、偏光グラスと老眼問題でした。
近眼だけであれば、予算さえ許せば度付き偏光を作ることが最適なソリューションであるというのが前回記事の結論でした。
しかし。
せっかく近眼に合わせて度付き偏光を作ったとしても、
寄る年波には勝てず老眼になる日はきっとくる。
そうすると、近眼に合わせた度付き偏光を掛けていると、裸眼以上に細いラインが結べないのです。
これはもう、泣くよね。釣り人なら泣くでしょ。
ラインが結べないということは、1人で満足に釣りができないということです。
自立した釣り人でいられなくなってしまう、釣り人としてのプライドと存在に関わる大問題じゃないですか。
これはもう、釣れる数とかサイズとか釣り方のこだわりとか、
そんなこと些末に思えるくらいの根源的な大問題なのです。
古来、釣りと名の付くもので糸を使わない釣りはないのですから。
全釣り人にとって、とにかく何とかしなくてはいけない重大な事態なのです。
川越水上公園プールトラウトバベル修行④釣りの歴史を塗り替えたかもしれない日。2021.12.7
老眼になると近眼用の度付き偏光では見えなくなる。
どんな場面で困るようになるのか、もう少し具体的にというと、
① 細いラインが結べなくなる。
先に書いた通りですが、無色透明の3lb以下とかは、ホントに見えなくなります。
縦釣りを始めて色付きのフロロやPEを使うようになったときはこれで少しは楽になるかと期待したんですが、
リーダー必須になったので変わらないというか、むしろノットが複雑になったような・・・。
摩擦系ノットとか、マジで無理です。
なので雄大先生が「電車結びのPE側6回、リーダー側4回回しで良い」と教えて下さったときは、
マジで神かと思いましたよ。
あと、糸の見やすさって、背景によってかなり変わりますね。
自宅のテーブルの木目の上とか、プールサイドの粒々の上とかは非常に見づらいですが、
百均で黒単色のクリップボード買ってきてその上で結んだら、
かなりマシになりましたよ。
ホントは薄い無地の下敷きが携帯に便利なんですけど、見つからず。
そして近眼用の度付き偏光してると、さらに見えないのです。
理由は2つあって、
ひとつは視界が暗くなること。
2つ目は遠くを見るために近眼用のレンズでピントを遠くに合わせているので、
どうしても手前にはより合わなくなってしまうのです。
じゃあ結ぶ時だけ度付き偏光を外せばいいじゃないか、
という理論が成り立つと思います。
確かに外した方がマシではあるのですが、
外したら外したで、乱視の矯正が無効化されてしまうので、
やっぱり遠近両用メガネをしていた方が見やすいような気がします。
裸眼にルーペをしてもぼやけてよく見えないのと同じ理屈だと思います。
② スマホの文字が見えなくなる。
偏光レンズを通すと性質上液晶の画面は黒っぽく潰れて見づらくはなるのですが、
それに輪を掛けて
LINEの文字ぐらいならまだ何とか見えることもありますが、
PDFでA4の文書のちっちゃくなったのとか、ましてや写真に撮った文字とか、
全く見えませんっちゅうの。
こちとら休みで釣りしてんのに、
妻や職場からLINE入ったら緊急の要件じゃないか心配になるから、
一応は見ようとするじゃないですか。
でも、さっと見えないわけですよ。
そのたびに偏光ずらして、乱視の裸眼でどうにか見える位置を探すわけです。
プールトラウトならまだしも、足場の悪いぬかるんだ釣り場やましてや狭いフロボ上で余計な動きをして、
スマホか偏光落っことして水没させたら大損害じゃないですか。
③ 取説、パケ裏等の細かい文字が見えなくなる。
・・・略。
④ リールの整備でパーツが見えなくなる。
・・・略。
結論。コスト度外視ならタレックスの度付き遠近両用がベスト。しかしコストかかり過ぎ問題。
前回の度付き偏光の記事の結論、
普段から近視用のメガネをしている眼鏡使用者の釣り人は、
「予算が許す限り、タレックスプロショップで度付き偏光を作るのがベスト」
でした。
2本目3本目のタックルを買うよりも重要な投資だとも書きました。
今回の結論も、一般論としては同じです。
普段から遠近両用メガネをしている眼鏡使用者の老眼釣り師は、
「予算が許す限り、タレックスプロショップで遠近両用の度付き偏光を作るのがベスト」
同じなんですが、掛かるコストが問題なのです。
遠近両用偏光のコスト問題。
度付き偏光はコストがかかります。
前回記事でも書いたように、
偏光レンズのトップブランド、TALEXの度無しレンズの標準価格は¥13,200。
それが度付きだと¥33,000、なかなかな金額です。
さらに遠近両用になると¥41,800。
いずれもフレーム代は別ですからね。
フレームを含めると5万~6万というヤバい金額になります。
ハイエンドのロッド1本分ぐらいでしょうか?
ステラやイグジストよりは安い!
…という金銭感覚の人は、富豪なので普通に買えばいいと思います。
リールの話でも書きましたが、お金は使える人はどんどん使ってくれた方が良いと思います。
経済が回るし普及すればスケールメリットで価格も下がって我々にもチャンスが来るかもしれませんからね。
ビーノは普段用のメガネにはやむなくそれぐらいのお金を掛けましたが、
それに加えて釣り用の遠近両用偏光にも同じぐらいかけるとなると、
ちょっと軽く鬱になりますね。
ビーノがメガネを変えてよりビーノ顔になった話。釣り人の老眼と遠近両用メガネ問題。
あと、ちゃんと遠近両用の実績のあるお店で作ってもらいましょうね。
こことか。
↓
TALEX PROSHOP 宅配のめがねやさん
老眼の釣り師における偏光グラスの選択肢。
普段から遠近両用眼鏡を使用している釣り人は、
遠くを見るための近眼用の視力と、
手元を見るための老眼用の視力の両方を確保した上で、
偏光グラスを掛ける必要があるわけです。
そのための方法としては、いくつか選択肢があります。
(前回記事のアレンジとなっています)
1.遠近両用の度付き偏光グラス
一番最初に思いつくのが、遠近両用の度付きの偏光レンズを入れた偏光グラスを作ることでしょう。
遠近両用偏光のメリット
遠近両用の偏光グラスをするメリットは、
普段の遠近両用眼鏡と同じ度数で、遠くも手元も見える快適な視界が得られること。
もちろん、フレームはほぼほぼ制限無く好きなだけ選べます。
遠近両用偏光のデメリット
しかしデメリットも実はいろいろあって、
- 掛け外し、携帯が面倒。
- コストがかなり掛かる。
遠近両用偏光は、近眼専用の度付き偏光以上にコストがかかります。
偏光レンズのトップブランド、TALEXの度無しレンズの価格は¥13,200。
フレーム代が別にかかりますが、得られる効果を考えれば決して高くはない価格だと思います。
2本目、3本目のタックルを買うよりも偏光グラスが先です。
それが度付きだと¥33,000、なかなかな金額です。
さらに遠近両用になると¥41,800。
今回ももちろん、フレーム代は別ですからね。
ちょっと思い切りが必要なくらいのヤバい金額になります。 - 度が変わると作り直し。
残念ながら、メガネの度は変わります。
ましてやビーノのように中年後期に差し掛かって老眼が進行中だったりすると、
1〜2年で合わなくなってしまうこともあります。
そうすると快適な視界を保つにはレンズ交換が必要になりますが、その度に遠近両用偏光の高いレンズ代が出ていくのは痛すぎます。
だって、度が変わっているってことは、偏光以前に普段の眼鏡のレンズも交換しなければならず、ダブルで出費がかさむ訳ですからね。
2.オーバーグラスタイプ
遠近両用偏光の次に考えられるのが、普段用の遠近両用眼鏡の上からサングラスを掛けられる、
「オ-バーグラス」と呼ばれるタイプです。
オーバーグラスのメリット3選
オーバーグラスタイプのメリットは、
① 掛け外しの手間が無い。
文字通り眼鏡の上から掛けられるため、
眼鏡を外す必要がないこと。
運転中やボート上で、ケースから出してそのまま、2アクションで掛けられるメリットは大きいと思います。 また、外した眼鏡を携帯する必要はなく、落としたり失くしたり、うっかり車内に放置して熱でやられる心配はありません。
② 経済性
もう一つのメリットは経済性です。
単純に遠近両用偏光よりかなり安いのです。
度付き偏光の項で書いたように、同じタレックスで比べてもその差約3万円。
もちろん、サングラス側には度が入っていないので、眼鏡の度が変わってもそのまま使用可能です。
しかも、偏光レンズの質にこだわらなければ数千円の既製品もあります。
コールマンのこのシリーズはコスパが良くて評判らしいですね?知らんけど。
③ 花粉防止
あと、次に出てくるクリップオンタイプに無いメリットとして、
ゴーグルタイプだと花粉や強風時の砂埃を避ける効果もあります。
オーバーグラスのデメリット4選
オ-バーグラスタイプのデメリットとしては、
① 見た目
デザインに制限があること、どうしてもゴツくなること。
② 重量感
・眼鏡とダブルになること
・眼鏡を覆うために大きくなりがちなこと
・重心が前にかかること
の3点から、掛けていて重く感じやすいという欠点があります。
③ メガネのサイズを選ぶ
これが意外と盲点なのですが、
偏光の下に掛ける普段用のメガネのサイズが大きすぎると適応しない場合があります。
だいたい、横幅145mm以上のメガネは不適合という者が多いですが、
140mmとか、縦幅45mmまでとか、いろいろあるので確認が必要です。
ビーノの前のメガネは細長い面長の顔型をカバーするために横長だったのですが、
オーバーグラスの適応サイズを超えていたために使用できませんでした。
購入時は必ずメガネの上から試着し、もしも通販で買う場合は適合サイズと測定方法をよく確認しましょう。
④ 見え方が不利。
肝心の見え方もレンズが2重になる分、レンズ1枚の遠近両用偏光に比べるとどうしても不利になります。
これが一番の問題ですが、遠近両用偏光のコストと天秤にかけて、
どちらを重視するかで選ぶということになるでしょうね。
3.クリップオン(フリップアップ)
普段のメガネの上からクリップで挟んで偏光レンズを固定する方式です。
大抵の場合、フリップアップといってレンズを跳ね上げる方式も併用しています。
クリップオン式のメリット4選。最大のメリットはフリップアップで手元が見られること。
① フリップアップできる。
クリップオン式の最大のメリットは、多くがフリップアップ機構付きで跳ね上げることができること。
クリップオン -TRUEVIEW® – TALEX online store
偏光グラスが無い方が良い時は、
偏光を外さなくても跳ね上げて一時普段用の遠近両用眼鏡のみで見ることができます。
特に、手元の細かいものを見るときに有効です。
これが近眼のみの場合と比べて、より重要性が高くなります。
特に頻度が高いのが、早朝の暗い時間にガイドを通したり、細いラインを結ぶ時。
いちいち偏光を外してどこかに置いたり、落下水没の危険を心配しながら作業しなくて済みます。
また、遠近両用偏光の場合、外したら裸眼で乱視の矯正も無い状態になりますが、
フリップアップした状態だと下の普段用のメガネ(遠近両用)をしている状態なので、
普段と同じ視力で見ることができます。
特に乱視が強い人には嬉しいのではないでしょうか?
もちろん、
車のナビ画面、魚探の液晶画面やスマホの画面を確認するとき。
どれも偏光グラスを外さなくても跳ね上げて一時的に手元や液晶画面を見ることができます。
運転中トンネルに入った時も同様ですね。
加齢とともに老眼とは別に暗いところで見づらくなるという現象もあるので、
これも地味に魅力的じゃないですか?
なんかこの記事書いててクリップオン式に傾いてきたぞ。
その他のメリットは以下の通りで、近視用の時と同じになります。
② 安い。
遠近両用偏光はもちろん、オーバーグラスと比べても価格が安いです。
遠近両用偏光>オーバーグラス>クリップオンという傾向があります。
ツルも無ければ強度を出すのにコストがかかりそうなツルの根元の蝶番部分とかも無く、
安いものだとフレームそのものが無いものまであるので、
削ろうと思えば一番コストを削りやすい構造ですから当然ですよね。
③ 度が変わっても買い換え不要。
オーバーグラスと同様、度のついた普段用のメガネに偏光レンズを重ねるだけですから、
度が変わっても偏光グラスはそのまま使えます。
④ メガネのサイズを選ばない。
オーバーグラスでは眼鏡のサイズを選ぶのに対して、
クリップオン式は眼鏡の前にぶら下げるだけなので、
基本的にどんなサイズのメガネにも適応します。
ただしあまりにもはみ出していたりするとカッコ悪いのである程度は合わせた方が良いでしょう。
クリップオン式のデメリット
対してデメリットは以下の通り。
① 見え方がイマイチ。
ビーノ自身が体験したわけではなく、詳しい方に聞いた話なのですが。
イマイチの理由は、クリップの構造上、どうしても
偏光レンズとメガネレンズの間に数mmの隙間ができるため、光が入ってしまうのだそうです。
これはまあ、言われてみればそうでしょうね。
オーバーグラスもレンズが2重になりますが、多くがゴーグルタイプで周囲からの光をシャットアウトするようになっているのに対して、
クリップ式はむき出しのため横から上から反射光が入り放題になりますからね。
他のタイプでもそうなのですが、クリップオン式をするときには特に、
帽子のつばなどで上からの光を防ぐことが必須になるのではないかと思います。
帽子の重要性についてはこちらの記事で。
↓
知られざる名作!実力派アングラーKenDさん特製DeeeP STREAMオリジナルキャップの魅力!
そのため、見え方のランクとしては
度付き偏光>オーバーグラス>クリップオン
となるそうです。
ついでに見た目の良さでも
度付き偏光>オーバーグラス>クリップオン
しかしコスト面では逆に
度付き偏光<オーバーグラス<クリップオン
となるそうです。
まあ、言われてみれば納得ですよね。
4.度無し偏光グラス+コンタクト
さて、近眼用の度付き偏光の記事では、
度無しの偏光グラスと使い捨てコンタクトレンズを併用することを、
「遠近両用偏光のメリットをそのままに、コスト面のデメリットを解消する方法」として
紹介しました。
その際、デメリットとしては「睡眠不足の目に入れづらい」ことを挙げましたが。
遠近両用の場合、別の問題も発生します。
それは、
「近視・乱視・老眼に高次元で対応する1Dayタイプの使い捨てコンタクトが無い」
ということ。
乱視に対応する1Dayはあるのですが、さらに老眼にも対応する1Dayが無いのですよ。
2ウィークならあったような。
普段からコンタクトをしている方ならば問題ないのかもしれませんが、
このシリーズの大前提が、普段は眼鏡を使用している人を対象にしていますからね。
2ウィークタイプならあるようなのですが、
普段は使わないのに2週間用を使うのも不経済だし、
1Dayと違ってお手入れ用品も必要だし、手間もかかります。
ただでさえコンタクトに不慣れなんだから、
コンタクトがなかなか入らなくってめくれたり落としたりして何枚も消費したら、せっかく費用のメリットがあったのに無くなっちゃいませんか?
スキーの時はコンタクトをしていると書きましたが、
それは釣りの時ほど手元の細かいものを見る必要がないから。
近視と乱視用のコンタクトだけで、何とかなっているのです。
スマホでLINEの文字はぼやけるしPDFとかは見えませんけど。
ということで、近視乱視老眼トリプルの場合、
使い捨てコンタクト+度無し偏光はオススメできないのです。
5.度無し偏光グラス+レーシック
前回の記事で、レーシック+度無し偏光レンズも真剣に考えたけれどやめたと書きました。
ビーノの場合メリットがないと判断した理由は、老眼には効果が無いからです。
レーシックは、調べたところ、
老眼には効果が無いものの悪化させることもなく、影響を与えないらしいです。
しかしネット上等でレーシック後に老眼が酷くなったという口コミがあるのは、
遠くがよく見えるようになり、手元は変わらないので落差が酷くなる、
結果としてより手元の見づらさを強く感じるようになる、ということらしいです。
参考:品川近視クリニックhttps://www.shinagawa-lasik.com/column/column-presbyopia.html
これで何故自分に適さないと判断したかというと、
今回偏光を見直しているそもそもの理由は、
度付き偏光をした状態で手元の細かいものが見づらくなったから。
もし仮にレーシックで近視や乱視が改善して、度無しの偏光でも遠くが見えるようになった場合でも、
老眼は改善されないので、細いラインを結ぶ時には老眼鏡がいることになります。
ということは、
偏光を外す
→安全な場所に置く
→老眼鏡をかける
→ラインを結ぶ
→老眼鏡を外す
→偏光をかける
→老眼鏡をしまう。
という、一連のタスクが必要になります。
メガネしてた時と変わらないんじゃ?
さらに釣りの時以外の方が時間は圧倒的に長い訳ですが、
スマホやPCの細かい文字を見るのには老眼鏡がいる訳で、
そうするとむしろ、遠近両用メガネしてた方が老眼鏡掛け外しするより楽なのでは?とか思っちゃう訳です。
じゃぁ遠近両用レンズの上側を度無しの伊達メガネ状態にして、下側の手元用の度だけ入れておけば良いのかもしれませんね。
でもそうすると遠近両用してるのと何にも変わらないですし、
何なら一回メガネを作り直すコストまで余計にかかってますからね。
何のメリットもないです。
あるとすれば、大災害や戦争でメガネが手に入らなくなった場合のサバイバル能力が上がるくらいですね。
まぁ、重要っちゃぁ重要なんですが、その効果を実感する頻度はかなり低い。
いやむしろ限りなく低くなくっちゃ困るんです。
ということで、老眼釣り師にレーシックは無しですね。
結局何がいいのか?
やっぱり遠近両用の偏光をタレックスプロショップで作ってもらうのが一番なんでしょう。
ネックはコスト面で、
フレーム込みだと6万ぐらいはかかりますし、
老眼が進むと合わなくなる可能性が高いですけど。
なので、視力が安定するまでは、
オーバーグラスタイプかクリップオン式の安いものでつなぐのもアリじゃないかと思って、
いろいろ物色しているのです。
その場合、できれば遠近両用偏光には無いメリットがある方が嬉しいなぁと考えると、
フリップアップ機構が付いたものが良いのではないかと、記事を書いていて思いました。
これとか。
つなぎに徹するんなら安いのが一番という考えもあります。
コレとか。安っ。
↓
絶対的な見え方は余計な機構がない方がレンズ間の隙間ができなくて良いと思うんですけどね。
タレックスオリジナルのオーバーグラス、クリップオンタイプもあります。
それなりの値段はしますが。
オーバーグラス -TRUEVIEW® – TALEX online store
クリップオン -TRUEVIEW® – TALEX online store
タクメガさんこと宅配のめがねやさんのオリジナルも良さそうです。
何と、自分のメガネの形に合わせてオーダーメイドで作ってもらうことも可能だそうです。
クリップオンタイプの「眼鏡と形が合わなくてはみ出しててカッコ悪い感」
が解消するという、画期的な逸品ですね。
ただし、縁が無いので耐久性は縁有りに比べると落ちるかもしれませんね。
(実際に使ったわけではありません。)
ふちなし前掛けサングラス +【伊藤光学偏光レンズセット】
↑
こちらは伊藤光学というメーカーのレンズですが、タレックスよりも安くなります。
もちろんタレックスレンズでも作れます。
シーザーフリップ前掛けサングラス +【TALEX偏光レンズセット】
↑
こちらのシーザーフリップというタイプは、
フリップアップ機構はついていなそうですが、
その分スッキリしていて軽量、眼鏡との密着感も良さそうな印象です。
実物見てみたい、と思いつつ3、4年経過したかな・・・。
どんでん返し?タクメガさんの伊藤光学製 偏光レンズは安い??
数年前に調べた時の記憶を遡って、
宅配のめがねやさん、通称タクメガさんのクリップオンタイプのリンクを貼ったのですが・・・。
その際、かなり気になる情報が目に入りました。
「伊藤光学」さんというレンズメーカーの偏光レンズです。
伊藤光学偏光レンズとは? – TALEX PROSHOP 宅配のめがねやさん
以前見た時も「ナイトオレンジ」という夜釣り・夜の運転用のレンズが面白いなと思っていたのですが、
チェックしていないうちにタクメガさんオリジナルのレンズカラーが非常に充実しており、
王道のタレックスにも負けないラインナップになっていました。
そしてその価格が、何と・・・
え??
度無し¥9,900?
度付き¥19,800??
遠近両用は\30,800と安くはないけど、
それでも¥41,800のタレックスより
¥11,000も安い!!
散々今まで度付き偏光は高い、
遠近両用偏光はもっと高くて手が出ないって言ってて、
オーバーグラスかフリップアップ式買うつもりだったのに、
ここで大どんでん返しですよ!!
これなら、ヴァンフォードよりちょっと高いくらい、ルビアスぐらいの価格帯ですね。
フレーム代入ってないですけど。
今ある度付き偏光のフレームを生かしてレンズのみ入れ替えるなら、
手が出なくもないですね・・・。
悩みます・・・。
このサイトが儲かってるんなら経費で落としてレビュー記事書けばいいんでしょうけど、
赤字のサイトじゃ経費とか関係ないですからね・・・。
タクメガさん行ってみようかなぁ。
高速代かけるともったいないなぁ・・・。
まとめ。安く上げるのか見え方を重視するのか。
まとめると結局、全てはコスパという身も蓋もない結論に落ち着いてしまいました。
そりゃそうか。全ての買い物は結局そうなんですよね。
ただ、同じお金をかけるのでも自分の求めていることが何なのか、
ちゃんとわかった上で掛けるべきところに掛けて、
さほど重視していないところは節約していきたいですよね。
と、くだらないこだわりのある釣り好き兼業主夫のビーノ(貧乏ではないが庶民)は思うのです。
嗚呼、いろいろ買って試しました記事でPV取れる身分になりたい・・・。
コメント